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小説

私の推しがファンを殴って炎上しました・・・
【推し、燃ゆ】

第164回芥川賞受賞作品!2021年本屋大賞9位の入賞!話題の「推し、燃ゆ」の読書感想文です。現代の推しとファンの関係、ファンの少女の心情の変化を実にリアルにそして、テンポのいい文章で描いていく。まさに現代のリアルを細かく忠実に表現した作品だと感じました。納得の表現力で読者をその世界に引き込みます!
小説人生・人間ドラマ心情・思想読書感想
本屋大賞芥川賞宇佐見りん河出書房新社
読書感想

私の居場所は、こんなところにあったんだね。
【夜空に泳ぐチョコレートグラミー】

「52ヘルツのクジラ」で本屋大賞を受賞した町田そのこさん。その先生の名作「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」を読みました。人がこの広い世界で生きていく事の難しさ、でもそこで生きていこうと前向きになる気持ちを持たせてくれる作品。本屋大賞受賞作家さんが送る登場人物の心理描写、そして人間関係のその表現が実に魅力的な作品です!
読書感想小説人生・人間ドラマ
町田そのこ新潮文庫
著者情報

【凪良ゆう】
本屋大賞受賞!ノミネート作品を連発!!

「流浪の月」で本屋大賞を受賞した「凪良ゆう」さん。その後も面白いと人気の小説を発表して本屋大賞ノミネート作品に選ばれました。惜しくも大賞は逃したものの見事に第7位を獲得!人気の作家さんとして大注目です。私も読ませていただき、その魅力的な世界に引き込まれました。今回この凪良ゆうさんについて少し紹介させていただきました。
著者情報
凪良ゆう
読書情報

直木賞ってよく目にするけど!一体どんな賞なの?
なんだか難しそうな本が取るってイメージだけど。

テレビなどでよく目にする「直木賞」!受賞した作家さんが満面の笑みを浮かべて会見してるのを見たことがあるでしょう。書店に行っても直木賞受賞作品として大々的に紹介されています。すごい賞なんだろうなぁ。何となく買って読んでる人もいます。そんな直木賞について詳しくまとめてみました。直木賞の凄さを知ればまた小説が面白くなります!
読書情報書籍・読書情報
直木賞豆知識
読書感想

あの時のわたしは、52ヘルツの声をあげていた。
【52ヘルツのクジラたち】

「52ヘルツのクジラ」、そのクジラは「世界で最も孤独なクジラ」と言われています。幼い頃から親からの虐待をうけ孤独な時間を過ごしてきた二人。その二人にしか分からない。心の奥から発せられる声。その声を受け止める難しさ、その言葉を発する難しさ。悲しさの中から前を向こうともがく人の強さが分かる作品。2021年本屋大賞。
読書感想小説人生・人間ドラマ泣ける・感動
本屋大賞町田そのこ中央公論新社
読書感想

言葉の余白に込められた本当の思いとは?
【告白の余白】

故郷に帰ってきた双子の兄は、ある言葉を残して自殺してしまう。その兄が亡くなる前に過ごした「京都」。そこには歴史を重ねた、その土地の独特な雰囲気と「言葉」があった。そこで出会うある女性。そしてあの言葉に含まれていた「余白」の本当の意味とは一体!言葉が持つ繊細さや奥深さを改めて感じることが出来る作品。
読書感想小説人生・人間ドラマサスペンス
下村敦史幻冬舎文庫
読書感想

冤罪を晴らす!「階段の記憶」その記憶に秘められた意味とは!
【13階段】

死刑が確定した彼には事件の記憶がない!果たして彼は本当に犯人なのか、その事件の真相に迫る!そしてその事件の真相がみえてきたとき、見えてきたもう1つの事件との関係!そこには仕組まれた「復讐」の思いがあった!多くの謎が絡み合った二つの事件の真相、そしてその関係が明らかになる!思わずうなってしまう結末に大満足の作品!
読書感想小説ミステリ―
映画化高野和明江戸川乱歩賞講談社文庫
読書感想

大切な家族を守りたかっただけなんだ、ただそれだけだった
【青の炎】

青年はただ、大切なものを守りたかっただけ・・・その正義が、青年を悪の道へと向かわせる。彼にはそうするしかなかった。そうやって守るしか方法がなかった。1つの過ちが、彼を2つ目の過ちへと導いてしまう。そのあまりにも切ない犯罪者に自分ならどうしただろうと考えさせられるミステリー作品!
読書感想小説サスペンス
映画化貴志祐介角川文庫
恋愛

一目惚れした彼女は、僕が助けるまだ見ぬあの娘
【ぼくは明日、昨日のきみとデートする】

一目惚れした彼女は、これから僕が助ける、まだ会ったことのない、あの娘だった。不思議な世界で繰り広げられる恋愛。その切ない結末にジンとします。切ない恋愛小説を読んでみたいという方にはおすすめの1冊です。ベストセラー100万部を突破した人気恋愛小説です。
恋愛読書感想小説
七月隆文宝島社
読書感想

真夜中は、なぜこんなにきれいなんだろう
【すべて真夜中の恋人たち】

真夜中は、なぜこんなにきれいなんだろう。明るさがなくなり、その中でそっと輝く光。儚い光の美しさを、イメージしながら、人間関係や恋愛に不器用な女性が一生懸命気持ちを感じようとするその姿に感動できる作品。触れたら壊れてしまいそうな彼女の心の繊細さ。その変化を実に細かく描写された美しい作品でした。
読書感想小説恋愛
川上未映子講談社文庫
書籍・読書情報

なぜ「読書」をすすめるの?読書がもたらすメリットって何?

