恋愛

スポンサーリンク
読書感想

《感想》◆カフーを待ちわびて◆
抗うことが出来ない強力な磁力。あなたの唇へと落ちる。

「あなたのお嫁さんにしてください」。突然届いた1通の手紙。そこから始まったあの夏。かけがえのない存在に出会えた二人が、切ないすれ違いを重ねながら、お互いの愛を手繰り寄せようとする。それを見守る島の人たちの愛情、温かさを感じる、人間の優しさを感じる作品。「カフーを待ちわびて」の読書感想です。
読書感想小説恋愛人生・人間ドラマ
原田マハ宝島社
小説

《感想》◆自転しながら公転する◆
明日死んでも百年生きても触れたいのは彼だけ

2021年本屋大賞5位入賞作品「自転しながら公転する」。自分の人生に悩み、将来に不安を感じている主人公の女性。何をどうしたらいいのか分からない。自分の幸せすら分からない。そんな悩みを抱えた女性の心の変化を実に繊細に優しく描いた作品。多くの方が共感した人気の小説を紹介。これは恋愛小説というよりも人生をリアルに描いた作品。
小説恋愛人生・人間ドラマ読書感想
島清恋愛文学賞本屋大賞山本文緒新潮社
読書感想

《感想》◆盲目的な恋と友情◆
盲目的な恋と盲目的な友情、そこから生まれる歪みとは

人生を変えるような恋愛に夢中になる女性と、その女性を大切な友人、親友と思って接している女性。この二つの視点から描かれた、恋愛と友情の究極を描いた作品。この二つが大きくなった時に現れる歪みとズレに。最後の結末には思いの強さに恐怖を感じるかもしれません!
読書感想小説恋愛サスペンス
辻村深月新潮文庫
恋愛

一目惚れした彼女は、僕が助けるまだ見ぬあの娘
【ぼくは明日、昨日のきみとデートする】

一目惚れした彼女は、これから僕が助ける、まだ会ったことのない、あの娘だった。不思議な世界で繰り広げられる恋愛。その切ない結末にジンとします。切ない恋愛小説を読んでみたいという方にはおすすめの1冊です。ベストセラー100万部を突破した人気恋愛小説です。
恋愛読書感想小説
七月隆文宝島社
読書感想

真夜中は、なぜこんなにきれいなんだろう
【すべて真夜中の恋人たち】

真夜中は、なぜこんなにきれいなんだろう。明るさがなくなり、その中でそっと輝く光。儚い光の美しさを、イメージしながら、人間関係や恋愛に不器用な女性が一生懸命気持ちを感じようとするその姿に感動できる作品。触れたら壊れてしまいそうな彼女の心の繊細さ。その変化を実に細かく描写された美しい作品でした。
読書感想小説恋愛
川上未映子講談社文庫
小説

この熱く激しい思いをぶつけられるのはあなただけ
【冷静と情熱のあいだ Rosso】

熱く激しい恋愛をしたことがありますか?あんなに激しく愛し合ったのに終わってしまった恋。そんな過去を持った一人の女性が、心に空いた穴を埋めるために感情を抑えながら生きている様子を繊細な背景で描く恋愛小説。きっとあなたも、あの恋愛を思い出してしまいます。
小説恋愛読書感想
江國香織角川文庫
読書感想

あなたの愛は永遠に続くと言えますか
【四月になれば彼女は】

あなたの日常にある「愛」は、本当で、永遠に続くと自信を持って言えますが?人にある愛という感情に迫った、普通の恋愛小説とは違う感覚の恋愛小説。一瞬の愛を感じることができるか。そこに迫る究極の恋愛小説でした。
読書感想小説恋愛
川村元気文春文庫
恋愛

あなたは何も悪くない、事実と真実の違いとは
【流浪の月】

世の中の事実と、二人の中の真実。この二つの違いの中でどうやって生きていく。その違いをどうやって受け入れていくのか。現代で起こる誹謗中傷やネット上での優しさという名の勝手な憶測。そして二人が辿り着いた生き方、その安心の場所とは。
恋愛読書感想小説
東京創元社本屋大賞凪良ゆう
読書感想

私はあなただけの作家。僕は君のファン1号
【ストーリー・セラー】

複雑な思考をすればするほど脳が劣化し、やがて死に至る不治の病におかされてしまった妻。生きたいならば作家を辞めるしかない。究極の選択を迫られた夫婦はこれをどうやって乗り越えていくのか。永遠の夫婦愛が涙なくしては読めない感動ストーリー!
読書感想小説恋愛泣ける・感動
有川浩幻冬舎文庫
恋愛

天国に旅立ってしまった君へ
【ラストレター】

初恋の人を死を知った鏡史郎。彼は売れない小説家である。彼が書くことを選んだのは初恋の彼女の影響。スマホで簡単に言葉を送れる今の時代に、手紙という言葉のやりとりが切ない恋の行方をより切なく表現しています。亡くなった初恋の相手は遺した遺書にどんな思いを込めたのか?
恋愛読書感想小説
映画化岩井俊二文春文庫
読書感想

触れない愛の形、触れあう愛の形、求めるのは・・・
【シルエット】

女性の体に嫌悪感を持っている彼との恋愛。高校生の少女は、心から溢れる愛をどう抑えて、どう表現すればいいのか、その心と行動の変化に少女から大人への変化を感じる作品です。失ってしまった、それが分かった時彼女がとった行動とは。
読書感想小説恋愛
島本理生角川文庫
恋愛

どうか幸せになって、あなたを憎らしいと思わせて
【ナラタージュ】

本書は、島本理性さんの書き下ろし恋愛小説。先生に恋した女子高生、生徒を愛した先生のストーリーです。しかし、ただドキドキ、ワクワクの恋愛小説ではありません。魅かれあう先生と生徒の関係、卒業してもなおその先生のことが忘れられない。少女から大人へと変化した二人の愛はどんな結末を迎えるのか!
恋愛読書感想小説
島本理生角川文庫
読書感想

【読書感想】
◆糸◆
握った手は自分から絶対に離さない

中島みゆきさんの「糸」という歌に着想した映画のが、菅田将輝さん、小松菜奈さんのダブル主演で公開されます。本書はその脚本家が書き下ろした小説になっています。中島みゆきさんの「糸」の世界観が一体どんなふうに描かれているのか、歌も勿論好きなので、大変期待している作品でした。まず感想として、心にグッとくる、心にジンと染みわたる感動作品だと感じました。
読書感想小説恋愛
映画化林民夫幻冬舎文庫
読書感想

世界中の恋が終わっても、この恋は続く。「最後の恋」

本書のタイトルからも分かるように、恋愛のストーリーです。病気の弟を持つ女と、医者のタマゴである医学生の男の恋愛ストーリーになっています。悲しい出来事や過去の過ちを乗り越え二人がたどり着いた愛の形とは?その結末に涙する。
読書感想小説恋愛
角川文庫北川悦吏子
読書感想

不器用な二人が演じるのは切ない恋の形「劇場」

演劇という背景で繰り広げられる、若い男女の切なくて深い、心の変化に揺れる恋愛を描いた作品。号泣ではなく、心にジンと染みてくる。その世界に入り込んでしまう作品です。あの時を思い出させてくれる恋愛小説。
読書感想小説恋愛
新潮文庫又吉直樹
スポンサーリンク