《小説紹介》
大賞は逃したけど!これは見逃せない!
歴代本屋大賞ノミネート作品!小説8選!第2弾!

書籍紹介小説

歴代本屋大賞ノミネート作品から選んだ!第2弾!
歴代本屋大賞ノミネート作品から選んだ!第2弾!

大賞は逃したけど!これは見逃せない!歴代本屋大賞ノミネート作品!小説8選!第2弾!

今回紹介する本は「大賞は逃したけど!これは見逃せない!歴代本屋大賞ノミネート作品!小説8選!第2弾!」です!
毎年、本屋大賞ノミネート作品が決定すると、読んでいなかった作品はすべて読むようにしています!

そんな中で、本屋大賞が発表されたときに、惜しくも大賞は逃してしまったけど、この作品はほんと大賞を獲ってもおかしくなかったよなぁと思える作品が必ずあります!今回は、そんな惜しくも大賞は逃してしまったけど、大賞に選ばれてもおかしくないくらい面白い!大賞じゃなくてもこの作品は是非読んでみて!と思えた作品を歴代のノミネート作品の中から厳選して8作品紹介します!今回が第2弾です!

面白い小説読みたいなぁと思っている人、選書の参考にしていただけたら幸いです。

実際に読旅が読んでみて、この作品は読んでよかったと思えた小説になっています!
これはおすすめ!本屋大賞を受賞してもおかしくなかったんじゃない?歴代のノミネート作品の中から名作を厳選してますのでご期待ください!!

※作品の横の番号はランキングではありません。

《作品1》爆弾:呉勝浩

爆弾:呉勝浩
爆弾:呉勝浩

まず最初の1作品目は、呉勝浩先生の「爆弾」です。

この作品は、とても評価の高い作品!
最初から最後まで気を抜く部分がなく、ドキドキしながら最後まで一気読み出来る!

爆弾魔の計算された悪意に心理戦で立ち向かう警察!爆弾魔から東京を守れるか!はらはらドキドキの超おすすめミステリー小説!数々の賞を受賞している名作!

爆弾にまつわる緊迫感溢れるストーリー展開で、読者を圧倒的なサスペンスの世界に引き込みます!

爆弾魔とそれを追う警察の攻防を描いたサスペンス。
作中では爆弾魔と警察との心理戦が物語の核心であり、先の読めない展開に目が離せない物語です。

現代社会における人間の不安定さや正義について考えさせられる名作!

社会的な深みを兼ね備えた作品として、日本のミステリー界で高く評価され、また登場人物たちの心理描写も優れている作品で読む人をその世界観に引きずり込みます。

いや~とになく面白い名作!
最初から最後まで、目が離せない展開!小説でここまでハラハラドキドキするのは久ぶり!

《作品2》赤と青とエスキース:青山美智子

赤と青とエスキース:青山美智子
赤と青とエスキース:青山美智子

続いて2作目は青山美智子先生の「赤と青とエスキース」です。

この作品は、ある男女の恋愛とその恋愛を支えた一枚の絵画。青山先生の手で描かれた、優しい言葉で綴る、男女の切ない恋愛、その恋愛に奇跡とも、運命とも言える、もう1つの物語がうまく流れていく。

すべての章に物語があり、最後にその物語が1つに繋がる。感動の恋愛小説。

心温まるストーリーと美しい筆致が特徴の作品で、読者に深い感動を与える一冊として広く評価されています。

青山先生の特徴である、繊細で詩的な文章が、登場人物たちの感情や背景を描き出し、この作品では特に色彩に関する表現や描写が、まさに絵画を見ているような感覚になれます。

全体的に優しさを感じることが出来る作品です。

神藤先生のこの作品の重厚感、深みが思い切り感じられる大作!
詳しい感想が見たくなった方は
下の《参考記事》から作品の単独ページへ行くことができますので、そちらへどうぞ!

