HOME > 書評 > 日本文学 > 日本文学 2021/9/4 小説 日本文学 書評 暴力に支配された辛い記憶、それでも生に向かい、そして見た光【... 幼い頃に大人による壮絶な暴力を受けた子供、その子供は大人になりながら、記憶の中にある、心に残る暴力の記憶と向き合いながら生きる。暴力を受けた若者の心を実に繊細に描く作品です。暴力がどれほど人の心を乱し、壊し、支配していくか、その中でも希望という光を見つける。深く考えさせられる作品です。 2021/9/4 サスペンス ドラマ・映画化 小説 日本文学 書評 なぜ、娘は死んだのか!娘を奪ったアイツを絶対に許さない!【罪... 兄弟の優しさを思い出させてくれたのは、父が残してくれた一挺のバイオリンだった。バイオリンのルーツをたどるために旅に出た弟は、旅先でである人たちの心にふれ、家族、兄弟の本当の優しさ、絆を思い出す。その思いは幼い頃からずっと変わっていない。それを思い出した時、弟の口からでた言葉に涙します。 2021/4/25 小説 日本文学 書評 兄弟をまた繋いだのは父が残した一挺のバイオリンだった【茨の木... 兄弟の優しさを思い出させてくれたのは、父が残してくれた一挺のバイオリンだった。バイオリンのルーツをたどるために旅に出た弟は、旅先でである人たちの心にふれ、家族、兄弟の本当の優しさ、絆を思い出す。その思いは幼い頃からずっと変わっていない。それを思い出した時、弟の口からでた言葉に涙します。 2021/1/27 小説 日本文学 書評 人類滅亡!残された時間で人は本当に生きる意味と出会う【滅びの... 「地球に小惑星が衝突します!」人間が経験したことのない世界を背景に、人は自分が生きるという、幸せという本当の意味を探し始めます。人類滅亡までの短い時間に、人は生きる意味が何かを見つけ出せたのか。凪良ゆう先生、本屋大賞受賞後の待望の一冊! 2021/8/24 ドラマ・映画化 小説 日本文学 書評 手に入れた「愛」と手放してしまった「愛」【朝が来る】 実の子供が出来ない夫婦と、幼くして子供ができ出産し、その子を手放してしまった母親の人生を描いた作品です。「特別養子縁組」という制度を利用してつながった二人の母親。色々な家族の形、絆、そして葛藤を描く。現代の日本の社会が抱えている問題に踏み込んだ作品。今の家族の幸せの形、希望を追い続けた人間が見た光、その光に感動します。 2021/1/10 小説 日本文学 書評 「ひと」のあたたかさがあるから前にすすめる【ひと】 辛い経験をした若者が、ある町でちょっとした出会いを経験する。その出会いから、その若者の人生は優しく温かい日常へと変化していきます。その日常に包まれて、一人の若者が人生を前向きに生きていこうと考えを変化させていきます。ゆっくりとした流れの中に、若者の優しい情熱が感じられる作品です! « Prev 1 2 3