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母が貫いた、その生き方と愛とは
【眉山】

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眉山_さだまさし

ある女性が貫き通した愛とその生き方に胸をうつ


本の基本情報
  • ジャンル:小説
  • 本の種類:文庫本
  • 著者名:さだまさし
  • 出版社:幻冬舎文庫

「眉山」のあらすじ

東京で働く咲子は、故郷の徳島で一人暮らす母が末期癌で数ヶ月の命と告知される。

徳島に滞在し、母を看取ろうと決心した矢先、咲子は母が自分に黙って「献体」を申し込んでいたことを知る。

それはなぜなのか?

やがて咲子は、まだ会ったことのない父の存在と、母の想いに辿り着く―――。

毅然と生きてきた女性の切なく苦しい愛が胸をうつ長編小説。

※裏表紙より引用

貫き通した愛、そして生き方

1人の娘と、力強く娘を育てた母親の物語です。

女手一つで娘を育て上げた母親には、昔愛したある男性がおり、その娘はその男性との間にできた子供。

しかし、その男性には家族があり、結ばれることはありませんでした。

母親は父親がいない状態で娘を強く育てます。
そして自分自身も凛とした生き方をしていきます。

そんな中、母が癌という病におかされ、余命いくばくもないということを
娘は知ることになります。

そこから、娘と母親、そしてその二人の身近な人たち。
厳しくも、温かく優しい親子の愛と人間関係が実によく描かれています。

そして物語の背景に、徳島という土地の雰囲気。
阿波踊りという祭りの雰囲気があり、母親の強さ、凛とした姿を更に際立たせてくれます。



「眉山」を読んで!まとめ

本書は、徳島という土地と阿波踊りという祭りが背景となり
母と娘の愛情と、母としての女性の生き方、そして二人を取り巻く人間関係を土地の特徴などを織り交ぜながら実にわかりやすく描いています。

母親が一人で娘を育て、娘も働いて自分で稼げるようになってしばらくして
徳島で一人で暮らす母親が末期癌であることがわかります。

そこで娘は出来るだけ母親との時間を過ごすようになります。

その中で、気になってくるのが父親の事。
幼いころにおぼろげにある男性の記憶、それが父親なのかも分からず娘は育っていました。

母親と話すうちに気になりだした父親のこと、そして少しずつ分かってくる母親の覚悟を決めた人生、生き方。

女一人で娘を育て上げる凛とした強い母親の生き方。
娘はその生き方と、そして少しずつ分かってくる母の父に対する愛。

一人の凛とした強い女性の母親としての生き方と
切なくて美しいとさえも感じる女性としての愛が実にうまく描かれています。

あんなに強かった母が、少しづつ弱っていく
しかし、その中でも最後まで貫き通す母の生き方に、切なさと強さを感じました。

親子の愛、男女の愛、友人との愛。
そのどれもが深く、潔く、感動せずにはいられない作品でした。

眉山_さだまさし

ある女性が貫き通した愛とその生き方に胸をうつ


本の基本情報
  • ジャンル:小説
  • 本の種類:文庫本
  • 著者名:さだまさし
  • 出版社:幻冬舎文庫


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