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読書感想

《感想》◆護られなかった者たちへ◆
こんな理不尽が許されていいのか!

こんな理不尽が許されていいのか。餓死という残酷な状態で見つかった遺体、この殺人事件に隠された切ない真実。護られなかった人たちの声。その声を代弁するために、男がとった行動。この行動を悪だと言えるのか、この殺人の加害者は一体誰だ、あなたはどう感じるだろうか。日本のある制度の盲点が明らかになる!
読書感想小説人生・人間ドラマ泣ける・感動サスペンス
中山七里宝島社文庫
人生・人間ドラマ

《感想》◆あの人が同窓会に来ない理由◆
あなたは何の気兼ねもなく同窓会にいけますか?

あなたは何の気兼ねもなく同窓会にいけますか?あの頃は何の気兼ねもなく一緒にいた友達。卒業してから会えなくなった友達。あの友達はどうして同窓会に来ないんだろう。今どうしているんだろう。学生時代をもう一度思い出して、そして大人になった今の友達のことを考え思い出させてくれる作品!同窓会の幹事の方に読んで欲しい1冊!
人生・人間ドラマ読書感想小説
幻冬舎文庫はらだみずき
書籍・読書情報

《豆知識》
ベストセラーと呼ばれる作品ってどんな作品?
どうなったらベストセラー作品と言われるのか!

本屋さんでよく見かける「ベストセラー」という言葉。帯にベストセラーと書かれていたり、書店のポップに書かれている場合もあります。でもどれくらい売れたらベストセラーと呼ばれているのか、その正確な数は分からないという方が多いでしょう!よく売れた本を手に入れたいという方は是非読んでみてください!
書籍・読書情報読書情報
豆知識
読書感想

《感想》◆カフーを待ちわびて◆
抗うことが出来ない強力な磁力。あなたの唇へと落ちる。

「あなたのお嫁さんにしてください」。突然届いた1通の手紙。そこから始まったあの夏。かけがえのない存在に出会えた二人が、切ないすれ違いを重ねながら、お互いの愛を手繰り寄せようとする。それを見守る島の人たちの愛情、温かさを感じる、人間の優しさを感じる作品。「カフーを待ちわびて」の読書感想です。
読書感想小説恋愛人生・人間ドラマ
原田マハ宝島社
読書感想

《感想》◆自転しながら公転する◆
明日死んでも百年生きても触れたいのは彼だけ

2021年本屋大賞5位入賞作品「自転しながら公転する」。自分の人生に悩み、将来に不安を感じている主人公の女性。何をどうしたらいいのか分からない。自分の幸せすら分からない。そんな悩みを抱えた女性の心の変化を実に繊細に優しく描いた作品。多くの方が共感した人気の小説を紹介。これは恋愛小説というよりも人生をリアルに描いた作品。
読書感想小説恋愛人生・人間ドラマ
本屋大賞山本文緒新潮社島清恋愛文学賞
読書感想

《感想》◆盲目的な恋と友情◆
盲目的な恋と盲目的な友情、そこから生まれる歪みとは

人生を変えるような恋愛に夢中になる女性と、その女性を大切な友人、親友と思って接している女性。この二つの視点から描かれた、恋愛と友情の究極を描いた作品。この二つが大きくなった時に現れる歪みとズレに。最後の結末には思いの強さに恐怖を感じるかもしれません!
読書感想小説恋愛サスペンス
辻村深月新潮文庫
読書感想

《感想》◆殺人犯はそこにいる◆
衝撃のノンフィクション!この事実は知らなければならない!

女児を誘拐し殺害、ある男性が逮捕された。有罪が確定した男性は数年後に無実の冤罪被害者となる。釈放の様子をテレビで見た方も多いでしょう。この事件の裏には様々な真実が隠されていたのです。ジャーナリストの清水潔氏が少女たちの無念を晴らすために、執念でその小さな声に耳を傾け、そこにある真実を取り戻す!衝撃のノンフィクション!
読書感想ノンフィクション事件・事故
清水潔新潮文庫
読書感想

《感想》◆BUTTER◆
会う人を洗脳する彼女の存在とは!そしてその本性とは!

高齢の男性を自殺と見せかけて殺害した容疑をかけられた女性は、会う人を洗脳していく。実際にあった事件をモデルにしていると言われるこの作品が魅せる、人間の心の奥底に眠る誰にも言えない感情。徐々にそれを自分自身も認めて、前を向こうとする人間の心情の変化と料理のリアルな描写が読む人を引き込んでいきます。
読書感想小説心情・思想
柚木麻子新潮社
書籍・読書情報

《豆知識》
「新書」って一体何?本屋さんで見かけるスマートな形!
「新書」と呼ばれる本の特徴を解説!

本屋さんで見かける単行本とも文庫本とも違うサイズの「親書」と言われる本。スマートなサイズをしているこの新書と呼ばれる本は一体どんな本なのか、それについてはあまり知られていません。実はこの新書、読書をする人、これから読書を始めてみようと思っている人にとって、とても便利な本なのです。親書って一体どんな本なのかを解説します!
書籍・読書情報読書情報
豆知識
書籍紹介

《小説紹介》
長編推理小説「館シリーズ」とは!
著者「綾辻行人」が魅せる!ミステリの金字塔「館シリーズ」!

