本屋大賞

読書感想

《感想》◆かがみの孤城◆鏡に吸い込まれた不思議な世界、城に隠された謎を解く

2018年に本屋大賞を受賞した辻村深月先生の作品。かがみの先にあったのはお城のような建物。その建物に集められた少年少女たちには、それぞれ心に抱える悩みがあった。彼らはその建物で、自分自身の存在する意味を考え始める。少年少女たちが一生懸命前を向こうとする姿に感動!幅広い年齢に人気の名作!
ミステリ―青春泣ける・感動読書感想小説
ポプラ社本屋大賞辻村深月
書籍紹介

《小説紹介》
惜しくも大賞は逃したけど!
見逃せない!歴代本屋大賞ノミネート作品の中から8作品を厳選!

本が好きな方なら気になる本屋大賞!本屋大賞に選ばれた本を読んでいるという人も多いです。そんな本屋大賞の中で大賞受賞は逃したけど、実はノミネートされている作品が沢山あるんです。本屋大賞は逃したけどこれは面白いというノミネート作品を8作品紹介します!
書籍紹介小説
本屋大賞おススメ本
小説

《感想》◆夜のピクニック◆
親友にも言えなかった同級生のアイツとの関係!

2005年本屋大賞受賞作品!「夜のピクニック」。多部未華子さん主演で映画化もされた青春小説!高校最後の大きなイベント「歩行祭」。そのイベントにはある決心をもって臨む学生がいた。親友にも言えなかった同じクラスメートとの関係。学生たちの脆くても強い初々しい心情を描く、あなたもきっと自分の青春を思い出す!青春感動小説!
小説青春読書感想
映画化本屋大賞恩田陸新潮文庫
読書感想

《感想》◆六人の嘘つきな大学生◆
仲間だったはずの6人が、ライバルになったら!

2022年本屋大賞ノミネート作品に選ばれた「六人の嘘つきな大学生」。成長中のIT企業の新卒採用を獲得するため最終選考まで残った六人の大学生。仲間だった、みんなで内定を獲得しようと頑張っていた矢先、この六人がたった1つの内定を奪い合うライバルになった、この状況で繰り広げられる心理戦が見どころ!
読書感想小説サスペンス
本屋大賞角川書店浅倉秋成
読書感想

《感想》◆夜が明ける◆
困っている人を助ける、それは当たり前のこと

西加奈子先生の長編小説が5年ぶりに登場!2022年本屋大賞ノミネート作品に選ばれた「夜が明ける」。まちにまった作品をついに読み終えました。西先生らしい、人間の心の繊細な部分から、今の世の中に対しての不安を実にうまく表現しています。さすがノミネート作品!読んでよかったと思える名作でした!是非多くの人に読んで欲しい!
読書感想小説人生・人間ドラマ心情・思想
西加奈子本屋大賞新潮社
読書感想

《感想》◆星を掬う◆
母が娘のために選んだ生き方とは!その真実に涙する

2021年本屋大賞を受賞された町田そのこ先生の受賞後の第1作!「星を掬う」。本作品も2022年本屋大賞にノミネート!(2022年2月時点)幼い頃に母に捨てられたと思い生きてきた、結婚した夫の暴力から逃れるため、母のもとへ。そこで始まった母との暮らしの中で、母が娘を捨てたその理由に触れることになる。感動の人間ドラマ!
読書感想小説人生・人間ドラマ泣ける・感動
本屋大賞町田そのこ中央公論新社
読書感想

《感想》◆残月記◆
いつも見ていた月。その月が人を現実からはじき出す!

「月」を見た者に起こる未来の人類を恐怖に陥れる感染症。その感染症にかかるとある収容所へと隔離される。感染者がたどる人生とは、未来の日本の独裁政治の中で生きる感染者たちの人生を描く、ファンタジー、ホラー、そして恋愛小説へと、様々な顔を見せる著者の世界観に引き込まれていく!本屋大賞ノミネート作品!
読書感想小説SF・ファンタジー
本屋大賞小田雅久仁双葉社
読書感想

《感想》◆赤と青とエスキース◆
ふたりの間に奇跡の愛を紡いでいく。一枚の絵画。

ある一枚の絵画が、ある男女の愛の奇跡を紡いでいく。そう、その一枚のエスキースから、すべてが始まった。長い年月をかけて二人の想いは繋がる。もう二度とその手を離さない。読んだ後に、あなたの大切な人を想い、優しくなれる作品です。納得の本屋大賞ノミネート作品で温かい気持ちになってください!
人生・人間ドラマ読書感想小説恋愛
本屋大賞PHP研究所
読書感想

《感想》◆黒牢城◆
直木賞・山田風太郎賞・史上初のミステリランキング完全制覇!

第166回直木賞・第12回山田風太郎受賞・史上初四代ミステリランキング完全制覇!とにかく評価が高い時代ミステリー小説!時代小説が苦手という方にも是非読んで欲しい!読みやすくてミステリー性も高いグイグイ読める作品です!
読書感想小説ミステリ―歴史・時代
山田風太郎賞角川書店本屋大賞米澤穂信直木賞
読書感想

《感想》◆蜜蜂と遠雷◆
天才たちが覚醒し進化していく様子が見える!

