《読書感想》
◆白砂◆
愛する人の骨の存在、白砂が持つ意味とは

読書感想小説ミステリ―サスペンス

「白砂」

白砂:鏑木蓮
白砂:鏑木蓮

愛する人の骨の存在、白砂が持つ意味とは

白砂:読書記録
白砂:読書記録

「白砂」について

タイトルからはちょっと想像できない内容の物語でした。
タイトルは白砂(はくしゃ)

著者は鏑木蓮(かぶらぎれん)先生です。
いろいろ作品を書かれていて、探偵ものや医療系、推理小説など幅広い作品を書かれています。

紹介する本作は2010年に単行本2013年に文庫本として双葉社から出版されています。

この装丁デザインとタイトルからこんな内容なんだとは想像もつきませんでした。

「白砂」の感想

この物語は、いきなり予備校生である少女が一人暮らしをしているアパートで殺害されるという場面から始まります。

そこからこの物語は予想外の展開へと向かっていきます。
始まりの事件から、捜査を進めていくうちに見えてきた真実、事件から始まった点が、関係する人間たちの点が繋がり、最後にそれが線となっていく。

その最後の結末は実に切ない
号泣するというものではないが、なんかグッと心にくる切なさがありました。

事件から被害者の人生を、生い立ちを追っていく刑事たちの、ちょっと軽快なやり取りがありながら、本筋の物語の結末は切ない感じで、この二つの違った雰囲気を上手く組み合わせて、嫌な感じにさせない書き方は著者の上手さなのかなと、読了後に感じた感想の一つでもありました。

終盤に向けて、この作品のタイトルの意味が徐々に分かってくる感じもよかったと思います。

最後にちょっと書いたけど、切ない感じと刑事たちのやり取りの軽快さの対比がこの作品を読んでいくときにいい感じになっているのが印象的でした!

読旅の分析・評価

白砂:分析・評価
白砂:分析・評価

今回この作品の分析評価として総合評価72点と高評価になりました。

グラフを見てみると全体的にバランスがいいように感じますね。

構成から文体・表現までの項目、心に沁みるという項目で8点の高得点をつけています。

それ以外の項目で6点の中間点をつけたものもありますが、全体的に中間点以上をつけているので、総合点が72点という高評価に繋がっています。

感動・泣けるの点が7点としました。
感動というよりもどちらかというと心に沁みるという感じを受けたので、そちらの点の方が高得点となっています。

「白砂」SNSでの反応!

SNSに投稿されている「白砂」に関する投稿を見つけましたので掲載しています。

沢山の投稿がありましたが、その中から心に残った投稿を掲載させていただきました。

Xでの反応!

Xでも「白砂」に関するたくさんの投稿があります。
本書の魅力がよくわかります!

Inatagramでの反応!

Instagramでも多くの方が「白砂」に関する感想を投稿しています。
本書の魅力がよくわかります!

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