《小説紹介》
明日も頑張れる!
頑張れって応援したくなる!小説8作品を紹介!
第1弾!

書籍紹介小説

応援したくなる小説8選!
応援したくなる小説8選!

何だが応援したくなる人気小説8作品を紹介!

今回紹介する本は「読んでいて、なんだか応援したくなる小説」です!

色々な小説があります。
そんな中で、読んでいるとだんだんと登場人物を応援したくなっている、そして読了後には、自分自身も頑張ろうって思えるような作品を厳選してみました!

今ちょっと気持ちがネガティブになってしまっている。そんな気持ちの人たちに読んで欲しい、みんな頑張ってんだなぁと思える名作ばかりです!選書の参考にしてみてください!

実際に読旅が読んでみて、この作品は読んでよかったと思えたというのはもちろん。その中で応援したくなる!自分も頑張ろうという思いになれる作品を厳選しています!!
選書の参考にしてみてください!

※作品の横の番号はランキングではありません。

《作品1》ひと:小野寺史宜

ひと:小野寺史宜
ひと:小野寺史宜

まず最初の1作品目は、小野寺史宜先生のひと」です。

この作品は、人とのつながりの温かさを静かに、そして力強く描いた青春小説です。

2019年の本屋大賞にもノミネートされ、その結果第2位に輝いた作品で、多くの読者の心を打ちました。

物語は、四季によっての主人公の日常や成長を描いており、人との出会いから始まる、人の優しさ。

人と関わることで、少しずつ成長していく主人公を描き、全体的に、優しくのんびりした和やかな雰囲気で流れる物語ではあるが、人というものを、実に繊細に描いている、気持ちが温かくなる名作。

主人公のどこか頼りない性格が、少しずつ出会った人たちによって成長し、1人の大人になっていく姿に、読んでいて応援したくなりました。

人との出会いの中で、成長してく主人公。
読んでいて応援したくなり、自分自身も温かい気持ちになれた作品。
詳しい感想が見たくなった方は
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《作品2》大人は泣かないと思っていた:寺地はるな

大人は泣かないと思っていた:寺地はるな
大人は泣かないと思っていた:寺地はるな

続いて2作目は寺地はるな先生の「大人は泣かないと思っていた」です。

この作品は、寺地はるなさんが描く連作短編集で、九州の田舎町を舞台にした“生きづらさ”と“再生”の物語です。

恋愛、結婚、家族、性別、年齢などの“あるべき姿”に縛られてきた登場人物たちが、こうあるべきということから解放されて、自分の足で歩き出す姿を描いています。

そして、誰かのために生きるのではなく、自分の人生を選び取ることの大切さが、静かに、でも力強く語られます。

そしてタイトルにもあるように、大人は泣かないと思っていた、しかし、大人だって泣くのだ。
傷ついて泣くこともあるのだ。

そんな未完成な大人たちの姿が、心に寄り添う物語。

大人だってなくんだよね。時にはどうしていいか分からなくなって。
そんな未完成な大人の姿に、思わず応援したくなりました。
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《作品3》カラフル:森絵都

カラフル:森絵都
カラフル:森絵都

3作目は森絵都先生の「カラフル」です。

この作品は、死後の世界から始まる“再挑戦”の物語であり、自分らしさと人生の色彩を問い直す感動作です。

主人公である”ぼく”は、死後に天使プラプラから「抽選に当たった」と告げられ、前世の罪を思い出すために“ホームステイ”として地上に戻ることになった。

地上に戻るために、ある人の身体に乗り移ることになるのだ。

ん?っと思うような始まり方が印象的でした。

自殺未遂をした中学3年生の「真」。
彼の身体に乗り移り、真の人生を生きながら、家族の秘密、友人との関係、初恋の痛みなどを通して、世界の”色”を再発見していく物語。

世界の色を発見しながら、色は黒と白だけでなく、誰もがカラフルな色を持っている。他人の視点を通して、自分の価値や存在意義を見つけていきながら、自分自身を赦し、もう一度生きることへの希望を持っていく物語。

人や世界にはそれぞれ色んな色がある。
人間の複雑さ、感情の揺らぎ、そして“自分らしさ”の探求が、鮮やかに描かれています。
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《作品4》そして、バトンは渡された:瀬尾まいこ

そして、バトンは渡された:瀬尾まいこ
そして、バトンは渡された:瀬尾まいこ

次の4作目は瀬尾まいこ先生の「そして、バトンは渡された」です。

この作品は、、血のつながりを超えた家族の愛と絆を描いた感動作です。2019年に本屋大賞を受賞し、多くの読者の心を温かく包みました。

主人公は高校生の森宮優子
彼女は幼い頃に母を亡くし、父の海外赴任をきっかけに継母を選びます。

その後も親の再婚や離婚を繰り返し、名字が4回も変わるという複雑な家庭環境に育ちます。

それでも優子は「全然不幸ではない」と語りる。
なぜなら、どの親も彼女を深く愛してくれたから

物語は、そんな優子が“バトン”のように親から親へと渡されながら、成長していく姿を描いています。

“家族とは何か”を静かに問いかける一冊。
そして家族と愛情とは一体何かについて考えた作品です。
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《作品5》下町ロケット:池井戸潤

