涙なしでは読めない!涙腺崩壊!泣ける小説8作品を紹介!第1弾!
今回紹介する本は「涙なしでは読めない!涙腺崩壊!泣ける小説8選!第1弾!」です!
これまで読んできた作品の中から、思わず涙が溢れた、この作品は涙なしでは読めないと感じた作品を8作品、第1弾として紹介します!
人の命の大切さや、家族の大切さ、大切な人との恋愛など、様々な感動の涙が溢れる作品ばかりです。
※作品の横の番号はランキングではありません。
《作品1》君の膵臓をたべたい:住野よる
まず最初の1作品目は、住野よる先生の「君の膵臓をたべたい」です。
この作品は、涙なくして読めないことはもちろんですが、結末が本当に衝撃というか、おもわず「えっ?」と声が出てしまうほど、その結末は突然で予想外の、そしてとても悲しい形を迎えます。
そしてこの作品のタイトルの本当の意味に気付くことになります。
切なすぎるその結末に、涙が止まりません。
その終わり方に納得できないという声もあったほど、その結末は悲しすぎます。
映画化もされた人気の作品で2016年に本屋大賞で第2位を獲得しています!
この作品の悲しすぎる結末に、涙が止まりませんでした!
なぜ?どうして?そんな!
沢山の感情が一気に溢れました。映画化もされてもちろん映画も観ましたが、この作品の結末はいっとき頭から離れませんでした!
《作品2》ぼくは明日、昨日のきみとデートする:七月隆文
続いて2作目は七月隆文先生の「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」です。
この作品の印象は、まずタイトルですね。
タイトルをじっくり読んで意味を考えてみると、「どういうこと?」という感じになりますね。
しかし、作品を読むと、このタイトルは本当にこの作品をしっかりと表現しています。
まさにそういうことだねと納得!
通学電車の中で偶然出会った彼女には、実は寂しい秘密があった。
二人にしか分からない、切なすぎる恋愛。
その結末に感動の涙が溢れる。。。
感動の青春恋愛物語!
好きになった人には寂しすぎる秘密があった、それはどうすることもできない。
その運命に従うしかない二人の青春純愛物語!
二人の切なさが伝わってきて涙が止まらない!
《作品3》最後の医者は桜を見上げて君を想う:二宮敦人
3作目は二宮敦人先生の「最後の医者は桜を見上げて君を想う」です。
この作品は人間の命というものを考えさせられます。そしてその命に対しての周りの人間、特に医者という立場で、その命に向き合う人たちの葛藤が描かれています。
命を預かる者たちは、その命に対して、そしてその人に対してどう向き合うべきか、人間の生と死について真剣に考えさせられました。
命の期限を告げられた者、期限を告げる者、そうすることもできない悔しさ。患者と向き合う医師がどう思い、その人と向き合っているのか、その命の重さ、大切さを感じる作品。
難しいテーマに挑んだ作品、そして号泣という言葉が当てはまる作品です。
人の命の大切さ、重さ、改めて深く心に感じた作品。
患者に向き合い、張り裂けそうな心を抑えながら患者に光りを与えようとする医師たちの心を思うと涙が止まりませんでした。
詳しい感想が見たくなった方は下の《参考記事》から作品の単独ページへ行くことができますので、そちらへどうぞ!
《作品4》その日のまえに:重松清
次の4作目は重松清先生の作品。
「その日のまえに」です。
この作品を読むと、大切な人を抱きしめたくなります。自分の大切な人に訪れる「死」というものに対して、周りの人は一体どんな思いでその死を迎えるのか。「その日」に向かっていくのかを描いた作品です。
大切な人が突然命の期限を告げられた、家族の死を突き付けられたとき、もう一度その大切さを実感する、幸せであることのありがたさが分かる。
それはまさに奇跡だということを理解するのです。
重松清先生の作品の中でも、最高クラスの感動の涙腺崩壊作品です!
最後の日を迎えるまで、家族はどうやって過ごすのか。
大切な人を失うかもしれないとわかったとき、周りはどうやって、そして何を考えて過ごすのか、その思いに感動です!
