講談社文庫

読書感想

《感想》◆天空の蜂◆
人質は日本国民、犯人の要求とは

ネットで偶然見つけた、昔好きだった本について書かれたブログ。そのブログに書かれた感想に共感し、コメントしてみた。そのコメントにまさかの返信。そして二人のやり取りが始まった。やがて二人は会うことになった。しかしそこで感じた、なんとも言えないすれ違いの感覚。二人がわかり合うために本気で本音で話し合う。ほんとうの優しさとは。深く考えさせられた作品!
事件・裁判人生・人間ドラマサスペンス読書感想小説
映画化東野圭吾講談社文庫
書籍紹介

《小説紹介》
長編推理小説「館シリーズ」とは!
著者「綾辻行人」が魅せる!ミステリの金字塔「館シリーズ」!

綾辻行人さんの大人気長編推理小説「十角館の殺人」。本屋さんで並んでいる書棚を見ると「〇〇館の殺人」というタイトルが沢山あるのに気付いた方も多いでしょう!これは綾辻行人さんのシリーズ作品「館シリーズ」と言われる作品です。ここではこの「館シリーズ」について詳しく解説・紹介しています。館シリーズについて知りたい方は必見です!
書籍紹介小説
館シリーズ講談社文庫シリーズ綾辻行人
読書感想

冤罪を晴らす!「階段の記憶」その記憶に秘められた意味とは!
【13階段】

死刑が確定した彼には事件の記憶がない!果たして彼は本当に犯人なのか、その事件の真相に迫る!そしてその事件の真相がみえてきたとき、見えてきたもう1つの事件との関係!そこには仕組まれた「復讐」の思いがあった!多くの謎が絡み合った二つの事件の真相、そしてその関係が明らかになる!思わずうなってしまう結末に大満足の作品!
読書感想小説ミステリ―
映画化高野和明江戸川乱歩賞講談社文庫
読書感想

真夜中は、なぜこんなにきれいなんだろう
【すべて真夜中の恋人たち】

真夜中は、なぜこんなにきれいなんだろう。明るさがなくなり、その中でそっと輝く光。儚い光の美しさを、イメージしながら、人間関係や恋愛に不器用な女性が一生懸命気持ちを感じようとするその姿に感動できる作品。触れたら壊れてしまいそうな彼女の心の繊細さ。その変化を実に細かく描写された美しい作品でした。
読書感想小説恋愛
川上未映子講談社文庫
読書感想

あの島で起きた事件はまだ解決していない!
【十角館の殺人】

角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の七人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。これらの事件の真相へと迫りながら、実はその真相が、ある男の強い思いが関係していた。最後の最後に面白い展開を見せてくれるミステリ小説です!
読書感想小説ミステリ―
綾辻行人講談社文庫
読書感想

好きになった相手は、弟の妻だった!
【危険なビーナス】

突然目の前に現れた女は、弟の妻だという。その弟とは父親が違う。しかも、肝心な弟は失踪している!何とも怪しい状況で始まるミステリー小説です。
読書感想小説ミステリ―
ドラマ化東野圭吾講談社文庫
読書感想

きっと報われる日が来る泣き笑いの日が
【輝く夜】

本書は輝く夜、クリスマスイブに女性に訪れた幸せになれる奇蹟を描いた短編集。非常に読みやすい5編からなる泣ける奇蹟の物語です。著者は「永遠の0」や「海賊と呼ばれた男」を描いた百田尚樹さんです。結構スパッとした男目線の小説が多いと思っていましたが、本書の様な女性的な綺麗さのある作品も魅力的です!女性は勿論男性でも十分楽しめる作品です。
読書感想小説心情・思想泣ける・感動
百田尚樹講談社文庫短編集
事件・裁判

男が無実を伝えたかったその相手とは「完全無罪」

少女誘拐殺人事件の犯人として世の中を恐怖に陥れた男は、実は「人を傷つけたくない優しい男」。人が犯罪を犯してしまう悲しい現実が見える。多くの人が関わるからこそ真実が複雑で見えなくなる。しかし、1人の人間が持つ本性は1つである。完全無罪の男が、最後に犯した罪とは。
事件・裁判読書感想小説ミステリ―
講談社文庫大門剛明
読書感想

戦場で臆病者と言われた男が守りたかったものとは
【永遠の0】

臆病者と言われてまで男が貫き通した思いとは?その思いを探るために、時代を越えて孫たちが祖父の事を調べていく。調べていくうちに、祖父が守った事が見えてくる。その真実に感動が止まりません。
読書感想小説歴史・時代
百田尚樹講談社文庫