読書家が考えてみた!
読書するなら「紙の本」か「電子書籍」か?

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読書は紙の本か電子書籍か
読書は紙の本か電子書籍か

読書を楽しむなら「紙の本」か「電子書籍」か

電子書籍リーダー
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読書と言えば紙の本!
これは常識というか、本を読むということ自体が紙の本を読むということの意味でした。

しかし今、電子書籍というものが登場して「読書」が変わってきています。
電子書籍の歴史としては、まず1980年代の後半に、CDにデータで書き込まれた状態で出版された辞書が誕生しました。その後、携帯電話の時代に携帯電話で漫画が読めるようになり、手軽に携帯電話で漫画が読めるということから徐々に電子書籍が広がり始めました。

今ではスマートフォンやタブレットといった誰もがデータを持ち歩けることが常識となり、さらに米国で電子書籍がブームとなったことから、日本でも2010年が「電子書籍元年」と騒がれることとなりました。

今は、紙の本と電子書籍の両方が出版され、読まれているという状態になっています。

ここで読書が好きな私としては、今後紙の本、印刷本をメインとして読んでいくのか、電子書籍をメインとして読んでいくのか悩み始めました。悩み始めたきっかけは、紙の本を置くスペースが少なくなってきたということです。

それからというもの、紙の本にするか、電子書籍にするかを悩み、メリットやデメリットを比較するようになりました。ここでは、そんな悩んでいる中で比較してきた、紙の本と電子書籍のメリット、デメリット、そしてその結果、自分はどんな選択をしたのかを紹介していこうと思っています。

私と同じように、紙の本か、電子書籍かで悩んでいる読書好きの方たちの参考になれば幸いです。

紙の本・印刷本のメリット・デメリット!

紙の本のメリット・デメリット
紙の本のメリット・デメリット

これまで読書と言えば、紙の本、つまり紙に印刷された本を読むということでした。
ここではまず紙の本のメリットやデメリットについてまとめていきたいと思います。

紙の本・印刷本のメリット

まずは、紙の本・印刷本のメリットについてまとめていきます。
読書好きな方たちは、このメリットを感じているから、今でも紙の本が好き、電子書籍には切り替えられないと思っているのだと思います。

  • 読んでいるという実感が得られる
  • 財産として存在していると感じられる
  • これまでこんなに読んできた本を眺めて充実感を得られる
  • 本棚に並んだ本を見ると充実感が得られる
  • 本棚がインテリアとしてもいい感じ
  • 本に自由に書き込みができる
  • 好きな作家さんのサイン本が手に入る

紙の本のメリットとして挙げてみました。
メリットの特徴はやはり、本が実際に存在しているということから読書という行動を実感として得られている。その結果それは充実感であったり達成感という感覚につながっているということが考えられます。

紙の本・印刷本のデメリット

それでは次に紙の本・印刷本のデメリットについて挙げてみたいと思います。
これまで紙の本で読書を楽しんできたこともあり、デメリットなんてない!と思っていますが、じっくり考えて絞り出して挙げてみました。

  • 収納場所が必要
  • 古い本は黄ばみなど変色してくる
  • 破れたり、汚れたりがある
  • 重量

デメリットを絞り出してみました。紙の状態で存在しているので、やはり収納しておくために本棚を置き、部屋の場所を確保する必要があります。今回私が電子書籍にしてみようかと悩みだしたのは、このデメリットが大きいです。

年間に200冊以上読む私は、購入する本の数も半端ではありません。その結果、部屋のほとんどが「本」という状態になってしまっています。私的にはこの状態は快感でもあるのですが、さすがに置く場所が足りない、そして床の状態も不安になってきました。

これは今後さらに悪化していくだろうと考えると、紙の本のデメリットとして考えてしまいます。

電子書籍のメリット・デメリット!

