私がハマった!原田マハさんの作品紹介!
今回は、私が選んだ「これは素敵な作品だ!」と思った小説を書いた作家さんとその作品を紹介します。
今回紹介する作家さんは「原田マハ」さんです。
そしてこの方の作品を3作品紹介します。
原田マハさんの作品のファンになるきっかけとなった3作品です。
全ての作品を読破したわけではありませんが、この3作品は私が特に素敵だと感じた作品です。
おススメの作品なので、原田マハさんの作品を読んでみようかなぁと思った方は是非読んでみてください。
様々な人物の「独立」を描いた「独立記念日」
本作品は、様々な登場人物の人生での「独立」をテーマに描いています。
人には、人の数だけ人生があります。そんな人生の中で、人は悩み、泣き、変わろうと努力します。
人生での状況は他人には理解してもらえない場合があります。
悩んでいる時は、自分一人が悩んでいると考えている場合が多いですね。
周りの人はみんな人生がうまくいって、悩みなんてないんだろうと思ってしまいます。
今まさに、こんな感じで自分の人生で悩んでいる人には是非読んでいただきたいのが本作品「独立記念日」です。
愛の形を優しく描く!「カフーを待ちわびて」
本作品の舞台は、沖縄県にある島とされています。
実際には存在しない島を舞台に、男女の恋愛、周りの人たちの優しさや愛情を描いた作品です。
若くして父親を亡くし、そして母親も家を出た。
そして祖母もなくし、隣人のばあばに面倒を見てもらいながら過ごしてきた主人公の男性。
自分はこの先ずっと一人でいるんじゃないか。
友人たちはみな結婚して家族を築いている。
自分は一人。
そう感じながら生きている主人公だが
周りの人たちから、ささやかな優しさや愛情を受けているということが感じられます。
あなたのお嫁さんにしてくださいと手紙を送ってきた女性。
その女性との切ないすれ違いの恋愛を描いた恋愛小説。
言葉が持つ力を知ることになる!「本日はお日柄もよく」
本作品は、「言葉」というものに焦点をあてて書かれた作品です。
言葉が持つ力。言葉に秘められた力。
この力は時に世の中を変えてしまうこともあります。
聞く人の心を動かし、感動させ、行動へつなげることが出来る。そして大きな力へとなり、大勢の人を動かすこともできるのです。
経験したことがあるでしょう。
誰かの話を聞いて、感動して涙が止まらなくなった。
よし、頑張ろうと思った。など、言葉の力を感じたことが。
このように、言葉というものは、誰かに力を与えることが出来る力を持っているのです。
本作品では、言葉の力をいい方向へ向けて、魅力的な言葉の使い方、言葉の力を描いています。
その魅力的な力を持った言葉の力によって生まれた未来はとても、優しく、そして輝いていると感じました。
言葉を使うことが出来る人間だからこそ、言葉というものの力を信じ、世界をいい方向に変えるための力として魅力的な使い方をしたいと強く思いました。
この作品で原田マハさんにハマったと言える作品です!
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