【読書感想】泣ける・感動小説

読書感想-小説-感動・泣ける

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読書感想

《読書感想》
◆ないものねだりの君に光りの花束を◆
普通であること、それが最も特別なこと

クラスにいる特別な存在!国民的人気アイドルグループのメンバーの彼、そんな彼をみんな特別な存在としてみている。そしていたって普通。。。普通が似合う彼女。まさに正反対と言える二人が同じ図書委員を引き受けることになった。そこから始まる特別な存在と普通の存在の本当の関係。特別だと思っていた彼にはある辛い過去があった。「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の著者が贈る青春恋愛物語!感動の結末に涙が溢れる。
読書感想小説青春恋愛泣ける・感動
角川文庫汐見夏衛
読書感想

《読書感想》
◆夏のピルグリム◆
ひと夏の奇跡が家族を再生させる

第12回ポプラ社小説新人賞奨励賞を受賞した作品。妹を亡くした姉が、推しに会うために九州の宮崎までの旅に出発する。姉は妹の死に関することで、心に悲しい思いを秘めていた。妹も好きだった人気アイドルグループの推しに会いに行くために、姉は友達と旅に出てその道中で様々な人の出会いを経験し、考え方を成長させていく、そして最後に姉がたどり着いた家族との向き合い方、そして家族がたどり着いた家族としての形とは。
読書感想小説青春人生・人間ドラマ泣ける・感動
高山環ポプラ社小説新人賞ポプラ社
読書感想

《感想》 ◆アントキノイノチ◆
その命と向き合う、それでも生きている

人が亡くなる最期のときに遺すと言われている「ぎょらん」と呼ばれる赤い珠。その珠を食べた者は亡くなる人の思いを知ることができる。その珠に込められた思いをしった時、その後の人生をどう生きるのか。珠に込められた思いは本当になくなっていく者の最期の言葉、思いなのか。
読書感想小説人生・人間ドラマ泣ける・感動
幻冬舎文庫さだまさし
読書感想

《感想》 ◆ぎょらん◆
この珠は亡くなった人の思いかそれとも残された人の思いか

人が亡くなる最期のときに遺すと言われている「ぎょらん」と呼ばれる赤い珠。その珠を食べた者は亡くなる人の思いを知ることができる。その珠に込められた思いをしった時、その後の人生をどう生きるのか。珠に込められた思いは本当になくなっていく者の最期の言葉、思いなのか。
読書感想小説人生・人間ドラマ泣ける・感動
町田そのこ新潮文庫
読書感想

《感想》 ◆百花◆ 母から引き継がれる大切な記憶

母親のことを大切にしようと強く感じた作品でした。息子のことすら忘れてしまった母。しかし、母が最後まで記憶の中に残していたものそれはとてもとても身近にあった。元気な頃は分からなかった母のこと自分が親になった瞬間に母が息子のことをどう思っていたのかそれを心から理解できる。深く心に沁みる作品です!
小説人生・人間ドラマ泣ける・感動読書感想
川村元気文春文庫
読書感想

《感想》◆レインツリーの国◆
忘れられない本が繋げた恋、でも彼女は会えないと言った

ネットで偶然見つけた、昔好きだった本について書かれたブログ。そのブログに書かれた感想に共感し、コメントしてみた。そのコメントにまさかの返信。そして二人のやり取りが始まった。やがて二人は会うことになった。しかしそこで感じた、なんとも言えないすれ違いの感覚。二人がわかり合うために本気で本音で話し合う。ほんとうの優しさとは。深く考えさせられた作品!
読書感想小説恋愛人生・人間ドラマ泣ける・感動
有川浩新潮文庫
読書感想

《感想》◆かがみの孤城◆鏡に吸い込まれた不思議な世界、城に隠された謎を解く

2018年に本屋大賞を受賞した辻村深月先生の作品。かがみの先にあったのはお城のような建物。その建物に集められた少年少女たちには、それぞれ心に抱える悩みがあった。彼らはその建物で、自分自身の存在する意味を考え始める。少年少女たちが一生懸命前を向こうとする姿に感動!幅広い年齢に人気の名作!
泣ける・感動読書感想小説ミステリ―青春
本屋大賞辻村深月ポプラ社
読書感想

《感想》◆花の鎖◆
花が繋ぐ記憶、そして謎の男が残す花

祖母のもとに届く花束、送り主は「K」という謎の人物。一体なぜ花束を贈るのか、その人物の正体は一体?ミステリー性をもった「花の記憶」で繋がった感動物語。イヤミスの女王と呼ばれる湊かなえ先生がおくる物語!イヤミスだけじゃない!湊先生の作品の中でもファンが多い作品!
読書感想小説ミステリ―泣ける・感動
湊かなえ小学館文庫
読書感想

《感想》◆夏の終わり、透明な君と恋をした◆
俺はお前のことを絶対に忘れない。絶対だ

誰もが抱えている日常生活の中での悩み、そしてその悩みを乗り越えていく姿を、青山先生の優しく、そして温かい物語で描く。今、悩みを抱えている、疲れてしまっているあなたへおすすめの作品。2023年本屋大賞第5位を獲得した作品
読書感想小説青春恋愛SF・ファンタジー泣ける・感動
九条蓮スターツ出版文庫
読書感想

