《感想》◆蒼色の大地◆
山と海を生かすためにその人生を捧げた
中央公論新社「螺旋プロジェクト」という壮大な物語の「明治」の時代を描いたのがこの作品「蒼色の大地」。幼馴染として育った子供たち、その中には海族と山族の関係があった。やがて子供たちは大人になり、海賊と海軍という敵対する関係で再会する。幼いことから感じていた交われないという感覚。その関係がやがて国を揺るがす争いへと発展する。その関係を修復するために人生を捧げた者がいた!その結末とは!