「肩書き「オレ」で生きていけ!」
自分の価値を示せるか?
私がこの本を選んだ理由
会社に雇われて、その中で持っている肩書き。
それは会社の力であるから通用するのであって「オレ」という肩書きでは無力な自分がいる。
その自分が肩書き「オレ」になれるのか、本書で確かめたいと思い手に取りました。
「肩書き「オレ」で生きていけ!」について
本書は、会社に頼らずに、自分自身で生きて行く、その方法について
準備する事から、実践までを詳しく解説してあります。
いつまでもどこでも「自分で稼げる力」を身に付けるための本です。
著者「唐土新市郎」について
元株式会社船井総合研究所の取締役専務執行役員です。
最年少でこのポジションに登りつめた、優秀な方です。
コンサルティングした企業は150社以上にのぼり
年商が2000万の企業から1兆円の大企業まで、様々な企業にアドバイスをしていました。
本書以外にも、多くの著書があります。
本書「肩書き「オレ」で生きていけ!」について
本書は、企業に頼って生きる事が当たり前になっているこの時代。
これから先の時代は、それではダメ!
いつか会社を離れた時に自分自身の価値で生きていけるようにと
その考え方や、行動などが惜しみなく紹介されています。
本書「肩書き「オレ」で生きていけ!」の概要
これから先の時代を会社に頼らず
自分自身をアピールして、生きぬいて行く、その行動や考え方が分かります!
今、自分の価値を示せるか?
今、会社と個人の関係が大きく変化しています。
組織の時代から個人の時代へと変わってきているのです。
そんな時代に、いつまでも会社の肩書きを借りていては生きていけません。
これからは、自分自身「オレ」を肩書きとして生き抜いていく方法を身に付けなければいけないのです。
その方法が分かりやす7つの構成で解説されています。
これらの7つの構成で、肩書き「オレ」になる行動や考え方を解説しています。
①スタンスチェンジ!
スタンスチェンジの部分では、まずはこれまでの「会社に雇われて生きる」という常識を捨てて
自分の意識を変えて行く方法について解説されています。
今の自分が会社から与えられた仕事をどんなふうにこなしているか
それにどんな欠点が潜んでいるのかを考え
これからの仕事に対する意識を変えて行く事の大切さが分かります。
②行動力!
行動力がある人は成功する。
このように行動することの重要性は同じなのだが
行動力は誰にでも備わった力であって
それを発揮する事が出来ていないだけ
ココではその行動力の発揮の仕方や
行動する事でどんな変化が現れるかなど、実践すべき行動の数々を紹介しています。
③自頭力!
自頭力とは、つまり自分の頭で考えること。
今、スマホが手元にある事が当たり前になっている状態
検索すれば答えがすぐに手に入る状態。
最近は考えて答えにたどり着くという過程が省略される事が多い。
これとはまた違うのだが、著者はここで、何でもない事でも
常に自分で考える事を意識する事の大切さを解説しています。
どんな事でも自分が当事者であると思う事で
自然と考えるようになるのです。
④セルフブランディング!
自分を商品化して売り込む事が出来ることは
これから先の時代は生きて行くためにとても重要な事になってきます。
自分をコンテンツ化するためには
まず自分を研究して知る事!
そうすることで自分を売り込む事が出来ます。
⑤関係構築力!
関係構築力!つまりコミュニケーション力である。
コンピューターやスマホが発達している時代だけども、著者はこれから先もコミュニケーションは重要な役割を果たすと考えています。
そのコミュニケーション力を上げるための方法を解説しています。
⑥メモ力!
メモ力は最近、多くの本でも紹介されています。
自分専用のノートに、様々な事をメモする。
これが成功するためにはとても重要であると。
著者も同じ様に、このメモが大切だと述べています。
ココではどんな事をどんな観点でメモするか
その方法についても紹介されています。
⑦成長力!
つまり自分をアップデートさせる事が重要。
常に自分がレベルアップしていけるような思考と行動が大切。
そのためには何をすべきなのか
著者の考えがまとめられています。
「肩書き「オレ」で生きていけ!」を読んで!まとめ
本書を読んで、まず自分の考え方や行動を思い返してみて
これまでの事を反省したり、改めなければならないという気持ちになりました。
会社に雇われて安心している時代はもう終わっており
成功している人が個人というものをブランド化して売り込み、企業という枠にはまらずに生きているという時代になってきている事を強く思いました。
本書では、個人が生き抜く力を持つための考え方や行動を紹介されており
今後の日本での生き抜き方が分かると思いました。
特に、新入社員の方はこの本を読んで
すぐにでも実践したほうがいいと感じました。
新人ではないが
これからの時代を生き抜く力が欲しいと感じている方でも
初心に戻るという気持ち
もう一度やり直すという意味では、自分の行動に取り入れて行くと良いと思える部分も多数ありました。
大企業だから安心という時代は終わっている今。
この本から個人の力というものをいかんなく発揮して
これからを生き抜いていける力を身に付けて頂きたい。
「肩書き「オレ」で生きていけ!」を読む!
自分の価値を示せるか?
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