2020年は「流浪の月」で本屋大賞受賞、2021年は「滅びの前のシャングリラ」で本屋大賞7位を獲得!
2年連続で賞を受賞している今人気の小説家。
小説家「凪良ゆう」の略歴
もともとは漫画家志望だったという凪良ゆうさん。
2006年に「恋するエゴイスト」でデビューされてからは、BL(ボーイズラブ)作品、男性同士の恋愛を描いた作品を発表されていました。
そして2019年に一般文芸における初の単行本「流浪の月」を発表します。
ご存じの通り、初の一般文芸単行本でいきなり「本屋大賞」を受賞するのです。
「流浪の月」では、本屋大賞以外にも第17回キノベス!で第7位、第41回吉川英治文学新人賞候補などに選ばれ、一気に一般文芸でも人気の作家さんになりました。
「流浪の月」の次に発表されたのは「わたしの美しい庭」です。
この作品でも、第11回山田風太郎賞候補に選出されています。
そして2020年10月に発表された「滅びの前にシャングリラ」ではまたまた本屋大賞ノミネート作品に選ばれ、本屋大賞は逃したものの、堂々の7位を獲得!
大きな人気と話題を呼びました。
「凪良ゆう」作品の特徴
私は、凪良ゆうさんの作品をこれまでに2冊読ませていただきました。
たったの2冊では、先生が描く世界の特徴などまだまだ深く理解することは出来ないと思いますが、この2冊を読んでみて感じた特徴をまとめさせていただきます。
私が感じた特徴は、まず人物の描き方がとても丁寧で、繊細。
登場する主人公の感情が実際に自分に伝わってくるような感覚で読んでいけます。
だからその世界に引き込まれてしまうのです。
物語の展開も予想を覆される、簡単には想像できないような展開と結末へとたどり着いていきます。
この2冊で感じたことは、このように人物の描き方の繊細さと物語の展開の意外性など。
読者が引き込まれる、そして飽きない特徴を持っている作品だと感じました。
もちろんこの2作品で完全にファンになってしまいました。
記事を書いているのが2021年6月なので、まだ紹介している作品は少ないですが、今後も更に人気の作品を発表されてご活躍される作家さんだと思います。
コメント