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《作品5》いま、会いにゆきます:市川拓司
5作目は市川拓司先生の「いま、会いにゆいきます」です。
亡くなった妻に、雨の日に会える。
雨の季節に、再び家族の前に現れた。
再び現れた妻と子供、父親、三人の暮らしがまた始まる。しかし、その未来にはまた辛い現実が待ち受けている。
たとえそれが分かっていても、家族として、愛の言葉、愛の力でその辛さを乗り越えようとする。
ファンタジーの要素もある切ない家族愛、そして恋愛を描いた作品。
作品の中で表現される、大切な人に愛を伝えるための1つ1つの言葉に感動の涙が止まらない。
市川先生の作品は、とても言葉が優しいです。
そしてそれが心に沁みます。家族の愛情、大切な人の大切さ、いずれはいなくなってしまうと分かっていても、その愛を伝えたい。感動の名作です!
《作品6》52ヘルツのクジラたち:町田そのこ
次の6作目は、町田そのこ先生の「52ヘルツのクジラたち」です。タイトルからは想像できない物語でした。
この作品は2021年に本屋大賞を受賞した作品で、最近では文庫化もされて大変人気のある作品です!
幼い頃に親からの虐待を受けた主人公が、ある田舎の町に移り住むことになります。その移住先で出会った一人の少年。
その少年もまた自分と同じように親からの虐待を受けていました。
そのことが分かってから、二人は同じ経験をしているということで、お互いの辛さを理解し合うようになり、自然と仲良くなっていきます。
この少年を助けたい。
この気持ちがどんどん強くなるけど、どうやって彼を助ければいいのか分からない。助けて欲しいという気持ちを言葉に出せない少年。
虐待を経験してもなお、親のことを大切に思う、愛情を捨てられない子供たちの切なすぎる心情が伝わって、胸が苦しくなります。
我慢していた感情が爆発する、心のずっと奥からあふれ出す声。その場面を想像すると涙が止まりませんでした。
辛い場面もありますが、読んでよかったと思える作品でした。
虐待を受けた子供たちの心の叫び、辛さがとてもリアルに感じられ、そして助けて欲しいという声にならない叫び、聞かなきゃいけない声ほど小さい声である。それに気付ける人になりたいと思いました。
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《作品7》博士の愛した数式:小川洋子
7作目はこの作品、小川洋子先生の「博士の愛した数式」です。
なんとなんとこの作品、第1回本屋大賞の受賞作品です!今では読書家たちの間で人気の本屋大賞ですが、この作品が第1回の受賞作品なんです!
長い人気を保っているこの作品は映画化もされて、その人気をさらに大きくしました。
数学の博士がこの物語の主人公。彼は交通事故に遭い、記憶障害となり、新しいことを覚えることが困難となってしまった。
そんな博士のもとに現れたのが家政婦とその息子。この3人の心のふれあいを美しい数学の数式とともに描いた作品。
3人の絆が築かれ、心が通じ合っていく、障害を乗り越えていく姿に感動の涙が溢れた作品です。
記憶障害を持った博士とともに、その障害を理解しながら心を触れ合っていく家政婦とその息子の姿。その優しさと温かさを感じて涙が溢れました!
《作品8》永遠の0:百田尚樹
最後、8作目は、百田尚樹先生の「永遠の0」です。
この作品は日本の戦争の時代と戦後を舞台に描いた作品です。
戦時中に、愛する人のために絶対に死にたくないと言った男がいた。彼は「臆病者」と呼ばれていた。
愛しているということすら口にできない時代。
愛する人のために死にたくないと、その行動を貫いた一人の男の姿に涙腺崩壊必至の作品です。
「真実の愛」、「本物の男」を知ることができる作品。映画化もされた人気の作品です!
この作品は本当に号泣でした。
こんな時代があったんだなと、今の時代の幸せは本当に奇跡でありがたいことなんだと改めて感じました。
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涙なしでは読めない!涙腺崩壊!泣ける小説8選!第1弾!まとめ
それでは最後に今回紹介した「涙なしでは読めない!涙腺崩壊!泣ける小説8選!第1弾!」の全8作品を改めて紹介しておきます。
この8作品で夏にゾワっとしてください!
【全8作品のそれぞれの詳細な感想はコチラ!】
- 君の膵臓をたべたい:住野よる
- ぼくは明日、昨日のきみとデートする:七月隆文
- 最後の医者は桜を見上げて君を想う:二宮敦人
- その日のまえに:重松清
- いま、会いにゆきます:市川拓司
- 52ヘルツのクジラたち:町田そのこ
- 博士の愛した数式:小川洋子
- 永遠の0:百田尚樹
読旅が選ぶ!まだまだある!おススメ本!
積読を辞められない!という方は電子書籍がおすすめ!
積読をどうしても辞めたいと思っている人は電子書籍がおすすめ!
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