
こんなタイトルを見たら読みたくなるに決まってる!
今のネット時代でも、人と会わずに生活することは難しい。必ず会話が必要となる。
そんな会話の中でも、相手にこの人は頭がいいなぁと思われたり、いろいろな場面で円滑なコミュニケーションで物事を上手く運びたいなど、上手な会話が出来たらいいなぁと感じることも多いでしょう!
そんな方にお勧めの1冊がこの作品!
- ビジネスシーンなどで会話や交渉する機会が多い人
- 人間関係などを良好に保ちたい!揉めたくない!と思っている人
- コミュニケーション能力を上げたい人
こんな思いを持っている人に、おすすめの作品です!!


「頭のいい人が話す前に考えていること」を読んで
まず表紙を開くと、この作品の内容をまとめた「頭がよくなるシート」があり
そしてその次のページには「この本を読むとだれでも”頭のいい人”になれる。」という嬉しい言葉が!
そうなりたいと思っている人にとっては、もうこの時点で惹きつけられてしまう!
期待しながら読み進めていくと、頭がいい人が話す前に考えていることをまとめた、「7つの黄金法則」というものがどういうものか、簡潔に分かりやすくまとめている。
次は、思考をもっと深めて頭がいい人になるための思考法を「5つの思考法」として、これもまた簡潔に紹介している。
大きくはこの2部で構成されている作品で、紹介されている法則や思考法など、実践・行動しやすいように紹介されているので、読んでいてとても身近に感じられる。
よんだらすぐにでも実践してみようと、前向きな気持ちになれる!
それではここからは、
私、読旅が本書を読んで、重要と感じたり、印象に残った部分を挙げて紹介していきます。
興味がある方はこのまま読み進めてみてください!

それではここからは、
私、読旅が本書を読んで、重要と感じたり、印象に残った部分を挙げて紹介していきます。
興味がある方はこのまま読み進めてみてください!
ただ考えるではダメ!思考の質を上げろ!!

「思考の質」という言葉にハッとさせられて、自分がどんな思考をしているのかを、改めて考えてみた。
これまでは、いろいろな情報を頭の中に入れて、沢山考えていた。
そんな感じで、それでいいんだと思っていたが、ちゃんと考えるということを思って、考えると思考の量ではなく、思考の質という部分に考えが及ぶようになる。
これは重要なことで、いくら考えてもその思考がムダなことである可能性もある。
同じ思考、考えるであれば、思考の質にこだわって思考の時間を持つことが重要。
若い頃は大いに沢山考えればいいが、ある程度の年齢を重ね、ビジネスでもそれなりの地位にあれば、思考の量よりも、質にこだわっていくべきである。
知的と信頼をもたらす黄金法則!!

本書の第1部で紹介する「7つの黄金法則」。
頭のいい人が話す前にはやっていることには法則があって、その法則を身につければ、頭のいい人、知的というイメージと同時に信頼も得られる。
本書で読者に伝えたいことの1つにはこの7つの黄金法則があって、その7つについて簡潔にまとめていて、この法則をしっていると知らないとでは、これからのコミュニケーションが大きく違ってくると感じた。
感情的なときは気を付けろ!

これは私自身も身をもって経験したことがあり、本書でも同じことが紹介されていて、実に納得いくものでした。
プライベートでも、ビジネスシーンでも、感情的になった状態で重要な決断や判断をしてはいけない。
自分では正義感をもって、その決断や行動をしたと思っていても、実は周りは冷静に判断していて、自分でっ自信をもって行動したことが、後に徐々にあれ?という事態になっていく。
一時的な感情、特に怒りの感情の場合は、すぐさま判断して行動するのではなく、一呼吸おいてから冷静になって考えて行動して欲しい。
感情的になった時にだした判断は、間違っていることの方が多いのは経験から考えても納得できる。
頭がいいかどうかは自分で決めることじゃない!!

頭がいいかどうかは、自分で決めることではなく、周りの人や会話をした相手の人が決めるというか感じることです。
多くの経験や勉強をしてきて、自分の中でも自分のことを頭がいいと感じることもあるでしょう。
でもそれは、自分の中でいくら思っていても、何の指標にもなりません。
頭がいいかどうかは周りがそういうイメージを持って、それが自然と浸透してくものだと考えていた方がいい。
自分のことを頭がいいといくら周りに公言しても、それは逆効果になることが多い!
相手のとってためになるかを考えろ!!

