「怪物」
怪物は誰?
怪物の正体とは?
「怪物」について
この作品は、映画「怪物」を完全小説化した作品です。
映画「怪物」とは
あの映画「万引き家族」の監督、是枝裕和、脚本、坂元裕二、そして音楽はあの坂本龍一さんという豪華メンバーがタッグを組んだ映画です。
カンヌ国際映画祭で脚本賞クィア・パルム賞を受賞しました。
2023年7月現在で大ヒット上映中のこの映画「怪物」
観に行った人たちの感想は、こんなに深い作品だとは思わなかったと
心に沁みる映画であったことが分かります。
タイトルは衝撃の「怪物」。
この観る人や読者の想像を駆り立てるタイトルで、まずはひきつけ、その物語の内容も観た人、読者の心を離しません!
そんな凄い映画を完全小説化した作品なんだね!
映画を観る前に小説を読んだので、小説の感想をまとめていきます!
「怪物」の感想
先ほども少し書きましたが、この「怪物」という作品は、映画「怪物」を完全小説化したものです。
ここで書く感想は小説を読んでの感想になります。
映画の完全小説化ということで、物語は同じものだと思いますが、事前情報を入れずに、映画版のキャストなどの情報もまったく入れない状態で読んだので、映画を観た人との感想とは若干の違いが出る可能性もありますね。
映像と文字ではやはり多少自分の中のイメージによってその印象が変わることもあると思います。
「怪物」というタイトルから、その物語には恐怖感のある内容が含まれているのかなぁと想像しながら読み始めました。
学校生活の中でいじめや、友人との関係。
そして教師たち、親たち・・・。
この関係を描きながら、徐々に明らかになってくる怪物の正体。
この怪物は一体どんな姿形をしているのか、その怪物の正体に近づいていくと、その正体にぞっとすることになります。
怪物は一体誰なのか?友達?家族?先生?そして・・・
誰が怪物なのか、その答えをこの作品のなかから感じ、そしてそれが分かったとき、この時代に生きる怪物にも気付ける。怪物の正体とは一体。
この作品のタイトルを見た時点では、この作品がこれほど深い物語であるとは想像もしませんでした。
この作品で表している「怪物」。
この怪物の正体について、深く考えることになりました。
映画で観ると登場人物の表情などもイメージがはっきりと頭に入ってくるので、その怪物という存在のイメージや意味が変わってくるかもしれません。
この作品は映画も観てみようと思っています!
怪物の正体に気付いたとき、その存在のことをともて深く考えました!
読旅の分析・評価
今回この作品の分析評価として総合評価75点と高評価になりました。
ストーリー、構成、キャラクター、考えさせられるなどの項目で8点という高得点をつけています。
学びや発見という感覚よりも、なんといっても考えさせられる、この作品の深さが際立っていると感じました!
意外性・ドキドキの部分では、その結末の意外性に高得点を付けました。想像できない結末になっています。そしてタイトルから想像できる内容ではなかったこともあって意外性を高得点にしています!
映画もとても気になる作品でした!
「怪物」SNSでの反応!
SNSに投稿されている「怪物」に関する投稿を見つけましたので掲載しています。
沢山の投稿がありましたが、その中から心に残った投稿を掲載させていただきました。
Twitterでの反応!
ツイッターでも「怪物」に関するたくさんの投稿があります。
本書の魅力がよくわかります!
映画『怪物』好きすぎて小説版とシナリオブック買って読んだ
— なつこん (@natukonwanwan) July 31, 2023
小説版は映画をそのまま文字にした内容だったけれども登場人物の映画では語られない細かな心情が知れて 自分の解釈との答え合わせが出来る感じで面白かった
シナリオブックは映画で削られた部分が多くて驚き→ pic.twitter.com/gNN9eyJBUy
「怪物」観てきた
— なる (@24Ytan) August 5, 2023
凄く良かった。こんなに惹き込まれる映画だとは思わなかった。
子供視点の森がジブリのような美しさで良かったなぁ。 pic.twitter.com/5sXF8G66gK
Inatagramでの反応!
Instagramでも多くの方が「怪物」に関する感想を投稿しています。
本書の魅力がよくわかります!
コメント