「箱の中」
真実の愛によって 人は変化していく
「箱の中」について
痴漢の冤罪で実刑判決が下り、刑務所に入ることとなった主人公の男性。
この作品は、刑務所を舞台にした囚人たちの間で起こった物語を描いた、木原音瀬先生の作品です。
BL(ボーイズラブ)を描いた作品で、木原先生の作品も、このカテゴリの作品を読むのも初めてです。
刑務所内で出会った二人の男性の関係。
同性同士の愛について深くそしてリアルに描いた作品。
濃厚さを感じる深い作品です。
BLというカテゴリの作品を初めて読みました。
最初は抵抗あるのかなと思っていましたが、読みはじめたら、ぐいぐい読んでしまいました!
「箱の中」の感想
本作はBL(ボーイズラブ)というジャンルの作品で、初めて読むカテゴリの作品でした。
そしてこの木原音瀬先生の箱の中は、BLというジャンルの作品の中で、非常に評価の高い作品でした。
刑務所という閉鎖的な空間という設定が最初の段階でこの二人の男性の関係性に緊張感を持たせてます。
そんな中で描かれた2人の男性の心理描写がまた、とても繊細で、木原先生の技が光っています。
読んでいてハラハラする緊張感であったり、愛を感じさせる心に深く沁み込む描き方。BLというジャンルで評価が高いというのも納得できる作品でした。
刑務所での2人の愛には、ちょっと緊張感を感じていましたが、徐々にその緊張感が、純愛という優しさであったり温かさへと変わっていく、そして2人の関係がこれから先どうなっていくのか、いつの間にか目が離せなくなり、ぐいぐい読んでしまっている。
そんな深い作品でした。
BLというジャンルを初めて読んでみて、最初はこのジャンルを読めるか不安でしたが、読み始めてみるとBLというジャンルに留まらない読者がいろいろな気持ちを感じることが出来る名作だと感じました。
この作品の続編「檻の外」も読んでみたくなりました。
BLというジャンルの作品に初めて挑戦しました。
最初は読めるのか心配でしたが、読み始めるとその不安は一蹴されました!これは名作です!
読旅の分析・評価
今回この作品の分析評価として総合評価83点と今回かなりの高評価になりました。
ストーリーから構成キャラクター、読みやすさ、文体・表現までが9点という高得点!
初めて木原音瀬先生の作品を読みましたが、BLのジャンルの中でかなり評価が高い作品だったこともあり、かなりハードルは高かったのですが、読んでみて納得の作品でした。
上記以外の項目でも7点以上と高得点を付けました。
BLというジャンルでしたが、そのジャンルだけに留まらず、いろいろな楽しみ方が出来る深い作品でした。
BLは読んだことがないという方にもおすすめの名作です!
続編も出版されていますので、是非あわせて読んでみましょう!
「箱の中」SNSでの反応!
SNSに投稿されている「箱の中」に関する投稿を見つけましたので掲載しています。
沢山の投稿がありましたが、その中から心に残った投稿を掲載させていただきました。
Xでの反応!
Xでも「箱の中」に関するたくさんの投稿があります。
本書の魅力がよくわかります!
箱の中 #読了
— うすい はるか (@yako_halka) October 11, 2024
木原音瀬作品の一途さは追い詰められる。この本を恋愛小説と呼ぶことに私は少し恐ろしさを覚えてしまうけど、劣悪な刑務所でも家族の裏切りでもなく、愛と名付けた、名付けざるを得なかった自らの感情で窒息しそうな彼らから目が逸らせなかった。二人の庭にせめて花が咲き続けますように pic.twitter.com/BDZ4zxmzCZ
木原音瀬先生の「箱の中」読んだ。
— 桂 (@redgiraffe1021) November 5, 2024
もう好き!大好き!!
切ないし苦しいし、最後完全ハピエンとは言いがたいけど2人にとってこの地獄の様な過程があってこその幸せなんだなって。
この本ではその後の話は読めないけどそれでも満足感はハンパない。
あ~木原先生好きです!#箱の中#木原音瀬 pic.twitter.com/AR3BSK2FFW
Inatagramでの反応!
Instagramでも多くの方が「箱の中」に関する感想を投稿しています。
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「箱の中」の続編!もおすすめ!
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