読後感最高!これぞ名作と言われる小説8作品を紹介!第2弾!
今回紹介する本は「読後感最高!これぞ名作と言われる小説8選 第2弾!」です!
これまでにたくさんの小説を読んできました。そんな読んできた小説の中から今回、特に「名作」と言われれている小説を紹介します!
もちろん私的にも、これらの作品は名作だなと感じた作品を厳選しています。
いろいろな賞を受賞したり、ノミネートされたりと有名になっている作品も多く含まれています。
そんな多くの方に衝撃を与えてきた作品ばかりです!
《作品1》正欲:朝井リョウ
まず最初の1作品目は、朝井リョウ先生の「正欲」です。
この作品は本当に話題になりました。
傑作か!それとも問題作か!と言われるくらい、読者によって評価が分かれてしまう作品だと思いました。
私にとっては衝撃の傑作でした。
この作品を読むまで、自分自身では多様性というものを理解している分かっているつもりでいました。
しかし、この作品を読んだあと、自分がどれだけ小さな自分の常識の範囲内で物事を考えていたかを思い知らされます。
読む前と読んだ後で、これほど考え方が変わる作品はなかなかありません!
この作品は本当に衝撃でした。
映画化もされるということで、この作品を映画でどう描くかがとても楽しみです!
詳しい感想が見たくなった方は下の《感想》から作品の単独ページへ行くことができますので、そちらへどうぞ!
《作品2》かがみの孤城:辻村 深月
続いて2作目は辻村深月先生の「かがみの孤城」です。
最近では文庫化もされ、さらに映画化と注目度も人気も高い作品です。
本屋大賞を受賞した作品ということもあり、多くの方が楽しめる、面白いと感じた作品だったと思います。
かがみの中にある不思議な世界へと迷い込んだ主人公。そしてかがみの先にあったお城のような建物に集まった少年少女たち。
そこに集められた少年少女たちの複雑な人間関係とその心情を見事に描いた作品。
幅広い年齢層から支持を受けている名作です!
若い人向けの小説かと思っていたけど、結構幅広い年齢層から人気がある!
文庫化、映画化で人気はさらにアップしているね。
《作品3》流浪の月:凪良 ゆう
3作目は凪良ゆう先生の「流浪の月」です。
この作品は2020年に本屋大賞を受賞した作品で、最近では映画化にもなって、話題を呼んでいます。
「事実と真実の違い」
この言葉が私の中でとても印象に残っている言葉です。
事実とは実際に起こったこと、そして真実はまさに本当のこと。
真実とは本当に当事者にしか分からない。
憶測をあたかも真実であるかのように解釈し、決めつける。きっとみんなそうだろう。きっとあの人もそうだろう。
今の時代のSNSでの誤った解釈をした情報の拡散。無責任な情報の拡散。
今の時代に起きているリアルな問題に迫った作品だと感じました。
この小説、すごく好きでした。事実と真実。
普段ではその違いをあまり深く考えたこともなかったですが、この作品で、こういう言葉のちょっとした違いを敏感に感じるようになりました。今の時代作り上げられた「真実」が勝手にものすごい速さで拡散されていまう。この作品は、それがとても怖いことだと分からせてくれます。
詳しい感想が見たくなった方は下の《感想》から作品の単独ページへ行くことができますので、そちらへどうぞ!
《作品4》汝、星のごとく:凪良 ゆう
次の4作目も凪良ゆう先生の作品。
「汝、星のごとく」です。
この作品は超恋愛小説!
そしてその恋愛は切なすぎる。
この作品なんと2023年の本屋大賞を受賞したんです!「流浪の月」に続き本屋大賞を受賞!凄い!の一言です!
本屋大賞を受賞するだけあって、この作品もまたいい作品です。家族、恋愛の複雑な状況の中で、心は恋愛の方に向かいそうになる。しかし、それを簡単にできない環境。
もどかしい、狂おしいほどに切なすぎる恋愛、なんでこうなってしまうんだろう。
そんな状況の中にある人間の繊細な心情を描く切なすぎる恋愛物語。
流浪の月とこの作品。本屋大賞2作目の凪良ゆう先生!