会話をするときに、大切な事は、相手の話を聞くことだと言われている。
聞き役に回るというのは意外と難しいことで、どうしても自分のことを話したくなってしまったり、相談を受けている場合なら、何らかのアドバイスをしてしまうこともある。
これは私にもよくあることなので、この考え方は印象にのこりました。
どうしても話したくなった場合には、その言葉が相手のためになっているかを考えてから発言する。
自分の考えだけで、自分の主観で話しているのであれば、それは相手のためにならない可能性が高い。
その場合は、発言する前に、それは本当の相手のためになることなのかを考えて発言しよう!
カリスマは承認欲求を満たす達人!!

なるほど!と思った言葉。
カリスマと呼ばれている人って、周りの人たちの承認欲求を満たす達人。
つまりカリスマと呼ばれる人と話すと、話した人は自分の承認欲求を満たされているということで、その人と話すととても気持ちがいいという感覚になっているのだ。
確かにカリスマから醸し出される雰囲気的な部分も相まってということもあるだろうが、会話で相手の承認欲求を満たして、夢中にさせているということも考えられる。
相手の話を聞き、相手のためになることを話す。
相手を認めて、自分は認められている必要とされているという感覚になる。これが、カリスマと呼ばれるに至るまでに、カリスマたちが実践していた会話の方法なのだろう!!
まずは本質を見抜け!!

何事でも本質を見抜くことは重要。
物事の本質を理解しない状態でそれを進めると、結末が検討違いな方向へ行ってしまうこともある。
ビジネスシーンでもこの本質を理解して仕事をするということは、とても重要なポイントとなる。
会話でも同じことが言えて、本質を理解しないまま、会話を進めていくと、何を話しているのかよくわからない、そもそも何のために相談していたのかなど、最終的な落としどころが見えなくなってしまう。
本質を見抜き、それを理解して会話をすすめていけば、相手も話したことでスッキリするし、この人は理解力があって頭がいい人なんだなぁと思うだろう。
事実とはなにか、意見とはなにか!!

事実とは何か、意見とは何か。
まずはこれをしっかり理解する必要がある。
本書で挙げている例が非常に分かりやすく、しかもこれはビジネスシーンで頻繁に起こっていることだとガツンと来ました。
人の話を聞いて、そこに自分の主観で思い込んだことを含めて他の人に話すことで、それは「意見」に変わってしまっているということに気付いてない人が実に多い。
事実というのは、その人が話したことをそのまま伝えるということで、そこに自分の意見を盛り込んではいけない。
よく思い出して欲しい。
誰かに他の人から聞いたことや見たことを伝えるときに、そこの自分の気持ちや主観が盛り込まれていないだろうか。
そうなっていたら、事実は相手に正確には伝わっていない。
これは頭がいいか悪いかということ以外にも、もしかした嘘を伝えてしまっているかもということも理解しておこう。
考えていることを上手く言語化する!!

思考回路を言語化する。
一体どういうこと?と思いましたが、これはつまり、自分が思っていることや表現したことを上手く言語化するということです。
私がこうやって読了後の書籍の感想を文章でアウトプットしているのも、これと同じことです。
上手くできているかどうかは別として、自分が考えたことや、ブログ内の画像を作った時になぜこうしたのかなど、アウトプットに至るまでの思考を上手く言語化する。
プロフェッショナルと呼ばれる人たちの多くが、自分の思考を上手くアウトプットしています。
自分の思考を上手く整理できている証拠です。
「頭のいいひとが話す前に考えていること」を読んで!まとめ

頭のいい人が話す前に考えていること!こんなタイトルを見たら絶対に読みたくなる!
そんな感じで読んでみた結果!
この作品では、人が話す前にどんな思考回路で話しているかの例を挙げて、分かりやすく解説しています。
頭のいい人の話す前の考え方など、具体的に解説してあるため、明日からでも行動しやすい!
そして、継続、習慣化する価値があると思えました。
この思考法を頭に入れて、人と会話することを続けていけば、高度なコミュニケーション能力を身につけることができ、ビジネス面でも大きなメリットを得られると感じました。
また私もそうだが、読書の後にアウトプットを習慣にしている人も、本書の思考法でアウトプットの質を高められると感じました。
「頭のいい人が話す前に考えていること」はこんな方ににおススメ!
ここまで「頭のいい人が話す前に考えていること」について感想をまとめてきました。
最後に、本書はどんな方にお勧めの本なのかを挙げてみました。
- ビジネスシーンなどで会話や交渉する機会が多い人
- 人間関係などを良好に保ちたい!揉めたくない!と思っている人
- コミュニケーション能力を上げたい人
ネット時代になって会話というコミュニケーションが減ってきている今。
それでも会話の重要性がなくなったわけではありません。この思考をもって会話を一つのスキルとして活かしていこうと思える作品でした。
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