《読書感想》
◆人魚が逃げた◆
人魚を追いかける王子と出会った

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「人魚が逃げた」

人魚が逃げた:青山美智子
人魚が逃げた:青山美智子

人魚を追いかける、王子に出会った

人魚が逃げた:読書記録
人魚が逃げた:読書記録

「人魚が逃げた」について

本作は、青山美智子さんの小説で
銀座の街を舞台に繰り広げられる連作短編集です。

童話「人魚姫」をモチーフにした幻想的な世界観と、現代人の心の機微が絶妙に融合した作品となっています。

青山美智子先生はこの作品で、本屋大賞4年連続ノミネートと、とても人気のある作家さんです。

「人魚が逃げた」あらすじ

ある週末、SNSで「人魚が逃げた」という謎の言葉がトレンド入り。

銀座の歩行者天国に現れた“王子”と名乗る青年が、「僕の人魚が逃げたんだ」と語り、人々の注目を集めます。

この奇妙な騒動の裏で、5人の男女_
恋に迷う元タレント、母としての価値に悩む主婦、過去に縛られたコレクター、言葉に自信を失った作家、そして心に傷を抱えるホステス。

それぞれが、それぞれの人生の転機を迎え、王子との出会いを通じて自分自身と向き合っていきます。

「人魚が逃げた」の感想

青山先生の作品はいつも、「心が温まる」「癒された」という感じに包まれます。

本作でも、青山作品らしい優しさと深い洞察が詰まった物語となっており、幻想的な設定ながら、登場人物たちの悩みや成長がリアルに描かれ、まるで自分自身の物語のように感じられる仕上がりになっていました。

銀座という場所で起こっていることなのに、なぜか幻想の世界での出来事のような雰囲気も醸し出して、物語に不思議な奥行きを感じさせます。

「人魚が逃げた」というタイトルが、実は登場人物たちのそれぞれが、自分自身のことから逃げていた、それに気付いていいくという物語で構成されていて、それぞれの人生において、逃げずに向き合う姿を、読者に思い起こさせる、そんな温かい前向きになれる作品です。

今、自分の人生に何か悩みがあって、迷いがある人に是非、読んで欲しい!
読後にあなたもきっと思うはず。
逃げたのは人魚じゃない、それは自分の中にある本当の自分だったんだと。。。

今、自分の人生に何か悩みがあって、迷いがある人に是非、読んで欲しい!
王子が探している人魚。
実は誰の心の中にもいるものなのかも。

読旅の分析・評価

人魚が逃げた:分析・評価
人魚が逃げた:分析・評価

「人魚が逃げた」SNSでの反応!

SNSに投稿されている「人魚が逃げた」に関する投稿を見つけましたので掲載しています。

沢山の投稿がありましたが、その中から心に残った投稿を掲載させていただきました。

Xでの反応!

Xでも「人魚が逃げた」に関するたくさんの投稿があります。
本書の魅力がよくわかります!

Inatagramでの反応!

Instagramでも多くの方が「人魚が逃げた」に関する感想を投稿しています。
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