
朝、PCを立ち上げる。
デジタルコンテンツの世界では、沢山の情報が溢れ、その多さに、思考が停止してキーボードをたたく指が動かないことがある。頭の中は「何かしなきゃ」という焦りと、正体の知れない不安でパンパンだ。そんな時、私が書店で見つけたのが菊池大樹氏の『すごいジャーナリング』だった。
世にあふれる「キラキラした成功法則」や「綺麗な感謝日記」。いろんな書籍を読んでいる。その作品も興味深いものだった。そして上品だった。
しかし、この本が突きつけてきたのは「心のヘドロを全部吐き出せ」という泥臭い解放だった。
書くことは、自分を救い、整えること。
人生をリブート(再起動)しようとする僕らに、今一番必要なのは、洗練された理論武装ではなく、この「排出」の儀式かもしれない。
思考の便秘を解消し、次の一歩を踏み出すための「書評」をここから始めていく。
この作品はこんな方にお勧め!!
今、こんな思いを持って悩んでいる、変わりたいと願っている人に、おすすめの作品です!!
『すごいジャーナリング』を読んで
『すごいジャーナリング』は、今何をやっていいのか迷いがあり、思考や手がとまってしまっていた僕にとって、本書は「生存のための排泄」でした。
成功も不安も、脳内のヘドロをすべて紙にぶちまける。そうして空いたスペースにこそ、新しいアイデアが宿るのだと確信しました。

それではここからは、
私、読旅が本書を読んで、重要と感じたり、印象に残った部分を挙げて紹介していきます。
興味がある方はこのまま読み進めてみてください!
思考の渋滞をペン1本で解消!

「あれもやらなきゃ」「これはどうしよう」と、頭の中が渋滞してフリーズしてしまうこと、ありますよね。そんな時、無理に整理しようとするのは逆効果です。
渋滞を直すには、まずは「中身を外に出す」こと。これに尽きます。
やり方は驚くほど原始的。
ノートとペンを用意して、今思っていることをそのまま紙に書き写すだけです。
ここで大事なのは、「賢いことを書こうとしない」こと。
「今日のお昼、何食べよう」とか「あの人の言い方、ちょっとムカついた」といった、人には見せられない「心のゴミ」から書き始めていいんです。
脳の容量(メモリ)を使い切っている原因は、実はこうした些細なモヤモヤだったりします。
デジタル全盛の今だからこそ、手書きの「もどかしさ」が効きます。
ゆっくりとペンを動かす動作が、暴走する思考にブレーキをかけ、冷静さを取り戻させてくれる。
書き終えた後、空っぽになった脳には、新しいアイデアが入り込む「隙間」がちゃんと生まれています。
内なる批判者を黙らせ、本当の望みを引き出す!

僕たちが新しい挑戦をしようとする時、決まって心の中に「お前、そんなことやって意味あるの?」と冷たく囁く「意地悪な裁判官」が現れます。
特に、これまでのキャリアをリセットして再出発するような時、この声は本当に厄介ですよね。
でも、この本が勧めるジャーナリングは、その裁判官の口を塞ぐための「魔法のガムテープ」のようなもの。「いいことも悪いことも全部書く」というのは、自分へのダメ出しを一時停止するということなんです。
誰にも見せない紙の上で、かっこ悪い本音を出し切ってみてください。
すると、泥水が澄んでいくように、「ああ、僕は本当はこれがしたかったんだ」という真っ直ぐな願いがひょっこり顔を出します。
自分に嘘をつくのをやめた時、ようやく自分だけの本当の力が湧いてくる。そんな感覚を、ぜひ味わってほしいです。
人生のハンドルを自分に取り戻す儀式!

この情報過多の社会において、沢山の情報から色んな選択肢が増え、自由に何かを選択できるという反面「これでいいのか?」という不安に飲み込まれそうになりますよね。
気づくと、SNSの反応や世間の「正解」に、自分の人生のハンドルを握らせてしまいがちです。
この本が教えてくれるジャーナリングは、そんな自分を一度停車させて、無理やり運転席に座り直すための「儀式」です。
誰にも見せない紙の上で、ドロドロした本音も情けない迷いもすべて吐き出す。
すると、他人の声でかき消されていた「自分はどうしたいのか?」という本音が、ようやく指先から伝わってきます。
「なんとなく過ぎる一日」を、自分の意志で選んだ「納得の一日」に変える。
毎朝ノートを開くその15分が、迷走していた毎日にブレーキをかけ、あなただけの目的地へ向かうための確かな力になりますよ。
「すごいジャーナリング」を読んで!まとめ

情報があふれかえる今の時代、僕たちの脳はいつも「メモリ不足」を起こしてパンパンになっています。あれこれ考えすぎてフリーズしてしまうのは、あなたの能力が足りないからではなく、ただ脳の重荷が多すぎるだけ。
菊池大樹さんの『すごいジャーナリング』は、そんな脳の荷物を下ろして、自分という人生の操縦席を自分の手に取り戻すための最強の技術書です。
本書が教えてくれるのは、綺麗で立派な日記を書くことではありません。
大切なのは、頭の中のモヤモヤをそのまま紙に「外出し」すること。
一見、ただの殴り書きに見える言葉の端々にこそ、あなたが本当に望んでいることや、怖がっている不安の正体が隠れています。
感情をただ頭の中でこじらせるのをやめて、紙の上に客観的に「置く」。
たったそれだけで、今まで正体のわからなかった焦燥感は、不思議と「じゃあ、どう解決しようか?」という具体的な「課題」へと変わっていきます。
スマホやPCに囲まれるデジタルな時代だからこそ、ペンを握って「書く」という極めてアナログな行為が、荒波を生き抜くための最も鋭い武器になります。
思考の霧をスッキリ晴らして、次の一歩を確信に変えたいすべての人に、心から贈りたい一冊です。
『すごいジャーナリング』はこんな方ににおススメ!
ここまで「すごいジャーナリング」について感想をまとめてきました。
最後に、本書はどんな方にお勧めの本なのかを改めて挙げてみました。






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