小さい頃から私たちは親や先生たちに「本を読みなさい!」と言われてきました。なぜみんな本を読むこと、読書をすすめるのでしょう。それは読書には何か特別なメリットがあるからだと思います。そこで、読書がもたらす効果、読書のメリットについて私の経験も含めて紹介していきます!これで読書をしてみようと思っていただければ幸いです。
書籍・読書情報読書情報
豆知識
読書感想

「わたしはあんたたちを絶対許さない」
【贖罪】

「わたしはあなたたちを絶対許さない」。幼い少女たちに投げつけられたこの言葉は、彼女たちの人生を負の連鎖へと向かわせる。人生を狂わされた少女たち、そして娘を殺された母親。本当に「贖罪」をしなければならないのは少女たちか、母親か、それとも・・・。その真実を知った時、その真実の悲しさと贖罪の本当の意味が分かる。
読書感想小説サスペンス
湊かなえ双葉文庫
書籍・読書情報

本屋大賞って一体どんな賞なんだろう?本屋大賞を理解して読書を更に楽しむ!

本屋大賞って言葉を聞いたことがあると思います。この時期に書店などに行くと本屋大賞ノミネート作品の特設棚が設置されている書店も多いです。それではこの「本屋大賞」という賞は一体どんな賞なのでしょう。本屋大賞がどうやって選ばれているのかを詳しく解説しています。
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本屋大賞豆知識
読書感想

その圧倒的な魅力の前に人は自分の行動を制御できるか
【銃】

人は圧倒的な魅力に出会った時、自分の変化をどう受け止めていくのか。越えてはいけないラインがあったはずなのに、そのラインを越える理由を探すその心理。誰にも言えない思考を頭の中で廻らせながら、その行動を正当化していく、正当化されたその魅力に人は抗うことができるか。その魅力に支配された人間が最後にとった行動とは。
読書感想小説心情・思想
中村文則河出文庫新潮新人賞
読書感想

言葉が持つ力、魅力を改めて知ることになる
【本日は、お日柄もよく】

私たちが日常的に使っている「言葉」。話したり聞いたり、書いたり読んだり。本書ではこの言葉の持つ力。言葉が時には世の中を動かすことがあるということに焦点を充てて物語が描かれています。言葉が持つ魅力的な力を改めて知ることになる一冊です。自分たちが話す言葉の大切さを感じましょう。
読書感想小説人生・人間ドラマ泣ける・感動
徳間文庫原田マハ
読書感想

普通じゃない、だから異物。普通って何ですか?治すって何を?
【コンビニ人間】

コンビニで働く女性。彼女は周りから「奇妙な子」と言われながら育ってきました。彼女は家族のために、普通に生きようと自分を隠して生きています。コンビニで働く、そこでは自分が周りと同じように普通と思われている。そう思わせることが出来る。でもここで思う。「普通って何ですか?」読者がこの問いの答えを考えることになります!
読書感想小説人生・人間ドラマ
本屋大賞文春文庫芥川賞村田沙耶香
小説

心を許したたった一人の友人には知らないもう一つの顔があった
【影裏】

信じて心を許した親友。その親友が突然姿を消した。その親友を探していくうちに、親友には知らないもう1つの顔があった。親友にもし知らない顔があったとき、人はその事実にどう向き合うのか、読者はその答えを考えることになる。芥川賞受賞作品「影裏」人間関係について深く考えさせられる作品です。
小説ミステリ―人生・人間ドラマ読書感想
文春文庫芥川賞沼田真佑
読書感想

暴力に支配された辛い記憶、それでも生に向かい、そして見た光
【土の中の子供】

幼い頃に大人による壮絶な暴力を受けた子供、その子供は大人になりながら、記憶の中にある、心に残る暴力の記憶と向き合いながら生きる。暴力を受けた若者の心を実に繊細に描く作品です。暴力がどれほど人の心を乱し、壊し、支配していくか、その中でも希望という光を見つける。深く考えさせられる作品です。
読書感想小説心情・思想
中村文則新潮文庫
サスペンス

なぜ息子はあの時、母の思いと息子の本当の姿とは!
【あの日、君は何をした】

ある事件に巻き込まれ、少年が命を失う。その死に母親はずっと「なぜ」という感情から離れられない。あの時なぜあの子は・・・そしてどうして今自分は・・・・そして長い年月が過ぎた時、ある事件をきっかけに、2つの事件の関連が見えてくる。そこに疑問をぶつける刑事の存在。そして事件の真相が見えてくる。しかし、真相はそれだけでは・・・
サスペンス読書感想小説
まさきとしか小学館文庫
読書感想

なぜ、娘は死んだのか!娘を奪ったアイツを絶対に許さない!
【罪の余白】

兄弟の優しさを思い出させてくれたのは、父が残してくれた一挺のバイオリンだった。バイオリンのルーツをたどるために旅に出た弟は、旅先でである人たちの心にふれ、家族、兄弟の本当の優しさ、絆を思い出す。その思いは幼い頃からずっと変わっていない。それを思い出した時、弟の口からでた言葉に涙します。
読書感想小説サスペンス
映画化芦沢央角川文庫
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