《作品3》自転しながら公転する:山本文緒

自転しながら公転する:山本文緒
自転しながら公転する:山本文緒

3作目は山本文緒先生の「自転しながら公転する」です。

この作品は、仕事、恋愛、家族、色々な悩みを抱えたアラサー女性に爆発的な共感を得た山本文緒先生の名作!

30代の女性に次々に降りかかる問題、そして女性の心情を繊細に深く描いた。誰にでもある身近な問題と幸せについて見つめなおす大切さが分かる作品。

そしてこの作品は著者である、山本文緒さんが病気を乗り越えた後に執筆した作品で、自身の人生経験や感情が濃密に投影されており、多くの読者の心を揺さぶる作品となっています。

「自転」と「公転」というタイトルが示すように、自分を見つめる時間(自転)と他者との関わり(公転)のバランスが本作の重要なテーマとなっています。

自分は何者で、そしてどう生きるべきかを自分自身の中で向き合って生きる主人公の姿が同世代の女性たちに多くの共感を呼びました。

この作品は著者である山本文緒さんの最後の作品として、ファンにとても愛され評価された作品です。私の中でも、大変思い入れのある名作となりました。
詳しい感想が見たくなった方は
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《作品4》線は、僕を描く:砥上裕將

線は、僕を描く:砥上裕將
線は、僕を描く:砥上裕將

次の4作目は砥上裕將先生の「線は、僕を描く」です。

この作品は、水墨画の世界を知った青年は、自分の生きてきた人生と向き合い、同じように水墨画と向き合う。

水墨画の深さを知ったとき、自分の生き方の世界から、外の世界への飛び出し方を感じていく。

辛い出来事を乗り越えていく姿に感動する作品。2020年本屋大賞第3位!

芸術の世界を舞台に、挫折や葛藤、再生をテーマにした感動的な物語として高く評価された作品。
第59回メフィスト賞を受賞しました。

芸術に向き合う姿、そして人間ドラマが特徴的な作品で、画家を目指す青年が、挫折を繰り返しながらも自分の絵を通じて、そして学びながら成長していく姿を描いています。

著者である砥上さんは、自身が水墨画家であるということもあり、水墨画の表現や学び方、向き合い方など、専門的な部分にまで繊細に描かれていて、読者は、その世界にグッとハマっていけます。

本作は映画化もされ、そして続編として「一線の湖」という作品も出版されています。

砥上先生は自身も水墨画家ということで、この作品はその世界観が本当に読者に伝わります!
詳しい感想が見たくなった方は
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《作品5》方舟:夕木春央

方舟:夕木春央
方舟:夕木春央

5作目は夕木春央先生の「方舟」です。

この作品は、緻密な構成と予想を覆す展開が特徴のミステリー作品

地震の発生。地下建築で夜を越すこととなった人たち。
閉鎖された空間を舞台にした密室劇でありながらもスケール感のあるテーマで、人気の作品です。

そんな中、発生した殺人。
誰か一人を生贄として犠牲にすればこの空間から脱出できる!

誰が地下建築に残される生贄になるのか!
そしてついには二人目の犠牲者が!生き残るためには生贄を選ぶ!誰がこのゲームを勝ち抜けるか!

罪や救済、正義とは何かといった深いテーマに踏み込んでおり、読後に様々なことを考えさせられる作品!

この作品では、まさにミステリー小説の見事な展開が生きていると思いました。
最期の最後に予想を超えた結末で、読者を驚かせる!

《作品6》黒牢城:米澤穂信

黒牢城:米澤穂信
黒牢城:米澤穂信

次の6作目は、米澤穂信先生の「黒牢城」です。

この作品は、とにかく多くの賞を受賞した話題作!
時代小説は苦手だと思っている人でも読めます!

時代ミステリ小説の傑作ともいえる作品。
本格的な歴史ミステリーと本格的な推理を融合させた傑作!
目が離せなくなるストーリーの展開で、多くの賞を獲得したことを納得させられる作品!

史上初四大ミステリランキング完全制覇!

