西加奈子

西加奈子さんについて

日本の小説家・エッセイスト。

イランで生まれ、その後幼少期をエジプト、日本の大阪で過ごす。
小説家としては、2004年に小説「あおい」でデビューを果たし、それ以降数多くの人気作品を世に出し、人気の小説家として活躍している。

西加奈子さんの代表作

  • さくら(2005)
  • サラバ(2014)
  • i(アイ)(2016)
  • 夜が明ける(2021)

西加奈子さんの公式HP

西加奈子さんの主な受賞歴

  • さくら(2006):第3回 本屋大賞 第10位
  • 通天閣(2007):第24回 織田作之助賞大賞
  • ふくわらい(2013):第10回 本屋大賞 第5位、第1回 河合隼雄物語賞
  • サラバ(2015):第152回 直木賞、第12回 本屋大賞 第2位
  • i(2017):第14回 本屋大賞 第7位
  • 夜が明ける(2022):第19回 本屋大賞 第6位
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読書感想

《感想》◆白いしるし◆
すぐに染まってしまう白、その白に儚さと強さを感じる

2023年新潮文庫の100冊の中の1作品!西加奈子先生の恋愛小説「白いしるし」。白という色が、この物語をただの恋愛小説ではなく、より人間的で深い物語へと色を変えている。読むほどに、その白という色が、白を強調しながらもいろいろな色を見せてくれる。不思議な感覚を持つ深い恋愛小説です!
読書感想小説恋愛人生・人間ドラマ
西加奈子新潮文庫
読書感想

《感想》◆夜が明ける◆
困っている人を助ける、それは当たり前のこと

西加奈子先生の長編小説が5年ぶりに登場!2022年本屋大賞ノミネート作品に選ばれた「夜が明ける」。まちにまった作品をついに読み終えました。西先生らしい、人間の心の繊細な部分から、今の世の中に対しての不安を実にうまく表現しています。さすがノミネート作品!読んでよかったと思える名作でした!是非多くの人に読んで欲しい!
読書感想小説人生・人間ドラマ心情・思想
西加奈子本屋大賞新潮社
読書感想

「この世界にアイは存在しません。」
【i】

「この世界にアイは存在しません。」という衝撃的な言葉から始まるこの小説。人生の意味、自分の存在の意味を考えさせられます。誰もが心の中に感じている、人には伝えることが難しい感覚。そんな感覚を持った少女の自分の感情に対する答えを見つける人生が優しく描かれています。
読書感想小説人生・人間ドラマ心情・思想泣ける・感動
西加奈子ポプラ文庫
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