綾辻行人さんの大人気長編推理小説「十角館の殺人」。本屋さんで並んでいる書棚を見ると「〇〇館の殺人」というタイトルが沢山あるのに気付いた方も多いでしょう!これは綾辻行人さんのシリーズ作品「館シリーズ」と言われる作品です。ここではこの「館シリーズ」について詳しく解説・紹介しています。館シリーズについて知りたい方は必見です!
書籍紹介小説
シリーズ綾辻行人館シリーズ講談社文庫
書籍・読書情報

文庫本って一体何?
単行本で発売されたタイトルが文庫本でまた出版される謎!

単行本で出版された同じタイトルが文庫本で出版されることがあります!文庫本て一体何?と思っている方もいるでしょう。ここでは文庫本て何?そして単行本と文庫本の違い!更にそれぞれのメリットデメリットについて解説しています!文庫本の謎を解き明かしましょう!
書籍・読書情報読書情報
豆知識
読書感想

彼の証言に感じる「違和感」。その違和感の理由は切ない罪と罰
【白鳥とコウモリ】

守りたかった。ただそれだけ。だから嘘をついた。しかし、その嘘が事態を思いもよらぬ方向へと向かわせてしまった。優しさからついた嘘が罪なのか、その罪に与える罰は。真実が明らかになった時に白鳥とコウモリは果たして一緒に空を飛べるのか。その過ちは断罪させるべきなのか。東野圭吾氏の世界を存分に感じることが出来る作品です。
読書感想小説人生・人間ドラマサスペンス
東野圭吾幻冬舎
読書感想

その世界は本当に消えてしまっていい世界なのか
【消滅世界】

夫婦間のセックスがタブーとされ、家族という形も大きく変わってしまう未来の世界。今の世界を生きる私たちの感覚でこの作品をどう受け入れ、どう読むか。私たちが住むこの世界がこうなってしまうのか。消滅する世界を完全に消滅させることが出来るか。人間の本能と人工的な変化の静かな葛藤が描かれる。人間はどう順応していくのか!
読書感想小説心情・思想
村田沙耶香河出文庫
読書感想

理解しなくていい、ただそっといておいて欲しい
【正欲】

理解してほしい訳じゃない。ただそっとしておいて欲しい。想像できないことはこの世の中に多く存在しているということを思い知らされる作品。今までの自分の中の考えを新しい考え方へと導く作品。肯定的な傑作と捉えるか、否定的な問題作だと捉えるか、現代の多様性が網羅できていない世界の存在を知ることになる。
読書感想小説心情・思想
新潮社本屋大賞朝井リョウ
読書感想

あの人が僕を人間に戻してくれた。
【告解】

飲酒した上に人を轢いて逃げてしまった。その罪を償う刑期を終え出所してきた男性は、それからの人生をどう生きるか、生きるためには被害者の家族と会うべきなのか、自分は罪を償えたのか、罪を償うということがどういうことなのか、それを理解して分からせてくれたのは、ある意外な人物だった。罪を償うということを考えさせられる作品。
読書感想小説事件・裁判人生・人間ドラマサスペンス
薬丸岳講談社
読書アイテム

自作!ブックカバーを作ってみた!
本棚に並べた本に統一感を持たせることが出来るか?

沢山の本が並んだ本棚!本棚を眺めて満足しているのですが、ふと感じたこと「ちょっと統一感がないなぁ・・・」。そこで自作のブックカバーを作って統一感を出してみようと思い、色んな方のアイデアを参考にして作ってみました!我ながらいい作品が出来たと感じています。その作成過程を一挙公開!興味がある方は是非ご覧になってください!
読書アイテム
ブックカバー
書籍・読書情報

1日5冊も夢じゃない?誰でもできる速読法!
読むスピードを鍛えるのではない!読み方を変えるのだ!

読書が好きな人なら一度は「速読法」を試したことがあるでしょう。しかし、どうしても身に付かなかったという方が多いです。私もその1人です。そんな私が、これは出来たという速読法を紹介しています。これまでいろんな速読を試してきたけど身に付かなかったという方でも出来る速度法です。是非試してみてください!
書籍・読書情報読書情報
豆知識
読書感想

運命を狂わされた二つの同じ顔
【双頭の鷲は啼いたか】

電子書籍で読むおすすめの小説!「双頭の鷲は啼いたか」樹亜希さんの作品!3篇からなる短編集。偶然の事故で出会ってしまった同じ顔を持つ二人。彼らの人生が思いもよらぬことの発覚で大きく狂ってしまう!二人を出会わせたのは神の気まぐれか、それとも運命だったのか。予想外の展開が読み手を引き込む!
読書感想小説サスペンス
樹亜希幻冬舎
書籍・読書情報

ピースの又吉さんも受賞した芥川賞って!
一体どんな賞なの?直木賞との違いとは?

ピースの又吉直樹さんが「火花」という作品で受賞して話題となった「芥川賞」!受賞した又吉さんがお笑い芸人というよりも有名な作家さんというイメージに変わってしまうほど、すごい賞だと感じました。発表されるたびに大きな話題となる芥川賞、この有名な賞は一体どうやって作品を選んでいるのでしょう。芥川賞とは一体何かを解説しています!
書籍・読書情報読書情報
芥川賞豆知識
読書感想

私の推しがファンを殴って炎上しました・・・
【推し、燃ゆ】

第164回芥川賞受賞作品!2021年本屋大賞9位の入賞!話題の「推し、燃ゆ」の読書感想文です。現代の推しとファンの関係、ファンの少女の心情の変化を実にリアルにそして、テンポのいい文章で描いていく。まさに現代のリアルを細かく忠実に表現した作品だと感じました。納得の表現力で読者をその世界に引き込みます!
読書感想小説人生・人間ドラマ心情・思想
本屋大賞芥川賞宇佐見りん河出書房新社
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