《読書感想》
◆誰よりも強く抱きしめて◆
一緒に空を知ること、それが本当の愛になる

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「誰よりも強く抱きしめて」

誰よりも強く抱きしめて:新堂冬樹
誰よりも強く抱きしめて:新堂冬樹

一緒に空を知ること、それが本当の愛になる

誰よりも強く抱きしめて:読書記録
誰よりも強く抱きしめて:読書記録

「誰よりも強く抱きしめて」について

本作は、映画化もされてる新堂冬樹先生の小説。
強迫性障害、その中でも潔癖症を抱える夫。

触れ合いたいのに触れることが出来ない、そんな切なすぎる純愛を描いた物語

AmazonのPrimeVideoで見放題独占配信が開始されています。(2025年7月時点)

「誰よりも強く抱きしめて」あらすじ

強迫性障害(特に潔癖症)を抱える絵本作家の夫と、その妻との愛情を描いた物語。

結婚した夫が、潔癖症となり、最愛の妻にさえ触れることが出来なくなった。
愛しているのに、触れることが出来ない。

妻にだけでなく、あらゆるものに触れることが出来ない。
妻に触れることが出来ない夫自身も悩み、そしてやがて夫は、似た症状を持つ女性と出会い、妻は魅力的な男性に出会う。
2人の関係に少しずつ気持ちのズレと迷いが現れてくる。

お互いの気持ちが分かっているはずなのに。。。そうすることが出来ない。
確かめることが出来ない。

二人が出した愛の形とは。

「誰よりも強く抱きしめて」の感想

強迫性障害、潔癖症という症状を抱えた夫。
愛しているのに、妻に触れることが出来ないという、複雑な夫婦関係について、その心情の表現や生活が詳細に描かれていた。

ちょっと人とは違う症状を持っている人が抱えている悩み。
理解して欲しい訳じゃない、気を使って生きることに疲れることもある。

気持ちを分かり合える人に出会った時、自分の気持ちを、行動を言い訳しなくて済む。
そこにいることで自分の相手も楽になれる。

愛しているはずなのに触れることが出来ない。。。

この切なすぎる気持ちを持ちながら
それを理解してもらえない、していても受け入れてもらえない。

離れたくないのに、誰よりも強く抱きしめたいはずなのに。。。

その切なすぎる心情が、伝わってきて、涙が溢れる場面も。
切なくも温かく、人間たちのドラマがあり、純愛物語としても人間ドラマとしても楽しめる作品。

「誰よりも強く抱きしめたい」
このタイトルの深さが心に深く感じられる作品でした。

愛していても触れることが出来ない。分かっているはずなのに。
切なすぎる恋愛・純愛物語でした。

読旅の分析・評価

誰よりも強く抱きしめて:分析・評価
誰よりも強く抱きしめて:分析・評価

「誰よりも強く抱きしめて」SNSでの反応!

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