「天空の蜂」
人質は日本国民 犯人の要求とは
「天空の蜂」について
この作品は東野圭吾先生の長編サスペンス小説
第17回吉川英治文学新人賞の候補作でした。
そして、2015年に映画化された人気の作品です。
内容としては、海上自衛隊の巨大ヘリコプターが何者かによって奪われる。
遠隔操作で奪われたヘリコプターの中には、1人の少年が取り残されている。
犯人たちの要求は、国内の原子力発電所の運転を停止しろというものだった。
奪われたヘリコプターは高速増殖原子炉「新陽」の上空でホバリングを開始する。
要求を飲まなければ、ヘリを原子炉に落とすという、人質は日本国民全員。
物語の始まりとしてはハラハラドキドキが期待されるスタート!
人質は日本国民全員!
「天空の蜂」の感想
さすが東野圭吾先生!
やはりおもしろいですね。人質は日本国民全員!
このような状況になるように物語を考える発想が凄いと思います。
奪われたヘリコプターが原子力発電所の上空でホバリングを始める!
犯人の要求をのまなければ、ヘリは原子炉へ落とす!
もしこんな状況になったらと想像しながら読むと、ハラハラドキドキしっぱなしでした!
政府と警察、そして発電所の関係者たちが、犯人からヘリを奪い返すために、そしてヘリに残された子供を救出するために、頭脳戦を繰り広げる!
そして驚きなのが、この作品実は約30年前、1995年に刊行されているということ、約30年前に原子力発電所、そして最新のヘリコプター、そしてITを駆使する関係者たち、この構想を30年前に考えていたなんて、令和の今でも、この内容を十分リアルに感じながら読める!さすがとしか言いようがない!
映画化されている人気作で、もちろん映画も観ました。
若干原作と異なる部分もありますが、原作のハラハラドキドキは忠実に再現できていると思います!
30年前にこの構想が頭の中で出来上がっていたなんて。。。
凄すぎる!
読旅の分析・評価
今回この作品の分析評価として総合評価75点と高評価になりました。
ストーリーから構成については、8点の高得点!
30年前にこのストーリーが出来ていたなんて!
そしてやはり、意外性、ドキドキという部分に関しても8点と高得点をつけています。最初から最後までハラハラドキドキでした。
物語の中に原子力発電所やヘリコプターなどが登場することから、学びの点もあったので、学び・発見の項目でも8点をつけています。
全体的にバランスのいい形になっている安定の作品です!東野圭吾先生!さすが!
「天空の蜂」SNSでの反応!
SNSに投稿されている「天空の蜂」に関する投稿を見つけましたので掲載しています。
沢山の投稿がありましたが、その中から心に残った投稿を掲載させていただきました。
Twitterでの反応!
ツイッターでも「天空の蜂」に関するたくさんの投稿があります。
本書の魅力がよくわかります!
「天空の蜂」東野圭吾
— はなこ (@CandyGakari) June 24, 2023
原発テロ、そんな事ある?! それが最初の印象でした。初版が1998年にも関わらず、2023年の現代においても新しい感覚を覚えます。ひと言で表現するには難しい、この物語の未来が気になります。#東野圭吾 #読了 #読書#読書好きと繋がりたい#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/Kg2o4bdYmH
東野圭吾『天空の蜂』#読了
— 彦坂百花 (@momotin1601) February 16, 2023
今までで1番分厚かったけど、読めました✌️
何より、犯人がわかった状態のストーリーが新鮮でした。#小説好きな人と繋がりたい #読書記録 #書籍 #読書会 pic.twitter.com/oVFi1ZZb2A
Inatagramでの反応!
Instagramでも多くの方が「天空の蜂」に関する感想を投稿しています。
本書の魅力がよくわかります!
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