《読書感想》
◆法廷占拠 爆弾2◆
あの事件から新たな悪が生まれた

「法廷占拠」

あの事件から新たな悪が生まれた！

「法廷占拠」について

この作品は、2023年の本屋大賞で見事第4位に輝いた「爆弾」という作品の続編です。

著者は、「爆弾」と同じ呉勝浩（ご かつひろ）先生です。

第1作目に登場した、史上最悪の爆弾魔「スズキ タゴサク」が、続編である本作では、囚われまさに裁判が行われる場面から物語が始まります。

そのまま「スズキ タゴサク」の裁判が始まるのかとおもいきや、なんと物語は予想もしない展開に！
裁判が行われているのは東京地裁の第104号法廷。

そこに突如として表れた悪！
その悪は法廷を占拠し、法廷内にいた人たちを人質にしてある要求をしてきた！

物語は、この新しい悪が引き起こす事件を解決するため、警察とこの悪との戦いとなる！

「法廷占拠」の感想

いやぁ。この作品は、「爆弾」の続編ということで、とても前評判が高かった。
前作の「爆弾」がかなり面白いと評判のミステリー小説だっただけに、期待は大きかったと思います。

前作が面白いと、続編はかなりハードルが上がって、人気になるのが難しい部分もあるのですが、この作品「法廷占拠」は、前作に負けない面白さ！

前作と同じくミステリー小説で、最初から最後までハラハラの展開、そして予想をはるかに超えてくる終盤からの結末！
確かに前作からの続編ではあるけど、前作とはまた一味違ったストーリーと展開、結末でひとつの作品として十分楽しめます！

前作の「爆弾」を読んでいれば、もちろん面白さは倍増すると思いますが、いきなりこの作品を読んでも十分楽しめます！

前作もそうですが、犯人と警察との心理戦、言葉一つで相手の心理を読み解く、そういったやり取りがちりばめられている部分や、登場人物一人一人の特徴や過去なども、それぞれしっかりと物語に関連していて、それらも物語をより深く面白くしてくれます。

主人公だけでなく、登場人物全員がしっかりと特徴を持っている全体で楽しめる作品という印象です。
ミステリー小説の中でも、この爆弾、法廷占拠は超おすすめの作品です！

読旅の分析・評価

「法廷占拠」SNSでの反応！

SNSに投稿されている「法廷占拠」に関する投稿を見つけましたので掲載しています。

沢山の投稿がありましたが、その中から心に残った投稿を掲載させていただきました。

Xでの反応！

ツイッターでも「法廷占拠」に関するたくさんの投稿があります。
本書の魅力がよくわかります！

Inatagramでの反応！

Instagramでも多くの方が「法廷占拠」に関する感想を投稿しています。
本書の魅力がよくわかります！

「法廷占拠」を読んでみたくなったらコチラ！

リンク

その他のおススメ小説はコチラ！