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読書感想

《感想》◆殺人犯はそこにいる◆
衝撃のノンフィクション!この事実は知らなければならない!

女児を誘拐し殺害、ある男性が逮捕された。有罪が確定した男性は数年後に無実の冤罪被害者となる。釈放の様子をテレビで見た方も多いでしょう。この事件の裏には様々な真実が隠されていたのです。ジャーナリストの清水潔氏が少女たちの無念を晴らすために、執念でその小さな声に耳を傾け、そこにある真実を取り戻す!衝撃のノンフィクション!
読書感想ノンフィクション事件・事故
新潮文庫清水潔
読書感想

《感想》◆BUTTER◆
会う人を洗脳する彼女の存在とは!そしてその本性とは!

高齢の男性を自殺と見せかけて殺害した容疑をかけられた女性は、会う人を洗脳していく。実際にあった事件をモデルにしていると言われるこの作品が魅せる、人間の心の奥底に眠る誰にも言えない感情。徐々にそれを自分自身も認めて、前を向こうとする人間の心情の変化と料理のリアルな描写が読む人を引き込んでいきます。
読書感想小説心情・思想
柚木麻子新潮社
書籍・読書情報

《豆知識》
「新書」って一体何?本屋さんで見かけるスマートな形!
「新書」と呼ばれる本の特徴を解説!

本屋さんで見かける単行本とも文庫本とも違うサイズの「親書」と言われる本。スマートなサイズをしているこの新書と呼ばれる本は一体どんな本なのか、それについてはあまり知られていません。実はこの新書、読書をする人、これから読書を始めてみようと思っている人にとって、とても便利な本なのです。親書って一体どんな本なのかを解説します!
書籍・読書情報読書情報
豆知識
小説

《小説紹介》
長編推理小説「館シリーズ」とは!
著者「綾辻行人」が魅せる!ミステリの金字塔「館シリーズ」!

綾辻行人さんの大人気長編推理小説「十角館の殺人」。本屋さんで並んでいる書棚を見ると「〇〇館の殺人」というタイトルが沢山あるのに気付いた方も多いでしょう!これは綾辻行人さんのシリーズ作品「館シリーズ」と言われる作品です。ここではこの「館シリーズ」について詳しく解説・紹介しています。館シリーズについて知りたい方は必見です!
小説書籍紹介
シリーズ綾辻行人館シリーズ講談社文庫
書籍・読書情報

文庫本って一体何?
単行本で発売されたタイトルが文庫本でまた出版される謎!

単行本で出版された同じタイトルが文庫本で出版されることがあります!文庫本て一体何?と思っている方もいるでしょう。ここでは文庫本て何?そして単行本と文庫本の違い!更にそれぞれのメリットデメリットについて解説しています!文庫本の謎を解き明かしましょう!
書籍・読書情報読書情報
豆知識
小説

彼の証言に感じる「違和感」。その違和感の理由は切ない罪と罰
【白鳥とコウモリ】

守りたかった。ただそれだけ。だから嘘をついた。しかし、その嘘が事態を思いもよらぬ方向へと向かわせてしまった。優しさからついた嘘が罪なのか、その罪に与える罰は。真実が明らかになった時に白鳥とコウモリは果たして一緒に空を飛べるのか。その過ちは断罪させるべきなのか。東野圭吾氏の世界を存分に感じることが出来る作品です。
小説人生・人間ドラマサスペンス読書感想
東野圭吾幻冬舎
読書感想

その世界は本当に消えてしまっていい世界なのか
【消滅世界】

夫婦間のセックスがタブーとされ、家族という形も大きく変わってしまう未来の世界。今の世界を生きる私たちの感覚でこの作品をどう受け入れ、どう読むか。私たちが住むこの世界がこうなってしまうのか。消滅する世界を完全に消滅させることが出来るか。人間の本能と人工的な変化の静かな葛藤が描かれる。人間はどう順応していくのか!
読書感想小説心情・思想
村田沙耶香河出文庫
読書感想

理解しなくていい、ただそっといておいて欲しい
【正欲】

理解してほしい訳じゃない。ただそっとしておいて欲しい。想像できないことはこの世の中に多く存在しているということを思い知らされる作品。今までの自分の中の考えを新しい考え方へと導く作品。肯定的な傑作と捉えるか、否定的な問題作だと捉えるか、現代の多様性が網羅できていない世界の存在を知ることになる。
読書感想小説心情・思想
本屋大賞朝井リョウ新潮社
読書感想

あの人が僕を人間に戻してくれた。
【告解】

飲酒した上に人を轢いて逃げてしまった。その罪を償う刑期を終え出所してきた男性は、それからの人生をどう生きるか、生きるためには被害者の家族と会うべきなのか、自分は罪を償えたのか、罪を償うということがどういうことなのか、それを理解して分からせてくれたのは、ある意外な人物だった。罪を償うということを考えさせられる作品。
読書感想小説事件・裁判人生・人間ドラマサスペンス
薬丸岳講談社
読書アイテム

自作!ブックカバーを作ってみた!
本棚に並べた本に統一感を持たせることが出来るか?

沢山の本が並んだ本棚!本棚を眺めて満足しているのですが、ふと感じたこと「ちょっと統一感がないなぁ・・・」。そこで自作のブックカバーを作って統一感を出してみようと思い、色んな方のアイデアを参考にして作ってみました!我ながらいい作品が出来たと感じています。その作成過程を一挙公開!興味がある方は是非ご覧になってください!
読書アイテム
ブックカバー
書籍・読書情報

1日5冊も夢じゃない?誰でもできる速読法!
読むスピードを鍛えるのではない!読み方を変えるのだ!

