読書感想 運命を狂わされた二つの同じ顔【双頭の鷲は啼いたか】 電子書籍で読むおすすめの小説!「双頭の鷲は啼いたか」樹亜希さんの作品!3篇からなる短編集。偶然の事故で出会ってしまった同じ顔を持つ二人。彼らの人生が思いもよらぬことの発覚で大きく狂ってしまう!二人を出会わせたのは神の気まぐれか、それとも運命だったのか。予想外の展開が読み手を引き込む! 2021.07.02 読書感想小説サスペンス 読書感想小説サスペンス 樹亜希幻冬舎
サスペンス 言葉の余白に込められた本当の思いとは?【告白の余白】 故郷に帰ってきた双子の兄は、ある言葉を残して自殺してしまう。その兄が亡くなる前に過ごした「京都」。そこには歴史を重ねた、その土地の独特な雰囲気と「言葉」があった。そこで出会うある女性。そしてあの言葉に含まれていた「余白」の本当の意味とは一体!言葉が持つ繊細さや奥深さを改めて感じることが出来る作品。 2021.04.05 サスペンス読書感想小説人生・人間ドラマ サスペンス読書感想小説人生・人間ドラマ 下村敦史幻冬舎文庫
読書感想 大切な家族を守りたかっただけなんだ、ただそれだけだった【青の炎】 青年はただ、大切なものを守りたかっただけ・・・その正義が、青年を悪の道へと向かわせる。彼にはそうするしかなかった。そうやって守るしか方法がなかった。1つの過ちが、彼を2つ目の過ちへと導いてしまう。そのあまりにも切ない犯罪者に自分ならどうしただろうと考えさせられるミステリー作品! 2021.03.14 読書感想小説サスペンス 読書感想小説サスペンス 貴志祐介角川文庫映画化
読書感想 「わたしはあんたたちを絶対許さない」【贖罪】 「わたしはあなたたちを絶対許さない」。幼い少女たちに投げつけられたこの言葉は、彼女たちの人生を負の連鎖へと向かわせる。人生を狂わされた少女たち、そして娘を殺された母親。本当に「贖罪」をしなければならないのは少女たちか、母親か、それとも・・・。その真実を知った時、その真実の悲しさと贖罪の本当の意味が分かる。 2021.02.23 読書感想小説サスペンス 読書感想小説サスペンス 湊かなえ双葉文庫
読書感想 なぜ息子はあの時、母の思いと息子の本当の姿とは!【あの日、君は何をした】 ある事件に巻き込まれ、少年が命を失う。その死に母親はずっと「なぜ」という感情から離れられない。あの時なぜあの子は・・・そしてどうして今自分は・・・・そして長い年月が過ぎた時、ある事件をきっかけに、2つの事件の関連が見えてくる。そこに疑問をぶつける刑事の存在。そして事件の真相が見えてくる。しかし、真相はそれだけでは・・・ 2021.01.30 読書感想小説サスペンス 読書感想小説サスペンス まさきとしか小学館文庫
読書感想 なぜ、娘は死んだのか!娘を奪ったアイツを絶対に許さない!【罪の余白】 兄弟の優しさを思い出させてくれたのは、父が残してくれた一挺のバイオリンだった。バイオリンのルーツをたどるために旅に出た弟は、旅先でである人たちの心にふれ、家族、兄弟の本当の優しさ、絆を思い出す。その思いは幼い頃からずっと変わっていない。それを思い出した時、弟の口からでた言葉に涙します。 2021.01.29 読書感想小説サスペンス 読書感想小説サスペンス 映画化芦沢央角川文庫
読書感想 「もういいんです」その言葉の真の意味とは?【満願】 それぞれ人が思う真の思いとは、予想もしない、その動機が明らかになる。全六編を収録した山本周五郎賞受賞作品。最後の最後までその真実は分からない。 2020.11.08 読書感想小説ミステリ―ホラーサスペンス 読書感想小説ミステリ―ホラーサスペンス 米澤穂信山本周五郎賞新潮文庫
読書感想 家族の望みは最後にどんな形をむかえるのか【望み】 そう望むことは悪いことですか?息子が加害者?被害者?そんな状況になった家族のリアルな心中を描いた作品です。息子を信じる家族の思い。その望みがどう批判されるか、そんなことはわかっていても望まずにはいられない。深く心に刺さる作品です。 2020.11.01 読書感想小説泣ける・感動サスペンス 読書感想小説泣ける・感動サスペンス 映画化雫井脩介角川文庫
読書感想 身近にいる人のまさかのルーツ!知らないのは自分だけ!【生きてるうちに、さよならを】 人のルーツは分からないものです。まさかと思うような人に、想像も出来ないような人生が隠れていることがあります。本書はそんな人の予想も出来ないような過去が繋がり、それに巻き込まれていた自分の人生に気付く作品です。最後までどんでん返しで楽しませてくれます! 2020.10.17 読書感想小説サスペンス 読書感想小説サスペンス 吉村達也集英社文庫
読書感想 その気持ちはいつ「欲」へと変わったのか【欲】 本書はタイトルの通り。人間の「欲」によって、人生が動いて行く様子が分かります。出会った当初には見えなかった「欲」が、愛や物を手に入れるために徐々に大きくなっていきます。そんな関係になるはずではなかったのに、大きくなった「欲」の前では、その本人でさえも自分を制御できなくなる。欲によって支配された、その人間の行動の変化。人間の様々な「欲」がいろんな形で見え隠れするサスペンスです。 2020.10.03 読書感想小説サスペンス 読書感想小説サスペンス 西川三郎幻冬舎文庫