突如として現れた、天才によって贈りこまれた一人の少年。天才がギフトとして贈りこんだその少年の存在が、天才たちを覚醒させて進化させていく。ピアノコンクールを舞台に、広げられる天才たちの葛藤と成長。文字で表現されるその曲に読みながら引き込まれていく!恩田陸さんの天才的な言葉の表現が光る本屋大賞・直木賞ダブル受賞作品!
読書感想小説人生・人間ドラマ
本屋大賞恩田陸直木賞幻冬舎
読書感想

《感想》◆自転しながら公転する◆
明日死んでも百年生きても触れたいのは彼だけ

2021年本屋大賞5位入賞作品「自転しながら公転する」。自分の人生に悩み、将来に不安を感じている主人公の女性。何をどうしたらいいのか分からない。自分の幸せすら分からない。そんな悩みを抱えた女性の心の変化を実に繊細に優しく描いた作品。多くの方が共感した人気の小説を紹介。これは恋愛小説というよりも人生をリアルに描いた作品。
読書感想小説恋愛人生・人間ドラマ
島清恋愛文学賞本屋大賞山本文緒新潮社
読書感想

理解しなくていい、ただそっといておいて欲しい
【正欲】

理解してほしい訳じゃない。ただそっとしておいて欲しい。想像できないことはこの世の中に多く存在しているということを思い知らされる作品。今までの自分の中の考えを新しい考え方へと導く作品。肯定的な傑作と捉えるか、否定的な問題作だと捉えるか、現代の多様性が網羅できていない世界の存在を知ることになる。
読書感想小説心情・思想
本屋大賞朝井リョウ新潮社
読書感想

私の推しがファンを殴って炎上しました・・・
【推し、燃ゆ】

第164回芥川賞受賞作品!2021年本屋大賞9位の入賞!話題の「推し、燃ゆ」の読書感想文です。現代の推しとファンの関係、ファンの少女の心情の変化を実にリアルにそして、テンポのいい文章で描いていく。まさに現代のリアルを細かく忠実に表現した作品だと感じました。納得の表現力で読者をその世界に引き込みます!
読書感想小説人生・人間ドラマ心情・思想
本屋大賞芥川賞宇佐見りん河出書房新社
読書感想

あの時のわたしは、52ヘルツの声をあげていた。
【52ヘルツのクジラたち】

「52ヘルツのクジラ」、そのクジラは「世界で最も孤独なクジラ」と言われています。幼い頃から親からの虐待をうけ孤独な時間を過ごしてきた二人。その二人にしか分からない。心の奥から発せられる声。その声を受け止める難しさ、その言葉を発する難しさ。悲しさの中から前を向こうともがく人の強さが分かる作品。2021年本屋大賞。
読書感想小説人生・人間ドラマ泣ける・感動
本屋大賞町田そのこ中央公論新社
書籍・読書情報

本屋大賞って一体どんな賞なんだろう?本屋大賞を理解して読書を更に楽しむ!

本屋大賞って言葉を聞いたことがあると思います。この時期に書店などに行くと本屋大賞ノミネート作品の特設棚が設置されている書店も多いです。それではこの「本屋大賞」という賞は一体どんな賞なのでしょう。本屋大賞がどうやって選ばれているのかを詳しく解説しています。
書籍・読書情報
本屋大賞豆知識
人生・人間ドラマ

普通じゃない、だから異物。普通って何ですか?治すって何を?
【コンビニ人間】

コンビニで働く女性。彼女は周りから「奇妙な子」と言われながら育ってきました。彼女は家族のために、普通に生きようと自分を隠して生きています。コンビニで働く、そこでは自分が周りと同じように普通と思われている。そう思わせることが出来る。でもここで思う。「普通って何ですか?」読者がこの問いの答えを考えることになります!
人生・人間ドラマ読書感想小説
本屋大賞文春文庫芥川賞村田沙耶香
読書感想

夢中になる姿は人を感動させる
【舟を編む】

何かに夢中になること。それが、人間にとってどんなふうに大切なことなのか、それを改めて感じさせてくれる作品。2012年本屋大賞受賞作品の「舟を編む」を読んだ感想をまとめています。何かに没頭できることで巻き起こる人間たちが作り上げるドラマに感動します。
読書感想小説人生・人間ドラマ泣ける・感動
映画化本屋大賞三浦しをん光文社文庫
読書感想

あなたは何も悪くない、事実と真実の違いとは
【流浪の月】

世の中の事実と、二人の中の真実。この二つの違いの中でどうやって生きていく。その違いをどうやって受け入れていくのか。現代で起こる誹謗中傷やネット上での優しさという名の勝手な憶測。そして二人が辿り着いた生き方、その安心の場所とは。
読書感想小説恋愛
本屋大賞凪良ゆう東京創元社