読書が好きな人なら一度は「速読法」を試したことがあるでしょう。しかし、どうしても身に付かなかったという方が多いです。私もその1人です。そんな私が、これは出来たという速読法を紹介しています。これまでいろんな速読を試してきたけど身に付かなかったという方でも出来る速度法です。是非試してみてください!
書籍・読書情報読書情報
豆知識
読書感想

運命を狂わされた二つの同じ顔
【双頭の鷲は啼いたか】

電子書籍で読むおすすめの小説!「双頭の鷲は啼いたか」樹亜希さんの作品!3篇からなる短編集。偶然の事故で出会ってしまった同じ顔を持つ二人。彼らの人生が思いもよらぬことの発覚で大きく狂ってしまう!二人を出会わせたのは神の気まぐれか、それとも運命だったのか。予想外の展開が読み手を引き込む!
読書感想小説サスペンス
樹亜希幻冬舎
読書情報

ピースの又吉さんも受賞した芥川賞って!
一体どんな賞なの?直木賞との違いとは?

ピースの又吉直樹さんが「火花」という作品で受賞して話題となった「芥川賞」!受賞した又吉さんがお笑い芸人というよりも有名な作家さんというイメージに変わってしまうほど、すごい賞だと感じました。発表されるたびに大きな話題となる芥川賞、この有名な賞は一体どうやって作品を選んでいるのでしょう。芥川賞とは一体何かを解説しています!
読書情報書籍・読書情報
芥川賞豆知識
読書感想

私の推しがファンを殴って炎上しました・・・
【推し、燃ゆ】

第164回芥川賞受賞作品!2021年本屋大賞9位の入賞!話題の「推し、燃ゆ」の読書感想文です。現代の推しとファンの関係、ファンの少女の心情の変化を実にリアルにそして、テンポのいい文章で描いていく。まさに現代のリアルを細かく忠実に表現した作品だと感じました。納得の表現力で読者をその世界に引き込みます!
読書感想小説人生・人間ドラマ心情・思想
本屋大賞芥川賞宇佐見りん河出書房新社
読書感想

私の居場所は、こんなところにあったんだね。
【夜空に泳ぐチョコレートグラミー】

「52ヘルツのクジラ」で本屋大賞を受賞した町田そのこさん。その先生の名作「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」を読みました。人がこの広い世界で生きていく事の難しさ、でもそこで生きていこうと前向きになる気持ちを持たせてくれる作品。本屋大賞受賞作家さんが送る登場人物の心理描写、そして人間関係のその表現が実に魅力的な作品です!
読書感想小説人生・人間ドラマ
町田そのこ新潮文庫
著者情報

【凪良ゆう】
本屋大賞受賞!ノミネート作品を連発!!

「流浪の月」で本屋大賞を受賞した「凪良ゆう」さん。その後も面白いと人気の小説を発表して本屋大賞ノミネート作品に選ばれました。惜しくも大賞は逃したものの見事に第7位を獲得!人気の作家さんとして大注目です。私も読ませていただき、その魅力的な世界に引き込まれました。今回この凪良ゆうさんについて少し紹介させていただきました。
著者情報
凪良ゆう
書籍・読書情報

直木賞ってよく目にするけど!一体どんな賞なの?
なんだか難しそうな本が取るってイメージだけど。

テレビなどでよく目にする「直木賞」!受賞した作家さんが満面の笑みを浮かべて会見してるのを見たことがあるでしょう。書店に行っても直木賞受賞作品として大々的に紹介されています。すごい賞なんだろうなぁ。何となく買って読んでる人もいます。そんな直木賞について詳しくまとめてみました。直木賞の凄さを知ればまた小説が面白くなります!
書籍・読書情報読書情報
直木賞豆知識
人生・人間ドラマ

あの時のわたしは、52ヘルツの声をあげていた。
【52ヘルツのクジラたち】

「52ヘルツのクジラ」、そのクジラは「世界で最も孤独なクジラ」と言われています。幼い頃から親からの虐待をうけ孤独な時間を過ごしてきた二人。その二人にしか分からない。心の奥から発せられる声。その声を受け止める難しさ、その言葉を発する難しさ。悲しさの中から前を向こうともがく人の強さが分かる作品。2021年本屋大賞。
人生・人間ドラマ泣ける・感動読書感想小説
本屋大賞町田そのこ中央公論新社
小説

言葉の余白に込められた本当の思いとは?
【告白の余白】

故郷に帰ってきた双子の兄は、ある言葉を残して自殺してしまう。その兄が亡くなる前に過ごした「京都」。そこには歴史を重ねた、その土地の独特な雰囲気と「言葉」があった。そこで出会うある女性。そしてあの言葉に含まれていた「余白」の本当の意味とは一体!言葉が持つ繊細さや奥深さを改めて感じることが出来る作品。
小説人生・人間ドラマサスペンス読書感想
下村敦史幻冬舎文庫
読書感想

冤罪を晴らす!「階段の記憶」その記憶に秘められた意味とは!
【13階段】

死刑が確定した彼には事件の記憶がない!果たして彼は本当に犯人なのか、その事件の真相に迫る!そしてその事件の真相がみえてきたとき、見えてきたもう1つの事件との関係!そこには仕組まれた「復讐」の思いがあった!多くの謎が絡み合った二つの事件の真相、そしてその関係が明らかになる!思わずうなってしまう結末に大満足の作品!
読書感想小説ミステリ―
映画化高野和明江戸川乱歩賞講談社文庫
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