電子書籍のメリット・デメリット
電子書籍のメリット・デメリット


それでは次に、電子書籍のメリット・デメリットについて挙げていきたいと思います。電子書籍が徐々に普及してきているということは、やはりメリットがあるからだと思います。

そして実際に私も使ってみて、感じたメリット・デメリットがあるのでまとめていきたいと思います。

電子書籍のメリット

まずは電子書籍のメリットについてです。
このメリットを感じて、紙の本から電子書籍に切り替えたという方も多いのではないでしょうか。

  • 収納場所がいらない
  • 沢山の本を持ち歩ける
  • 暗い場所でも読める
  • 文字の大きさを変えられる
  • お風呂でも読める
  • 紙の本より安く買える
  • 本の重さを感じない
  • 本を探す手間が省ける
  • 電子書籍でしかない作品が読める
  • 色褪せない

電子書籍のメリットを挙げてみました。結構メリットがありますね。

私としての一番のメリットはやはり、収納場所が必要ないという点です。何冊あっても収納場所は必要ないんです。そして重量もないので床を傷めることもありません。

そしてすべての本を持ち歩ける!これも大きなメリットの1つです。私のように小説、ビジネス書などいろいろ読む人は、外出するときに数冊の本を鞄に入れて持ち歩くことがあります。そんな時、やはり気になるのは、本の重量と大きさなんです。電子書籍であれば、何冊持っていようと重さと大きさはスマホ・タブレットの1台分です。これは女性にとってもとてもありがたいことです。

電子書籍のデメリット

次に電子書籍のデメリットを挙げてみましょう!実際に使ってみて感じたデメリットになりますので参考にしてみてください。

  • 今どれくらい読んだのか感じにくい
  • 読書しているという実感が得られにくい
  • 読了後の達成感を感じにくい
  • 充電が必要
  • スマホだと意外と読みにくいので専用端末があったほうがいい

デメリットの特徴としては、やはり紙の本での読書に慣れている人は、本を読んでいるという実感、ぶ厚い本の場合、今どれくらい読み進めてきたのかを実感しにくいなどがあります。

最初から電子書籍で読書を始めた人にはわかりにくいデメリットかもしれませんが、私のように紙の本での読書が当たり前だった人にとっては、この実感を得られにくいことはデメリットと感じられてしまうかもしれません。

ぶ厚いを読み終えたときなどは、その本の厚みを感じて、同時に達成感を得ることがあります。これが読書の楽しみ方の1つでもあると感じていたので、この達成感がないわけではないけど、小さいというのはとちょっと寂しさを感じた部分でもあります。

紙の本と電子書籍!結局どちらがいいの?

紙の本と電子書籍どっちがいいのか
紙の本と電子書籍どっちがいいのか

ここまで読書が大好きな私が、紙の本と電子書籍についてメリットやデメリットをまとめてきました。
そしてここまで読んできた方は、結局どっちがいいの?と思っていると思いますので、最終的な結論を申し上げたいと思います。

私は結局、電子書籍をメインで今後書籍を購入していくことに方向転換しようと考えています。
その理由として最も大きかったのは、やはり「収納スペース」の問題です。部屋に本を置くための収納スペースを確保できなくなってきたというのが最大の理由です。

本棚にきれいに並べていれば、見た目もインテリアとして最高ですが、本だ本棚にも入りきらないような状態になってきて、今後、この問題はさらに深刻になってくると考えました。

ということで、電子書籍をメインにすることに決めたのです。
電子書籍をメインにしたからと言って、紙の本を買わないということではありません。やはり好きな作家さんや話題になった本、これは紙の本でもっておきたいという作品は、紙の本を買うと思います。

先日も、村上春樹先生の長編小説が6年ぶりに出版されました。電子書籍も同時に出されたのですが、この作品はやっぱり紙の本を持っておきたいと思ったので、電子書籍ではなく紙の本で購入しました。
ちなみにこの作品は紙の本も電子書籍も同じ値段でした。

今後もこのように紙の本を買うことはありますが、電子書籍での購入を多めにしていこうと考えています。

自分がなぜ読書が好きなのかを考えてみる

紙の本にするか、電子書籍にするかで悩んでいる人はまず、自分は主にどんな本を読んでいるのか、自分がなぜ読書をしているのか、なぜ読書が好きなのかを改めて自分自身で知ることが大切だと思います。読書をする理由は人それぞれだと思います。