さらに第166回直木賞を受賞
これらのことでさらに評価があがり、注目を集めました。

登場人物たちの心理描写が繊細で、戦国時代の厳しい環境下での人間模様がリアルに描かれています。
単なるミステリーにとどまらない、深いドラマ性もこの作品の魅力!

正義とは何か、信義とは何かといった、歴史を超えた普遍的な問いかけが物語に込められており、読後に深い余韻を残します。

歴史小説を読んだのはこの作品が初めてでした!!
感想はひと言!読んでよかった!この一言を読んで感じてみてください!
詳しい感想が見たくなった方は
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《作品7》光のとこにいてね:一穂ミチ

光のとこにいてね:一穂ミチ
光のとこにいてね:一穂ミチ

7作目は、一穂ミチ先生の「光のとこにいてね」です。

読み進めていくうちに、この物語はしっかり読んでおきたいと感じた作品。
育った環境の違う二人の少女が、出会ったことで始まる、切なく美しすぎる物語。

彼女といるだけで幸せ、辛い日も平気だと思えた。
2023年本屋大賞第3位。
第168回直木賞候補

大反響の名作!

幼い頃からの関係性が大人になりどう変化し、そして再び交差するときにどう変化しているのかを、とても繊細に表現しています。

愛や喪失や希望が描かれた、その光と影のコンストラストが物語の全体に意識されています。

そして一穂先生の特徴である、日常の何気ない風景や登場人物の感情を描写する力で、読む人を引き込む力があります。
先生の筆致は非常に洗練されており、人物描写や風景描写の美しさが物語を引き立てています。

一穂先生の筆致が感じられる名作!
心に染み入る物語が好きな人、繊細な人間関係の描写を味わいたい人、詩的な文章表現を楽しみたい人に超おすすめの作品!

《作品8》夜が明ける:西加奈子

夜が明ける:西加奈子
夜が明ける:西加奈子

最後、8作目は、西加奈子先生の「夜が明ける」です。

この作品は、西加奈子先生の5年ぶりの長編小説

インパクトのある表紙が何を意味しているのか、今の時代をもがきながら、一生懸命生きようとする若者たちの姿。

本当の優しさ」について、考えさせられる作品。
2022年本屋大賞で6位を獲得した作品

現代日本が抱える社会問題を真正面から描きながら、友情や希望の力を信じる物語です。

作品全体を通して、重たいテーマを扱いながらも、西先生らしい温かさや人間への信頼が随所に感じられ、読後には深い余韻が残ります。

社会について考えさせられる深い作品である一方で、個人の力強さと優しさに触れることができる、力強い、力強さを感じる作品です

西加奈子先生の作品。「i」という作品を読んでから本当に好きになって、この作品もボリュームある長編小説でしたが、ぐいぐい先生の魅力的で繊細な文に引き込まれ、作品を感じながら読みました!
詳しい感想が見たくなった方は
下の《参考記事》から作品の単独ページへ行くことができますので、そちらへどうぞ!

大賞は逃したけど!これは見逃せない!歴代本屋大賞ノミネート作品!小説8選!第2弾!

それでは最後に今回紹介した「大賞は逃したけど!これは見逃せない!歴代本屋大賞ノミネート作品!小説8選!第2弾!」の全8作品を改めて紹介しておきます。
この8作品でぜひのめり込んで読んでみてください!!

【全8作品のそれぞれを読みたくなった方はコチラ!】

  1. 爆弾:呉 勝浩
  2. 赤と青とエスキース:青山 美智子
  3. 自転しながら公転する:山本 文緒
  4. 線は、僕を描く:砥上 裕將
  5. 方舟:夕木 春央
  6. 黒牢城:米澤 穂信
  7. 光のとこにいてね:一穂 ミチ
  8. 夜が明ける:西 加奈子

読旅が選ぶ!まだまだある!おススメ本!

読むのが苦手!時間が取れない!!という方は聴く読書がおすすめ!

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