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サスペンス 小説 書評

人間にとって「生」とは、究極の選択の結末とは
【最後の医者は桜を見上げて君を想う】

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最後の医者は桜を見上げて君を想う

自分の「命」とどう向き合うか
その「命」を預かる者はどうすべきか

読書記録

最後の医者は桜を見上げて君を想う_読書記録※クリックで読書記録は拡大できます



本の基本情報

「最後の医者は桜を見上げて君を想う」を読んで

本書は、インスタグラムのフォロワーさんが読んでいるのを見て興味を持った作品でした。

何といっても表紙が綺麗、そしてタイトルも何だか深い意味を持っているような感じです。
表紙のイメージから女性向けに書かれた小説なのかなぁとも思いましたが、読んでみることにしました。

読む前から、この作品は感動する!泣ける!という意見をいただいていましたので
とても楽しみに読み始めました。

「死」というものをどう迎えるか

本作品の中では人間の病、そしてその後にある「死」というものが背景になっています。

人間は病によって、命を失ってしまうことがあります。
これは常にどんな人でもそうなる可能性があります。

自分がもしその状況を迎えてしまったら、「死」というものを感じるような状況になったら、自分はどう考え、どう行動するか考えさせられました。

本書では、病気を患った患者に向き合う医者が出てきます。
病気、患者、そして「死」というものに対して違った考え方を持った医者が登場します。

医者と患者の関係。
病気と命をどう捉えて、それに向き合っていくか、いくつかの場面が描かれています。

そのどれもが、これが正解と簡単にはっきりと言えるものではなく
深く、考えさせられました。

人間の命、生と死については
いつでも深く考えさせられることだと改めて感じました。



「最後の医者は桜を見上げて君を想う」を読んで!まとめ

これほど深く考えさせられ、そして泣ける作品はあまりないと感じました。
医者と患者の関係、医者が患者の病気とどう向き合うか
そして患者は自分の病気、命に対してどういう選択をするか、人間の最後をどう迎えるかについてとても深く考えさせられた作品でした。

人間に「死」という現実が訪れた時
悲しくてもそれを受け止めなければいけない場面になったとき

延命治療か、それを辞めるか、この究極の選択に対して、患者本人、家族、医者
この立場が違う人たちが、それにどう向き合うか、どう考えていくのかが実にリアルに描かれていると感じました。

私も一度「死」というものを感じる病気を患ったことがあります。
その時に、自分が感じたこと、そして医者に言われたことなどが重なり、思わず思い出して涙が溢れる場面が多くありました。

人が自分の命の期限を突き付けられたとき
残りの時間をどう使うか
命が尽きるその時まで、残されたその時間を懸命に伸ばそうとする医者
果たしてそれが正解なのか・・・

最初から延命することをやめて、無駄な治療はしないとすることが正解なのか
この2つの問いについて深く考えました。

単純に答えは出ません。
人それぞれ、そして置かれた状況によって正解は変わるでしょう。

それまでに患者がどう生きてきたか、どう考えて生きてきたか
何をしてきたか、色々な要素が関係しているからこそ
人それぞれ最後の迎え方は違う、違うべきなのだと感じました。

その人の正解は、死を迎える本人、その時を迎える直前にしか
そしてその本人にしか分からないのかもしれません。

号泣というよりも、深く考え1滴の涙の意味が大きい作品だったと感じました。

最後の医者は桜を見上げて君を想う

自分の「命」とどう向き合うか
その「命」を預かる者はどうすべきか

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