  • 知識を増やしたい
  • ただの趣味
  • 装丁のデザインが好き
  • 頭がいいと思われたいから
  • 本自体が好き、本を買うことが好き
  • 本が本棚に並んでいるのを見るのが好き
  • 本の匂いが好き

このようにいろいろな理由が考えられます。
専門書やビジネス書をメインで読んでいて、とにかく知識が身に付けばいいと思っている人は、電子書籍でどんどん本を読んだほうが、知識は手に入ります。何かを調べたいときでも、電子書籍ならすぐに検索できます。

しかし、読書家の中には本自体が好きだから、本を買うことが好きだという方もいます。私も若干その気持ちがありますので、完全に電子書籍にしてしまうのは寂しく感じており、量は減らしますが、紙の本も買うことにしました。

本自体が好きだという方は、そもそも電子書籍にしてしまっては読書自体が出来なくなってしまう可能性もあります。実際に私の周りにも、電子書籍で試してみたけど、やっぱり紙の本がいいんだよね~と言っている人も多いです。
本の手触りが好き、本を捲るときの音が好き、あとどれくらいで読み終わるというのが分かることでやる気がアップするなど、紙の本がいいという方の意見もいろいろあります。

このように、なぜ自分自身が読書をしているのかによって、紙の本がいいのか、電子書籍がいいのかは変わってきます。

電子書籍に最適な書籍リーダーは?

電子書籍に最適な端末は?
電子書籍に最適な端末は?

それではここからは電子書籍にした場合にはどんな端末が最適なのかについてまとめていきます。
実際に私が試してみての感想なので、人によってはそれは違うと思う方もいると思いますので軽く参考にしてください。

何を読むかで電子書籍リーダーもおすすめが変わってきますので、そのあたりも考えてリーダーを選ぶようにしましょう!

小説を読むならKindlePaperwhiteがおすすめ!

小説がメインで、小説しか読まないという人はAmazonの電子書籍専用リーダーの「KindlePaperwhite」が超おすすめです。

カラーではない小説、つまり文字が読めれば十分というのであれば、カラーで表示される必要もないので、「KindlePaperwhite」であれば十分読書を楽しめます。

なんといっても軽い、小さい、そして100%まで充電していれば最大で10週間読書を楽しむことが出来るのです。さらに防水なのでお風呂に入りながらでも読書ができ、文字の大きさなども好みに合わせて設定を買えることができるので、さすが専用リーダーと言えます。

使っていて感じるデメリットは、処理能力が遅いため、少し操作の反応が遅いなど気になる点はありますが、ページを捲るという動作に関してはストレスを感じませんので、小説だけ楽しみたいという方には、最適なリーダーだと思います。

ただし、小説の装丁をカラーで見たいという方については白黒の装丁になってしまうので、ちょっと寂しいかもしれません。しかし、装丁だけならスマホを使ってみることもできるので、カバーはできると思います。

ビジネス書や専門書を読むにはiPad miniがおすすめ!

次は、ビジネス書や専門書を読む方にへおすすめする端末の紹介です。
私は小説とビジネス書のどちらも読むので、正直KindlePaperwhiteだけでは物足りなく感じてしまっていました。

先ほども紹介しましたが、小説を読むのであればKindlePaperwhiteは最もおすすめするリーダーですが、正直ビジネス書には最適ではないと感じました。その理由として挙げられるのは、ビジネス書にはグラフや絵が多いからということです。

ビジネス書を読んでいると、途中でグラフや絵を使って解説している部分があります。KindlePaperwhiteでは、この部分をカラーで見ることが出来ません。このグラフや絵だけはカラーで見たほうが分かりやすいよな~と感じてしまうのです。

そこで私がビジネス書を読むために使っているリーダーは「iPad mini」です。最初は「iPad」で読んでいたんですが、途中で感じたのはiPadは少し大きいなということです。そこで家族が持っていた「iPad mini」で試してみたところ、これがちょうどよかったんです。

それからはビジネス書などカラー情報の多い作品を読むときは大きさも重要もiPadよりもコンパクトな「iPad mini」を使うようになりました。動作についても処理能力が高いので読書を楽しむには、何のストレスも感じません。

KindlePaperwhiteとiPad miniの大きな違いはやはりカラーで見られるかという点です。カラーで見たいと思う作品、ビジネス書は漫画、雑誌などは、カラーで見ることが出来るタブレットやiPadがおすすめです。

容量にも注意が必要!

