《感想》◆黒牢城◆
直木賞・山田風太郎賞・史上初のミステリランキング完全制覇!

読書感想小説ミステリ―歴史・時代

「黒牢城」

黒牢城:米澤穂信
黒牢城:米澤穂信

第166回 直木賞受賞!
第12回 山田風太郎賞受賞!
史上初の四大ミステリランキング完全制覇!
2022年本屋大賞ノミネート(2022.2.5時点)

黒牢城:読書記録
黒牢城:読書記録

「黒牢城」について

いや~。これだけ数々の賞を受賞して、前評判が高い状態で実際に読んでみて
やっぱり面白いと思える作品に出会えたのが嬉しい限りです。

本当に読んでよかった。本書は「歴史」ものです。
歴史ものと聞くと、あんまり読まないなぁとかいう人結構います。
確かに難しい言葉や、聞きなれない言葉が出てきたり、登場する人物の名称も難しかったり覚えにくかったりと、苦手意識が強い人も多いのは分かります。私もそうでした。

でも、そんな歴史ものが苦手だという人にも
「是非読んで!」とススメたいのがこの「黒牢城」
です。

確かに聞きなれない言葉が使われていますが、それよりもストーリーが面白い!
読み始めは確かに慣れない言葉に戸惑うかもしれませんが
読んでいくと間違いなく、次が気になり始めます!つまり辞められなくなります。

本書の簡単な内容について紹介します。
あのNHKの大河ドラマで一時期人気になった「黒田官兵衛」が生きた時代。

その中でも官兵衛が幽閉されていた「有岡城」が舞台となっています。
その有岡城の城主である「荒木村重」が有岡城で起こる数々の問題や事件を解決しながら
自分の城を守っていく様子が描かれています。

荒木村重と黒田官兵衛の関係や、荒木村重の迷いなど、ミステリーを描きながら
人の心情や世の中の道理。それに巻き込まれていく人間たちの様子が盛り込まれています。

ミステリー小説ともいえるし、人間ドラマを描いた作品ともいえる作品です。
数々の賞を受賞しているということが、納得できる作品です!

この世の道理はいつの時代でも同じ

本作品は、ミステリー小説として、四大ミステリランキングを完全制覇していて
もちろん黒田官兵衛が生きた時代を舞台にして
有岡城内で起こる事件に翻弄されながら
それを解決していくという面白さももちろんありますが
それと並行して、この時代に、この城で生きた人たちの人間ドラマにも注目です。

城内で起こる事件によって、城内で広がる噂や、妬みや嫉妬、企みなど
それらによって人々の心は探り合いや恨みへと発展していき
信頼され、頼れる城主であった荒木村重を取り巻く環境もおかしな方向へと変化していきます。

このような人間関係は、いつの時代でも同じだと感じることが出来ます。
人間の心の中にある「真」の思いというのは、その本人にしか分からない。
疑えばきりがないし、信じるのも勇気が必要。現代の企業でも
この時代の城内と同じことが起きていると感じます。

このような人間の複雑な関係があり
その中で知略、戦略を持って生きていく人間の深い心情も見えてくる
ミステリーを楽しみながら、人間ドラマも同時に楽しむことが出来る作品です。



「黒牢城」を読んで!まとめ

本作品は、これまで読んだ作品とは少し違う、歴史小説、ミステリー小説、人間ドラマという色々な見せ方を持っている作品だと感じました。読んでいて、その時代に入り込んでいるような気持になれる作品です。

この作品を読みながら、どうしてずっと昔の時代の話なのに共感出来たり、なるほどと感じることが出来るのか、それは世の中の道理の部分が現代でも同じだということが原因だとわかりました。

いつの時代でも人間関係は複雑で、少し間違うと自分が思ってもいないような状況に変化してしまう。まさにこの作品でも、こういった人間関係が1つの流れてとして描かれています。現代のようにメールで気持ちを伝えたり、考えをサッと相手に伝えるということが出来なかった時代は、「噂」というものは、自分が守る城、自分の命までも危ういものにしてしまっていただろうと思いました。

そんな噂に振り回されながらも、なんとかその状況を好転させよう、事件を解決しようとする様々な知略にも、なるほどと思えます!自分ならだれが裏切者なのか、誰が裏で手をまわしているのか、途中からどんどん予想し始めて、その結末が知りたくて読むことを辞められなくなりました!

黒田官兵衛が生きた時代を描く歴史小説、その時代、有岡城に生きる人間に起こる数々の事件、そして事件を解決へと向かわせながら、自分を取りまく環境の変化に翻弄される城主の荒木村重の人間的な部分。これらが実にうまく融合されて、読者が目を離せなくなるようなストーリーが展開されていきます。

数々の賞を獲得したのは納得です!

「黒牢城」SNSでの反応!

SNSに投稿されている「黒牢城」に関する投稿を見つけましたので掲載しています。

沢山の投稿がありましたが、その中から心に残った投稿を掲載させていただきました。

Twitterでの反応!

ツイッターでも「黒牢城」に関するたくさんの投稿があります。
本書の魅力がよくわかります!



Instagramでの反応!

Instagramでも多くの方が「黒牢城」について読了後の感想を投稿されています。
画像とともに、深い感想を投稿されています。ご興味のある方は是非ご覧になってください。


お皿に乗せた状態で本を紹介している、お洒落な本スタグラムです!読まれている作品も多く、更に感想もしっかりと書かれていますので、本選びの際は参考にしたいです!

 

 
 
 
 
 
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今回当ブログで紹介させていただくことを許可していただきありがとうございました。
akarick」さん、「読書が趣味の女子大学生」さん!
今後も投稿楽しみに拝見させていただきます。

「黒牢城」を読んでみたくなったらコチラ!

黒牢城

最高の時代ミステリー小説!
☆第12回山田風太郎賞
☆2022年 本屋大賞9位獲得!
☆第166回直木賞
☆米澤穂信
☆角川書店

米澤穂信先生のおススメ作品はコチラ!

コチラの作品も山田周五郎賞受賞!そして三冠を達成したミステリー短編集の金字塔

その他のおすすめの本はコチラ!

2022年本屋大賞ノミネート作品!

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