《感想》◆レインツリーの国◆
忘れられない本が繋げた恋、でも彼女は会えないと言った

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「レインツリーの国」

レインツリーの国:有川浩
レインツリーの国:有川浩

忘れられない本が繋げた恋
でも彼女は会えないと言った

レインツリーの国:読書記録
レインツリーの国:読書記録

「レインツリーの国」について

この作品は有川浩先生の作品です!
この作品は映画化もされている人気の恋愛小説です。

ある時ネットで偶然見つけた、自分が昔好きだった本の感想を書いているブログ。
その感想を読んで、じっとしていられずにその感想にコメントをしてみた、そしたら予想外の返信

ここから二人のネットでのやり取りが始まります。
そして、ネットでやり取りを続けていくと当然、実際にあってみたいと思うようになるわけです!

しかし、会うということにちょっと抵抗を持っている彼女。
そこには、思いもよらなかった事実があった。

有川先生の作品、とても好きです。
読みやすく、優しく、そして繊細な心情の描き方がリアルで心に沁みます。

「レインツリーの国」の感想

先ほども書きました、この小説は恋愛小説です。

しかし読み終えてみて、これはただの恋愛小説というカテゴリに入れてしまってはいけないと感じました。

ある障害を抱える彼女。
その彼女と付き合っていく中で、これまで想像すらしなかった相手の心。

障害を抱えている人にしか分からない心の葛藤。
この二人がどう向き合っていくのか、正直な二人のぶつかり合いに感動しました。

可哀そうなんて思ってほしくない。同情して欲しい訳じゃない。
だからといって何も気を使わないでいいというわけじゃない。

人を思う、人のために何かをするという「優しさ」というものを深く考えました。
何もかもしてあげる、一緒に落ち込んで泣いてあげる。
これだけが本当の優しさではない場合がある。そんな人の優しさというものを考え直させられる作品でした。

相手のためにやってるんじゃないか!
という優しさは、もしかしたら勝手な思い込み、自己満足に過ぎないのかもしれません。
もっともっと心を通わせ、信頼関係を築くことで、相手のための優しさということが分かってくるだと感じました。

人の優しさというものを深く考えました!
これまでに自分が良かれと思ってやってきたことが、もしかしたら押しつけの優しさになってしまっていたのかもしれないと思いました。

読旅の分析・評価

レインツリーの国:分析・評価
レインツリーの国:分析・評価

今回この作品の分析評価として総合評価77点と高評価になりました。

ストーリーから構成、キャラクター、感動など、全体的にバランスのいい形になっていることが分かります。

どの要素でも、高得点を獲得している作品は、なかなかありませんが、今回この作品がバランス的にいい感じになりました。

ストーリー性もよく、そして学びや発見に関しても、知らないことが多くあったので、学びも多い考え方の幅が広がった作品だと感じました。



「レインツリーの国」SNSでの反応!

SNSに投稿されている「レインツリーの国」に関する投稿を見つけましたので掲載しています。

沢山の投稿がありましたが、その中から心に残った投稿を掲載させていただきました。

Twitterでの反応!

ツイッターでも「レインツリーの国」に関するたくさんの投稿があります。
本書の魅力がよくわかります!

Inatagramでの反応!

Instagramでも多くの方が「レインツリーの国」に関する感想を投稿しています。
本書の魅力がよくわかります!

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