紙の本は収納スペースが必要になりますが、電子書籍は作品を購入して持っておくためには、端末の容量が必要になります。この電子書籍の容量については意外と見落とされています。端末を選ぶときに、その端末の容量を気にせずに購入して、結局電子書籍を少ししか保存できずに持ち歩けなかったということになる場合もあります。

ネット環境がない状態で好きな本を読みたい場合は、あらかじめ端末にダウンロードしておく必要があるので、容量を確保しておく必要があります。

それでは一体どれくらいの容量を確保しておけばいいのか、まずは電子書籍の容量を知りましょう!

書籍のカテゴリ1冊あたりの容量1GBに入る冊数
小説1~10MB100~1000冊
ビジネス書10~20MB50~100冊
漫画50~200MB5~20冊
雑誌100~500MB2~10冊
電子書籍容量と1GBに保存できる冊数

電子書籍のメリットに「沢山の本を持ち歩ける」ということがありますが、小説以外のカテゴリの作品、つまりカラーで見たい作品については1作品の容量が大きいので、意外と冊数が小さくなってしまうと感じた人もいるでしょう。

端末の残容量次第では、持ち歩ける冊数が意外と少なくなってしまうのです。

Kindleの容量は読書専用のモデルでは容量が8GB・16GB・32GBとなっています。
容量32GBで端末に保存できる冊数と以下にまとめています。

書籍のカテゴリ8GBの場合の冊数32GBの場合の冊数
小説800~8000冊3200~32000冊
ビジネス書400~800冊1600~3200冊
漫画40~160冊160~640冊
雑誌16~80冊64~320冊
Kindleの容量と保存可能冊数

この表を見ると分かってきたと思います。小説やビジネス書を読むという人はKindleの容量でも十分。しかし、漫画や雑誌、つまりカラー情報が多いカテゴリに関しては、Kindleの容量では物足りなくなってしまいますね。特に漫画好きな方、私もそうなんですが、あっという間に100冊くらい本棚に並びますね。一度に持ち歩きたい冊数も多くなります。

端末の容量について

端末の容量についての注意点をもう少し詳しく解説していきます。
Kindleなど読書専用、つまり電子書籍のリーダーとしてだけ利用する端末では、その端末の容量を把握しておけばいいのですが、iPadminiやタブレットなどをリーダーとして利用する場合は、少し注意が必要です。

それは電子書籍以外のもので容量を使ってしまうという点です。

電子書籍リーダー以外の用途で使うことが多いので、アプリや画像、動画などで容量を使ってしまっている場合があります。どれくらい電子書籍を保存できるかは、必ず端末の残容量を確認するようにしましょう。

電子書籍を読む方のおすすめ!「Kindle Unlimited」

Kindle
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紙の本がやめられない人、好きな人は、Amazonプライムを活用して、効率的な読書ライフを過ごすと紹介しました。

しかし、読書家の中には、部屋の収納のことなどを考えて、紙の本から電子書籍に切り替えたという方もいます。そういう方は、間違いなくKindle Unlimitedを活用したほうがいいでしょう!

私も利用していますがKindle Unlimitedは電子書籍専門のサービスで驚くほど多くの本を読み放題で提供しています。結構新しい本が読み放題で公開されていたり、

もちろんAmazonプライム以外に月額料金が発生しますが、電子書籍を月に2冊読めば、まず間違いなく元を取ります。

電子書籍にダウンロードしておけば、たくさんの本を持ち歩いているということになるので
好きな場所で、好きな時間に、好きな本をすぐに読むことができるのも、電子書籍のメリットです。

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