「誰よりも強く抱きしめて」

一緒に空を知ること、それが本当の愛になる

「誰よりも強く抱きしめて」について
本作は、映画化もされてる新堂冬樹先生の小説。
強迫性障害、その中でも潔癖症を抱える夫。
触れ合いたいのに触れることが出来ない、そんな切なすぎる純愛を描いた物語。
AmazonのPrimeVideoで見放題独占配信が開始されています。(2025年7月時点)
「誰よりも強く抱きしめて」あらすじ
強迫性障害(特に潔癖症)を抱える絵本作家の夫と、その妻との愛情を描いた物語。
結婚した夫が、潔癖症となり、最愛の妻にさえ触れることが出来なくなった。
愛しているのに、触れることが出来ない。
妻にだけでなく、あらゆるものに触れることが出来ない。
妻に触れることが出来ない夫自身も悩み、そしてやがて夫は、似た症状を持つ女性と出会い、妻は魅力的な男性に出会う。
2人の関係に少しずつ気持ちのズレと迷いが現れてくる。
お互いの気持ちが分かっているはずなのに。。。そうすることが出来ない。
確かめることが出来ない。
二人が出した愛の形とは。
「誰よりも強く抱きしめて」の感想
強迫性障害、潔癖症という症状を抱えた夫。
愛しているのに、妻に触れることが出来ないという、複雑な夫婦関係について、その心情の表現や生活が詳細に描かれていた。
ちょっと人とは違う症状を持っている人が抱えている悩み。
理解して欲しい訳じゃない、気を使って生きることに疲れることもある。
気持ちを分かり合える人に出会った時、自分の気持ちを、行動を言い訳しなくて済む。
そこにいることで自分の相手も楽になれる。
愛しているはずなのに触れることが出来ない。。。
この切なすぎる気持ちを持ちながら
それを理解してもらえない、していても受け入れてもらえない。
離れたくないのに、誰よりも強く抱きしめたいはずなのに。。。
その切なすぎる心情が、伝わってきて、涙が溢れる場面も。
切なくも温かく、人間たちのドラマがあり、純愛物語としても人間ドラマとしても楽しめる作品。
「誰よりも強く抱きしめたい」
このタイトルの深さが心に深く感じられる作品でした。

愛していても触れることが出来ない。分かっているはずなのに。
切なすぎる恋愛・純愛物語でした。
読旅の分析・評価

「誰よりも強く抱きしめて」SNSでの反応!
SNSに投稿されている「誰よりも強く抱きしめて」に関する投稿を見つけましたので掲載しています。
沢山の投稿がありましたが、その中から心に残った投稿を掲載させていただきました。
Xでの反応!
Xでも「誰よりも強く抱きしめて」に関するたくさんの投稿があります。
本書の魅力がよくわかります!
映画「誰よりも強く抱きしめて」座席予約完了!初日に観に行きます。
— Leon 📦🦁 (@BESTY_MOOT) February 5, 2025
小説版を先に読むか、まだ悩み中…#三山凌輝 https://t.co/OZA8DublhO pic.twitter.com/mpijFJAqx5
新堂冬樹さんの同名恋愛小説を内田英治監督が映画化した本作は、強迫性障害による潔癖症で同棲する恋人にも手すら触れることが出来ない主人公を通し、身体と心の葛藤を抱え、愛情を伝えることがままならない者たちの純愛物語を描く。#誰よりもつよく抱きしめて pic.twitter.com/n5kyqFhhTb
— 矢口晶一 (@tamagawajyousui) February 11, 2025
Inatagramでの反応!
Instagramでも多くの方が「誰よりも強く抱きしめて」に関する感想を投稿しています。
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