
安藤広大さんによる『数値化の鬼』は、ビジネスパーソンが「仕事ができる人」になるための思考法を体系化した一冊です。
著者は株式会社識学の代表で、組織マネジメントの専門家として知られている方で、本書は、数字を使って自分や仕事を客観的に捉える力を養うことを目的としています。
この作品はこんな方にお勧め!!
- 自分の成長を客観的に把握したい人
- 感覚的な仕事から脱却したい人
- チームや部下のマネジメントに悩んでいる人
- 成果を出すための「型」を知りたい人
今、こんな思いを持って悩んでいる、変わりたいと願っている人に、おすすめの作品です!!
「数値化の鬼」を読んで
『数値化の鬼』は、数字を使って「自分の弱点を見つける勇気」を与えてくれる本です。
数字に苦手意識がある人ほど、読後に「自分を客観視する力がついた」と感じる傾向が強く、特にマネジメントや目標達成に悩む人にとっては大きなヒントになる内容でした。

それではここからは、
私、読旅が本書を読んで、重要と感じたり、印象に残った部分を挙げて紹介していきます。
興味がある方はこのまま読み進めてみてください!
仕事ができる人って数字を大切にする!!

仕事ができる人の多くは「数字」であらわすことの重要性を理解している。
曖昧なな感じで、「だいたい」や「おそらく」という言葉を使うことなく、数値で表現することで、いろいろな場面での精度が上がるという効果が得られることを知っているのだ。
具体的に数値化することで失敗を理解する!

自分の失敗や、弱点など、数値化することで、具体的に数値で表現することで、なぜ失敗したのか、どれくらい失敗したのかなど、失敗というよりも、できなかったことに対する原因がはっきりと見えてきます。
自分自身を冷静に客観視することもできるため、その失敗を理解して認めることが出来るのです。
このように失敗の原因などを具体的に数値化することは、次に失敗しないためにも、とても重要なことだと感じた。
数値化を徹底すれば問題が見えてくる!

徹底的に数値化することで、成果に至るまでの問題がより具体的に見えてくる。
具体的に問題が見えてくるということは、それを変更することが可能ということになる。
問題を改善するときや、仕事を成果に繋げるために、無駄な努力を減らして、より効率的に仕事をこなすことが出来るようになる。
なんとなくうまく行った。。。それでは。。

世の中には、なんとなくうまく行っている人って結構いますね。
自分自身でも、なんとなく今回うまく行ったけど、なぜうまく行ったのかを理解していないというか、その理由が分からない。
これって再現性が無いってことなんです。
何となくうまくいったって感じの人は、その理由が分かってないから、次に何かをするときにまた同じ無駄を繰り返すことになります。
数値化していないから、再現性もなく。これはたまたまうまく行ったとしか言いようがありません。
自分を知る大切さ!数値化はものさし!

数字で表すって、なんとなく冷たいものって感じる方もいると思います。
自分自身を数値化って聞くと。。。
しかし、数字は冷たいものではなく、感情に流されずに現実を見つめるための、そして自分自身を正確に表すツールでもあるんです。
「数字=評価」ではなく、「数字=改善のヒント」と捉えることで、自己否定ではなく自己成長につながると気持ちを切り替えれば、自分自身の弱点や強みを知ることが出来るのです。
「自分を客観視する力がついた」と感じることができ、特にマネジメントや目標達成に悩む人にとっては大きなヒントになるのです。
「数値化の鬼」を読んで!まとめ

本作は、数字を使って「自分の弱点を見つける勇気」を与えてくれる本です。
数字に苦手意識がある人ほど、読後に「自分を客観視する力がついた」と感じる傾向が強く、特にマネジメントや目標達成に悩む人にとっては大きなヒントになる内容となっていました。
これから社会人になるひとから、管理職の方まで、幅広い年代のビジネスパーソンが読むべき1冊だと思います!
「数値化の鬼」はこんな方ににおススメ!
ここまで「数値化の鬼」について感想をまとめてきました。
最後に、本書はどんな方にお勧めの本なのかを改めて挙げてみました。
- 自分の成長を客観的に把握したい人
- 感覚的な仕事から脱却したい人
- チームや部下のマネジメントに悩んでいる人
- 成果を出すための「型」を知りたい人
数値化の鬼の著者の作品!あわせて読むことで更にできるビジネスパーソンに!!
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