本当に凄いです!そしておめでとうございます。読ませていただき、どちらの作品も、名作と言える面白さだと思っています!これからも素敵な作品期待しています!
《作品5》光のとこにいてね:一穂 ミチ
5作目は一穂ミチ先生の「光のとこにいてね」です。
この作品は2023年本屋大賞で第3位を獲得した作品です。私個人的には、本屋大賞にノミネートされたときに一番読みたかった作品です。
SNSの読書アカウントなどで公開されている評価がとても高く、人気が高い作品です。
第168回直木賞にもノミネートされています。
育った環境が違う少女が2人、偶然出会い、お互いが強烈に引き寄せあうことから物語が始まり、この二人の関係を描いた作品で、切ない場面が多くありますが、最後までグッと心を掴まれた状態で読むことができます。
評判通りの、まさに名作です。
この作品は、とても気になっていた作品。
読み始めると、なぜか心を掴まれて、最後までぐいぐいと読み進められます。切なすぎるけど、優しく温かさも感じる、素敵な作品でした。
《作品6》爆弾:呉 勝浩
次の6作目は、呉勝浩先生の「爆弾」。
この作品は数々の賞を受賞した評価の高いミステリー小説です。
最初から最後までハラハラドキドキしながら読みました。
爆弾魔の計算された悪意。
その悪意に心理戦で立ち向かう警察!
この作品も2023年本屋大賞にノミネートされ見事、第4位を獲得しています。
ミステリー好きに超おすすめの1冊です。
この作品はほんと最後までドキドキでした。
人間の心理って本当に繊細で複雑、そして面白いなって本当に思いました。
《作品7》星を掬う:町田 そのこ
7作目はこの作品、町田そのこ先生の「星を掬う」です。
町田そのこ先生は「52ヘルツのクジラたち」で2021年に本屋大賞を受賞した作家さんで、その作家さんが今回本作「星を掬う」で2022年本屋大賞の第10位を獲得されています。
母親と娘の難しい関係性を描いた作品。
すれ違う、母親との関係、その真意がわからぬまますぎて行く時間。
そして最後にわかった、母親の本当の気持ちと優しさ、それがわかった時、涙が止まらなくなる感動小説です。
母親の愛情って本当に深いよなと感じる作品。
表面的には厳しく、時には冷たく感じることもあるけど、実はその行動には、何よりも深い覚悟を決めた愛情があるんだなと思い涙が止まりませんでした。
《作品8》赤と青とエスキース:青山 美智子
最後、8作目は、青山美智子先生の「赤と青とエスキース」です。本作品は、2022年本屋大賞で、第2位を獲得しています。
大人の純愛を描いた恋愛小説です。
ある男女の恋愛とその恋愛を支えた1枚の絵画。
青山先生らしい優しい言葉で描かれた恋愛が、切なさもありながら優しさに包まれて描かれています。
こんな優しく素敵な恋愛があるんだなあと思わず感心してしまう作品です。
青山先生の作品は本当に優しさに包まれていて、どの作品も、読むと心が癒されます。
青山美智子先生が描く、大人の純愛小説。
先生の特徴である優しい言葉が、この恋愛を優しくそして綺麗な雰囲気に包んでくれています。
これは読んでおきたい!読後感最高!これぞ名作 小説8選!第2弾!まとめ
それでは最後に今回紹介した「これは読んでおきたい!読後感最高!これぞ名作 小説8選!第2弾!」の全8作品を改めて紹介しておきます。
壮大なこのプロジェクト、皆さんもぜひ読んで、この世界を感じてみてください!!
【全8作品のそれぞれの詳細な感想はコチラ!】
- 正欲:朝井リョウ
- かがみの孤城:辻村深月
- 流浪の月:凪良ゆう
- 汝、星のごとく:凪良ゆう
- 光のとこにいてね:一穂ミチ
- 爆弾:呉勝浩
- 星を掬う:町田そのこ
- 赤と青とエスキース:青山美智子
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