《感想》◆星を掬う◆
母が娘のために選んだ生き方とは!その真実に涙する

2021年本屋大賞を受賞された町田そのこ先生の受賞後の第1作!「星を掬う」。本作品も2022年本屋大賞にノミネート!(2022年2月時点)幼い頃に母に捨てられたと思い生きてきた、結婚した夫の暴力から逃れるため、母のもとへ。そこで始まった母との暮らしの中で、母が娘を捨てたその理由に触れることになる。感動の人間ドラマ!
読書感想小説人生・人間ドラマ泣ける・感動
本屋大賞町田そのこ中央公論新社
読書感想

《感想》◆そして、バトンは渡された◆
沢山の愛情を感じたよ。家族という名の暮らしに。

ちょっと変わった家族。大人たちにふりまわされた少女は、そんな中でもたくさんの愛情を注がれながら生きていく。家族って何?その答えは、自分自身が家族という環境をどう受け止めたかで変わるのではないか。さすが本屋大賞受賞作品!映画化も話題となっている「そして、バトンは渡された」の読書感想文です。
読書感想小説人生・人間ドラマ泣ける・感動
映画化文春文庫瀬尾まいこ
読書感想

《感想》◆護られなかった者たちへ◆
こんな理不尽が許されていいのか!

こんな理不尽が許されていいのか。餓死という残酷な状態で見つかった遺体、この殺人事件に隠された切ない真実。護られなかった人たちの声。その声を代弁するために、男がとった行動。この行動を悪だと言えるのか、この殺人の加害者は一体誰だ、あなたはどう感じるだろうか。日本のある制度の盲点が明らかになる!
読書感想小説人生・人間ドラマ泣ける・感動サスペンス
中山七里宝島社文庫
泣ける・感動

あの時のわたしは、52ヘルツの声をあげていた。
【52ヘルツのクジラたち】

「52ヘルツのクジラ」、そのクジラは「世界で最も孤独なクジラ」と言われています。幼い頃から親からの虐待をうけ孤独な時間を過ごしてきた二人。その二人にしか分からない。心の奥から発せられる声。その声を受け止める難しさ、その言葉を発する難しさ。悲しさの中から前を向こうともがく人の強さが分かる作品。2021年本屋大賞。
泣ける・感動読書感想小説人生・人間ドラマ
本屋大賞町田そのこ中央公論新社
読書感想

言葉が持つ力、魅力を改めて知ることになる
【本日は、お日柄もよく】

私たちが日常的に使っている「言葉」。話したり聞いたり、書いたり読んだり。本書ではこの言葉の持つ力。言葉が時には世の中を動かすことがあるということに焦点を充てて物語が描かれています。言葉が持つ魅力的な力を改めて知ることになる一冊です。自分たちが話す言葉の大切さを感じましょう。
読書感想小説人生・人間ドラマ泣ける・感動
原田マハ徳間文庫
読書感想

兄弟をまた繋いだのは父が残した一挺のバイオリンだった
【茨の木】

兄弟の優しさを思い出させてくれたのは、父が残してくれた一挺のバイオリンだった。バイオリンのルーツをたどるために旅に出た弟は、旅先でである人たちの心にふれ、家族、兄弟の本当の優しさ、絆を思い出す。その思いは幼い頃からずっと変わっていない。それを思い出した時、弟の口からでた言葉に涙します。
読書感想小説人生・人間ドラマ泣ける・感動
さだまさし幻冬舎文庫
小説

手に入れた「愛」と手放してしまった「愛」
【朝が来る】

実の子供が出来ない夫婦と、幼くして子供ができ出産し、その子を手放してしまった母親の人生を描いた作品です。「特別養子縁組」という制度を利用してつながった二人の母親。色々な家族の形、絆、そして葛藤を描く。現代の日本の社会が抱えている問題に踏み込んだ作品。今の家族の幸せの形、希望を追い続けた人間が見た光、その光に感動します。
小説人生・人間ドラマ泣ける・感動読書感想
映画化辻村深月文春文庫
読書感想

人間にとって「生」とは、究極の選択の結末とは
【最後の医者は桜を見上げて君を想う】

人は最後を迎える時、その最後の迎え方をどうするか考える。その最後の迎え方は、一体だれが決めるのか、そしてそれに満足できる正解はあるのか。自分の最後に向き合う患者と、その最後を握る医者の複雑な思いが交錯する作品。そこに正解はあるのか!
読書感想小説心情・思想泣ける・感動
二宮敦人TO文庫
泣ける・感動

夢中になる姿は人を感動させる
【舟を編む】

何かに夢中になること。それが、人間にとってどんなふうに大切なことなのか、それを改めて感じさせてくれる作品。2012年本屋大賞受賞作品の「舟を編む」を読んだ感想をまとめています。何かに没頭できることで巻き起こる人間たちが作り上げるドラマに感動します。
泣ける・感動読書感想小説人生・人間ドラマ
映画化本屋大賞三浦しをん光文社文庫
小説

それがどうしてお前だったんだ・・・
【その日のまえに】

身近な人の「死」というものを描いた作品。死を迎える「その日」が、大切な友人や家族の死が訪れようとしているとき、周りの人たちはどんなことを思い、どんな行動をするのか、そして残された人たちは「その日」のあとにどうやって生きていくのか。深く考えさせられる感動の短編集です。
小説人生・人間ドラマ泣ける・感動読書感想
重松清文春文庫
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