下町ロケット:池井戸潤
下町ロケット:池井戸潤

5作目は池井戸潤先生の「下町ロケット」です。

この作品は、話題になりましたね!
テレビドラマとしてもとても人気の作品です。

熱い技術者魂と企業ドラマが融合した傑作シリーズです。

主人公は「佃航平」。
元宇宙科学開発機構の研究員で、父の死をきっかけに町工場「佃製作所」の社長になったところから物語が始まる。

企業の論理、特許戦争、社員との葛藤など、リアルなビジネスの世界が舞台となっており、小さな町工場が、大企業や理不尽な社会の壁に立ち向かいながら、ロケットの部品開発という夢を追いかける姿を描いている物語である。

シリーズ作品であり、この作品はシリーズの第1作で、ロケット部品の特許と夢を中心に描いています。

見ていて主人公である佃航平の困難に立ち向かう、熱い気持ちと社員の頑張りに応援したくなると同時に、読んでいる方も、手に力が入って、よし!頑張ろう!と思える作品です。

この作品は、本当に熱くなれる!
よし!俺もがんばろ!と思える超ポジティブになれる名作!

《作品6》沈まぬ太陽:山崎豊子

沈まぬ太陽:山崎豊子
沈まぬ太陽:山崎豊子

次の6作目は、山崎豊子先生の「沈まぬ太陽」です。

この作品は、企業の腐敗と人間の尊厳を描く壮大な社会派小説で、実在の事件や人物に着想を得たフィクションとして非常に重みのある作品です。

文庫本で全5巻からなるボリューム満点の長編作品となっています。映画やドラマ化もされて長く愛されている名作。

主人公の男は、自らの信念を守ることで、組織から排除されるが、最終的には人々の信頼を得ていく、そういう生き方しかできないまっすぐな男。

組織の論理に押し潰される個人と、それでも誇りを守ろうとする人間の姿、この両方を上手く描いている。
とても考えさせられる物語となっています。

打たれても、組織から排除されても、立ち上がり諦めない、自分の信念を貫く主人公の姿。
読んでいて応援せずにはいられませんでした!

《作品7》羊と鋼の森:宮下奈都

羊と鋼の森:宮下奈都
羊と鋼の森:宮下奈都

7作目は、宮下奈都先生の「羊と鋼の森」です。

この作品は、2016年に本屋大賞を受賞し、映画化もされた話題作で、ピアノの調律師という珍しい職業を通じて、主人公の内面の変化と人とのつながりが丁寧に描かれています。

主人公は、体育館で偶然見かけた調律師・板鳥宗一郎の仕事に心を奪われ、ピアノの音に森の匂いを感じるという不思議な体験をします。

その出会いをきっかけに、調律師を目指して専門学校へ進学し、やがて地元の楽器店に就職。
調律の世界に飛び込んだ外村は、先輩やピアニストとの出会いを通じて、音と人に向き合う姿勢を育んでいきます。

才能や結果にとらわれず、自分の手で確かなものを探す姿勢を描いた、映画化もされた名作。

何となく調律したピアノの音が聴こえてくるような
そんな穏やかな感じを受ける名作。

《作品8》暗いところで待ち合わせ:乙一

暗いところで待ち合わせ:乙一
暗いところで待ち合わせ:乙一

最後、8作目は、乙一先生の「暗いところで待ち合わせ」です。

静かな緊張感と優しさが交錯する異色のミステリーであり、孤独とつながりをテーマにした深い物語です。

主人公の女性は、視力をほぼ失い、1人暮らしをしている。
そこに、殺人容疑で警察に追われる青年・大石アキヒロが彼女の家に逃げ込み、気づかれないように居間の隅に潜み始める。

この普通では考えられないような感じで物語が始まります。

主人公の女性は、同じ部屋に、誰かがいることに気づきながらも、恐怖と好奇心の間で「知らないふり」を続けながら生活を続けます。

しかし、アキヒロは彼女に危害を加えるどころか、さりげなく助けるようになり、奇妙な共同生活が始まる。

そして最後には、この二人を応援したくなる結末へと向かっていきます。異色のミステリーなのですが、主人公を応援したくなる。そんな作品でもあります。

乙一先生の、ちょっと他とは違う世界観から物語が始まります。
そして最後には、読み始めった重々しいミステリーから、まったく違う色の作品へと変わっていく!
これは面白いと思える名作。

読んでいて頑張れって応援したくなる!自分も頑張れる気持ちになれる!小説8作品を紹介!第1弾!

それでは最後に今回紹介した「読んでいて、なんだか応援したくなる小説第1弾!」の全8作品を改めて紹介しておきます。
この8作品でぜひのめり込んで読んでみてください!!

【全8作品のそれぞれを読みたくなった方はコチラ!】

  1. ひと:小野寺史宜
  2. 大人は泣かないと思っていた:寺地はるな
  3. カラフル:森絵都
  4. そして、バトンは渡された:瀬尾まいこ
  5. 下町ロケット:池井戸潤
  6. 沈まぬ太陽:山崎豊子
  7. 羊と鋼の森:宮下奈都
  8. 暗いところで待ち合わせ:乙一

読旅が選ぶ!まだまだある!おススメ本!

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