朝井リョウ先生の作品紹介

朝井リョウ

朝井リョウ先生について

小説家。
直木賞史上初の平成生まれの受賞者であり、男性受賞者としては最年少での受賞。

主な受賞歴

  • 2009年「桐島、部活やめるってよ」で第22回 小説すばる新人賞受賞
  • 2013年「何者」で第148回 直木三十五賞受賞
  • 世界地図の下書き」で第29回 坪田譲治文学賞受賞
  • 2021年「正欲」で柴田錬三郎賞受賞
朝井リョウ先生の作品を読んだ感想・書評を公開!
スポンサーリンク
読書感想

《感想》◆死にがいを求めて生きているの◆
争わずに生きる方法を探す。血に惑わされずに生きられるか

中央公論新社「螺旋プロジェクト」という壮大な物語の「昭和後期」の時代を描いたシーソーモンスターと「近未来」の時代を描いたスピンモンスターの2作が収録されている作品!この作品では、海族と山族の関係に翻弄される嫁姑の関係を描いています。実に面白い着目点で軽快に物語が進んでいきます。伊坂先生の特徴が感じられる素敵な作品!
歴史・時代人生・人間ドラマ心情・思想読書感想小説青春
中公文庫螺旋プロジェクト朝井リョウ
読書感想

理解しなくていい、ただそっといておいて欲しい
【正欲】

理解してほしい訳じゃない。ただそっとしておいて欲しい。想像できないことはこの世の中に多く存在しているということを思い知らされる作品。今までの自分の中の考えを新しい考え方へと導く作品。肯定的な傑作と捉えるか、否定的な問題作だと捉えるか、現代の多様性が網羅できていない世界の存在を知ることになる。
読書感想小説心情・思想
本屋大賞朝井リョウ新潮社
スポンサーリンク