《読書感想》
◆恋とか愛とかやさしさなら◆
女子高生を盗撮した恋人、許すとは愛するとは

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「恋とか愛とかやさしさなら」

恋とか愛とかやさしさなら:一穂ミチ
恋とか愛とかやさしさなら:一穂ミチ

女子高生を盗撮した恋人 許すとは愛するとは

恋とか愛とかやさしさなら:読書記録
恋とか愛とかやさしさなら:読書記録

「恋とか愛とかやさしさなら」について

2023年本屋大賞で第3位を獲得した「光のとこにいてね
第171回直木賞を受賞した「ツミデミック」、これらの人気作品を生み出した、人気作家である一穂ミチ先生の作品がこの「恋とか愛とか優しさなら」です。

今回この期待の作品を読了しました!

そして本作は、2025年本屋大賞ノミネート(2025年2月時点)作品に選出されています。

「恋とか愛とかやさしさなら」あらすじ

プロポーズされた翌日に恋人である彼が盗撮で捕まってしまった。。。
こんな衝撃的な出来事から物語は始まります。

これまでの普通であったはずの日常が、その出来事を機に一変してしまいます。
もちろんプロポーズを受けた後の、恋人同士の2人の関係も一変することになります。

そして周りの反応、関係も、これまでの様子とは徐々に変わっていきます。
二度としないと誓う恋人の男性を、プロボーズをされた女性は許せるのか。

そしてここから、許すとは何なのか、盗撮したという事実がある彼をそのまま愛することが出来るのか、彼のプロポーズを受け入れ、結婚することが出来るのか、結婚後の生活はどうなるのか。

相手を信じるとは、許すとは、そして愛するとは、男女のこの思いの関係、違いを繊細に描いた、深い名作!
本屋大賞ノミネート作品ということも納得の、読者に深く考えさせる名作。

さすが一穂先生と納得の作品でした。
「光のとこにいてね」もとてもいい作品でしたが、この作品も全然違った雰囲気を持った物語ですが先生の繊細な心情表現がふんだんに現れた、いい作品でした。

「恋とか愛とかやさしさなら」の感想

何度も言いますが、さすが一穂先生!と納得の作品!
この物語は、プロポーズの次の日に、プロポーズした男性が女子高生を盗撮して捕まってしまうという衝撃の出来事から始まります。

盗撮という罪を犯した彼、もう二度としないという言葉を受けた女性は、一体どのような気持ちの整理をするのか、彼を許すことができるのか、それとも許さないのか。

一穂先生の綴る文章に現れる、読者の心にグッと入り込む言葉を感じながら、物語を読み進め、自分だったらどうするだろうと、この状況になったらどう考えて答えを出すだろうと、この物語の出来事を自分のことのように考えながら読み進めていく場面がいくつもありました。

私が感じる一穂先生の特徴、丁寧で優しい文体。それでありながら、心にグッと刺さる言葉。
読者の心を離さない物語と描き方が、さすがと言える名作!

また先生の素晴らしい作品に出会い、感動しました。

いやー予想外の始まりから、物語が始まり、人を許すとは一体どういうことなのか、愛するとは。
とにかく考えさせられる作品でした。誰もがこの物語のような出来事に巻き込まれる可能性があると感じながら、自分のことのように真剣に読み込みました!

読旅の分析・評価

恋とか愛とかやさしさなら:分析・評価
恋とか愛とかやさしさなら:分析・評価

「恋とか愛とかやさしさなら」SNSでの反応!

SNSに投稿されている「恋とか愛とかやさしさなら」に関する投稿を見つけましたので掲載しています。

沢山の投稿がありましたが、その中から心に残った投稿を掲載させていただきました。

Xでの反応!

Xでも「恋とか愛とかやさしさなら」に関するたくさんの投稿があります。
本書の魅力がよくわかります!

Inatagramでの反応!

Instagramでも多くの方が「恋とか愛とかやさしさなら」に関する感想を投稿しています。
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