読書感想

《感想》 ◆アントキノイノチ◆
その命と向き合う、それでも生きている

人が亡くなる最期のときに遺すと言われている「ぎょらん」と呼ばれる赤い珠。その珠を食べた者は亡くなる人の思いを知ることができる。その珠に込められた思いをしった時、その後の人生をどう生きるのか。珠に込められた思いは本当になくなっていく者の最期の言葉、思いなのか。
読書感想小説人生・人間ドラマ泣ける・感動
さだまさし幻冬舎文庫
人生・人間ドラマ

兄弟をまた繋いだのは父が残した一挺のバイオリンだった
【茨の木】

兄弟の優しさを思い出させてくれたのは、父が残してくれた一挺のバイオリンだった。バイオリンのルーツをたどるために旅に出た弟は、旅先でである人たちの心にふれ、家族、兄弟の本当の優しさ、絆を思い出す。その思いは幼い頃からずっと変わっていない。それを思い出した時、弟の口からでた言葉に涙します。
人生・人間ドラマ泣ける・感動読書感想小説
さだまさし幻冬舎文庫
読書感想

母が貫いた、その生き方と愛とは
【眉山】

女一人で育ててくれた母が、末期癌であることがわかり、娘は母との時間を過ごす時間を持つようになります。そこで少しずつ見えてきた父親の存在、そして父に対する母の愛。女一人で生きてきた母親の強さと凛としたその姿。最後に見せる母としての愛。女性としての愛。娘が最後に母から受け取った深く優しい愛に感動します!
読書感想小説人生・人間ドラマ泣ける・感動
さだまさし幻冬舎文庫